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6年生 戦争体験を聴く会

公開日
2026/02/13
更新日
2026/02/13

校長室から

5時間目、6年生のみんなが「戦争体験を聴く会」ということで、体育館でお話を聴きました。

その様子を紹介します。

6名の方が話してくださり、班ごとに移動して2人の方のお話を聴きました。

まずは鈴木さんのお話を紹介します。


 当時「戦争に負けている」とは思うことは少なかった。B29が西から東へ飛んでいくのをおばあさんが見て「日本もこんないい飛行機がつくれるようになったから安心だ」と話していたのを覚えている。のちに、あれがB29だとわかり、おばあさんはがっかりしていた。家から2km離れた場所に爆弾が落ちた。アメリカの飛行機が基地に帰るのに、荷を軽くするために落としていったもので、爆発はしなかったようだ。松平か下山か覚えがないが、B29が1機落ちたという話を聞いた。学校に行き、サイレンがなると緊急下校になった。学校には大きな防空壕がなかったから、家に帰るように言われた。田舎だったので、食べるものはそんなに困らなかった。ただ美味しいものは当然食べられなかった。名古屋の方から親戚を頼って、疎開してくる人もいた。買出しに来る人も、やみやさんも来た。当時は物を売っても、買ってもいけなくて、国が配給という形で国民に配っていた。やみやさんは内緒で農家から食料を手にいれて、都会で販売する人たちだ。彼らは「自分たちが悪いことをしているのはわかっている。でも我々が運ばないと名古屋の人は半分死んでしまうんだ」と話していた。幼いながらに、都会は本当に大変なことになっていると実感した瞬間だった。