★シリーズ 高岡中の歴史 40-3
- 公開日
- 2026/01/11
- 更新日
- 2026/01/11
高岡中の歴史
令和8年度に創立80年を迎える本校。
これまでの歴史を振り返りつつ、これからの高岡中学校の発展に向けて一緒に考えていけたら幸いです。
■ 高岡中の歴史 【その40】-3
*高岡中学校開校36年目
昭和57年度(1982年〜1983年)
校長:野口 清市 校長(第9代)
生徒数:654人(男子:342人 女子:312人)
▶ 学校・地域の動き
・4月 前林中学校分離
・6月 大邸教育委員会来校(9名と遠山先生)
・7月 市中学校総合体育大会
*優 勝:柔道、ハンド女子
*準優勝:ハンド男子
・9月 第1回職員連絡会
・11月 新人戦(市長杯新人体育大会)
*優 勝:ソフトボール
格技研究発表会
県教育委員会指導訪問
・2月 市長さんと話し合う会
・3月 14歳の誓い(2年・第1回)
▶ 日本・世界の動き
・4月 フォークランド紛争発生
・6月 レバノン戦争(イスラエルがレバノン南部に侵攻)
ロッキード事件 政治家被告に有罪
東北新幹線開業
IBM事件発生 日本企業社員9名逮捕される
・7月 長崎集中豪雨
・9月 不燃物投棄場に大量のニセ5,000円札
PLO退去後、ベイルートの
パレスチナ難民キャンプで大量虐殺
・11月 ソ連書記長ブレジネフ氏逝去
中曽根内閣誕生
・1月 ソ連軍事衛星落下
・2月 警察庁指定「広域113号事件」犯人勝田清孝逮捕
・3月 臨調が最終答申
▶▶ 時代の概観 ▶▶
フォークランド紛争を皮切りに、レバノン戦争、また、PLO撤退後のパレスチナ難民大虐殺と、世界には戦火が絶えなかった。
一方、日本国内でも様々な不正事件が発覚した。ニセ秘宝展から特別背任容疑まで発覚した三越事件、元本部長が自殺までした大阪府警の賭博機警官汚職事件。これらの事件の中で、新たな内閣が誕生した。“風見どり” 中曽根総理大臣の誕生である。
*この年に関わる方が残した記録を紹介します。
■「格技指導推進発表会開く」
〜昭和55年〜57年度 文部省指定〜
昭和55年度より3か年にわたり、文部省より格技指導推進校の指定を受け、ここに研究の成果を発表する時がきました。
主題に掲げた「心身ともにたくましい」、そして健康であるということは、人間共通の願いであり、教育のめざす到達点だといえます。
本校における格技指導の歴史を振り返ると、柔道部の誕生は昭和26年で歴史も古く、過去には県大会上位入賞も幾度かあった。剣道部は発足して間もないが、昨年度は市内大会で好成績を収めた。
近年、学校教育の中にも格技指導の充実が強調され、柔道の特性が生徒の健全な心身の発達に果たす役割に期待がかけられている。
*柔道のねらいは…
・基本動作や対人技能を身につけ、
技能の程度に応じた試合ができる。
・目標をもって、
互いに協力して計画的に練習や試合ができる。
・相手を尊重し、
公正な態度で練習や試合ができるようになる。
・服装の清潔さ、練習場の安全を確かめたり、
禁止技を用いないなど健康・安全に練習や試合ができる。
特に相手を尊重し、ルールを守り礼儀正しく行動できることは、現在の学校教育の中ではぜひ必要なことではないでしょうか。そこで、本校では「心技一体」という格技の精神を重視し、学校生活の中に生かすように努めてきました。
■「研究発表会の開催にあたって」 *学校長:野口 清市
昭和55年度より3か年にわたって、文部省より格技指導推進校として指定を受けました。愛知県教委、豊田教育事務所、豊田市教委等のご指導のもとに、教職員一同、推進に努力を重ねてまいりました。その間、PTAおよび同窓会柔道OB等から寄せられたあたたかいご支援に対し心からの感謝を申し上げます。
なかでも開校以来の念願でありました武道場(市内最初)の竣工をみることができたことは、格技振興のために誠に意義深いことと思います。これを「錬成館」と名づけ、以後、まさに生徒の心身の「錬成」の場として、大いに活用してまいりました。
さて、「心身ともにたくましい生徒を育てる」ということは、学校教育の全領域で果たさなければならない重要な課題ですが、その解決に果たす格技指導の役割は大きなものであると考えています。
とはいえ、一朝一夕でできることはありませんが、「心技一体」の調和のとれた人間形成を目指し、一歩一歩、前進を図ってまいりたいと思っております。
先輩各位の心からのご指導をお願いします。
高中太鼓三願
一 鼓して 古の心を思い
二 鼓して 生きる喜びを
三 鼓して 明日を創らん
この高中太鼓は錬成館竣工を記念し、PTAより、心に響く教育を推進してほしいとの願いによって寄贈されたものであります。
*『高岡中学校 創立45周年記念誌』より
▶ 掲載写真の紹介
・上…格技指導研究推進(発表の様子)1
・中…格技指導研究推進(発表の様子)2
・下…格技指導研究推進(発表の様子)3