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10/15 今日の高岡中

公開日
2026/10/15
更新日
2026/10/15

校長室から

1984年、校舎の増改築で現在の校舎ができあがりました。そして、この年に設置された石碑(正門入ってすぐと玄関前の築山にあります)が今もなお健在です。実に40年以上も前から同じ場所にあるもので、一時、周りの木々に埋もれてしまったこともありましたが、現在はしっかりその姿を確認できるようになっています。(写真上・中)
 *歴史をつなぐため、今後もしっかり整備を進めていきたいと思います。

『夢』『誠』・・・ これからも大切にしていきたい文字です。


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■ 聴くことから、つながりが始まる

合唱コンクールに向けた練習が、本格的に進んでいく時期です。
教室や音楽室から歌声が聞こえてくると、学校全体が少しずつ本番に向かって動き始めていることを感じます。
合唱というと、きれいな声で歌うことや、音程を正しく合わせることに目が向きがちです。もちろん、それらも大切です。しかし、みんなで一つの歌をつくるために、もう一つ欠かせないことがあります。
それは、自分の声を届けると同時に、仲間の声を聴くこと。
自分のパートを一生懸命に歌うだけでは、歌声は重なっても、心まで響き合うとは限りません。隣の人の声に耳を傾け、ほかのパートの響きを感じ、互いの声を生かそうとする。その時、一人一人の歌声がつながり、学級ならではのハーモニーが生まれていきます。

この「聴く」ということは、歌う時だけに必要なものではありません。
友達が自分とは違う意見を話した時。家族が何気なく今日の出来事を話してくれた時。地域の方が、これまでの経験や思いを伝えてくれた時。・・・
私たちは、相手の言葉を聞いているつもりでも、次に自分が何を話そうか考えていたり、自分の考えに合う部分だけを受け取っていたりすることがあります。
けれど、少しだけ自分の思いを脇に置いて、相手の言葉を最後まで聴いてみると、それまで気づかなかった気持ちや、その人なりの理由が見えてくることがあります。

今日・10月15日は、世界の歴史においても、さまざまな出会いや対話について考えるきっかけとなる日です。
1933年のこの日、教育者であり国際連盟事務局次長も務めた新渡戸稲造が亡くなりました。異なる国や文化の間をつなごうとした新渡戸の歩みは、立場の違う人々が互いを理解しようとすることの大切さを、今に伝えています。
人は、同じ考えをもっているからつながれるとは限りません。違う考えをもっていても、相手を理解しようと耳を傾けることで、つながることができます。
合唱コンクールの練習でも、意見が食い違うことがあるでしょう。思うように歌声が合わず、悩むこともあるでしょう。そんな時、誰かの意見を否定する前に、まずはその思いを聴いてみる。自分の考えを伝えるだけでなく、仲間の考えから学んでみる。・・・ その積み重ねが歌声だけでなく、学級のつながりも深めていきます。
そして、私たちの暮らしも同じです。家庭でも、職場でも、地域でも、互いの声に耳を傾けることが、安心して過ごせる関係を育てていきます。
歌声が響き合うために、まず仲間の声を聴く。人の心が通い合うために、まず相手の思いを聴く。

本番の舞台で、どんな歌声を響かせますか?
今日も、目の前の誰かの声に、少しだけ丁寧に耳を傾けてみませんか?



■ 今日の予定 —————
 ・合唱特別日課(45分日課) 6時間授業
 ・月曜授業(午前)
 ・合唱タイム(給食後・6限後)
 ・学校体験活動 *大学生来校
 ・最終下校 ➡ 16:10