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★シリーズ 高岡中の歴史 47-8

公開日
2026/03/01
更新日
2026/03/01

高岡中の歴史



令和8年度に創立80年を迎える本校。

これまでの歴史を振り返りつつ、これからの高岡中学校の発展に向けて一緒に考えていけたら幸いです。


■ 高岡中の歴史 【その47】-8

 *高岡中学校開校42年目 平成元年度(1989年~1990年)

  校長:杉浦 邦康 校長(第11代) 生徒数:721人(男子:379人 女子:342人)


▶ 学校・地域の動き

 ・6月 防災講演会 愛知教育大学大和先生

 ・7月 市内大会ハンドボール会場

    市内大会:ハンドボール男女優勝、サッカー優勝

    西三大会:ソフトボール優勝、ハンドボール男子優勝

 ・8月 ソフトボール

    県大会準優勝、東海大会優勝、全国大会3位

     *ソフトボール全国大会出場壮行会

      (PTA、教職員ら観光バス2台・約100名応援に)

 ・9月 豊田市地域防災訓練会場

    福祉活動車いす体験活動

    全校対話集会(欠席0運動について)

 ・10月 教育研究集会会場

 ・11月 世界デザイン博覧会全校見学(名古屋白鳥会場)

 ・12月 天皇誕生日(この年より)


▶ 日本・世界の動き

 ・4月 消費税スタート

 ・5月 偽装難民が続々来日

 ・6月 宇野内閣誕生

    天安門広場で戒厳部隊発砲

 ・7月 伊東沖で海底噴火

    参議院選挙で与野党逆転

 ・8月 海部内閣誕生

    連続幼女誘拐殺人事件

 ・10月 サンフランシスコ湾岸地震

 ・11月 ベルリンの壁崩れる

    日本労働総連合発足

 ・12月 マルタで米ソ首脳会談

    コロンビアで麻薬戦争

    米軍、パナマに侵攻

 ・2月 総選挙で自民・社会が躍進

 ・3月 ゴルバチョフ氏ソ連初代大統領に就任


▶▶ 時代の概観 ▶▶

 「昭和」から「平成」へと元号が変わり、世界的にも大きな変動のある一年だった。天安門事件に始まり、ベルリンの壁の崩壊、ルーマニアでの政権崩壊など、新しい時代への幕開けの年となった。

 希望の光が世界に満ちあふれる一方、日本では竹下、宇野、海部へと目まぐるしく政権は動いた。連続幼女誘拐殺人事件など、暗い世相の中、礼宮さまの婚約は明るい話題として人々の心を和ませるものだった。



   *この年に関わる方が残した記録を紹介します。


■「全国大会出場に思う」 *杉浦 邦康 校長

 生徒も教師も、誰しも一度は経験してみたい全国大会へ、女子ソフト部が出場した。全国に10,500余の中学校があるようですが、ベスト4に入るということは誠にすばらしいことであった。

 地域の人々も自分のことのように喜び、遠路米子市までバスケ応援に駆けつけたり、区長さんをはじめ先生・生徒・PTA・OBなど、予想もしなかった多くの人々の祝福の出迎えまでしていただき、心暖まるものを感じた。

 更に同窓会から祝福のメダルや記念アルバム、ユニフォームなどを贈っていただけるとのこと、生徒の感激はひとしおであった。

ともあれ、全国大会出場で最も満足感を味わったのは3年生選手諸君であったに違いない。

 この思いは、厳しい練習に耐え、互いに信頼し合ってここまで登りつめたという実感があるからこそである。また、最後の試合に至るまで、一人も大怪我や病人も出ず、全員で試合に臨めたことも重要な要素である。しかも、ひとりひとりの勝利に向けての気合いのこもった、はりつめた決意が胸中に合ったからこそである。

 こうした選手諸君の「やった」という満足感や、強い忍耐力・精進・思いやりなど、心の成長を間の前にするとき、我々教師のねらう教育目標が真に実現できた思いがして歓喜に堪えない。ソフト部が投じた一石が、他のすべての活動へも波紋として広がり、強い影響力を及ぼしてくれることを心から願ってやまない。


■「最後の大会を終えて」 *ソフトボール部主将

 全国大会という、最も大きな大会に出場でき、また、3位という好成績を残すことができました。1年生から今まで毎日つらい練習でしたが、ソフトボールを続けて本当によかったと思います。それに何よりも地域の方には、いつも多くの応援をしていただいて、本当にありがとうございました。


■「ソフトボール全国大会」 *ソフトボール部監督

 「勝負は時の運」とはよく言ったものである。市内大会3位の我がチームが、実に1点差勝負を5度勝ち進んで東海大会優勝、全国3位の栄冠を得たのだから。この栄冠は強運に恵まれたこともあるが、選手もよくがんばった。それに地域をあげての支援もすばらしく、米子に駆けつけていただいた応援団は全国一だった。


■「努力の甲斐あって」 *ソフトボール部監督

 開会式、本校選手の入場を見た役員、審判団から、ひと際大きな拍手がおこった。大会終了後一人の役員に「大変立派な試合、気持ちよいマナーを見せてくださるチームで、大会を盛り上げてくださり、ありがとうございました」と感謝の言葉をいただいた。日頃の細かな指導に基づき努力した部員の功績である。


■「全国大会を応援して」 *PTA会長

 8月20・21日の両日、鳥取県米子市において「第11回全国ソフトボール大会」が開催され、この度、本校PTAより応援体制をお願いし、募集したところ54名の参加者があり、8月19日午後10時30分健康堂前に集合し、11時にバス、ジャンボタクシーに分乗し、490km離れた米子市に向かった。バスの中では、互いの意思の疎通を図ることができ、和やかな雰囲気であった。翌20日米子駅前にて朝食を取り、9時20分試合会場に到着し、猛暑の中での応援となり、第1回戦栃木県野崎中学校との対戦では6対3で勝ち、第2回戦は、福岡県治郎丸中学校で優勝候補との対戦も5対4で勝ち、この2試合を見た結果、優勝の期待を抱くこととなり、ホテルの夕食時に応援団全員で優勝祈願をした。

 翌21日、試合開始前ににわか応援練習を行い、応援に備え準決勝戦に臨んだ。準決勝戦は、兵庫県天王寺川中学校戦で、本校再三のチャンスを逃し延長10回タイブレークで0対1で惜しくも負けてしまった。試合終了と同時に選手たちの顔から涙が光る場面があった。この時点で全国第3位が確定し、選手一同を盛大な拍手で迎え健闘を称えた。

 全国大会初出場にて第3位の輝かしい成績を収めることができたことは、ひとえに、日頃PTA活動に対し、皆様方のご理解とご協力の賜物と深く感謝申し上げます。




   *『高岡中学校 創立45周年記念誌』より



▶ 掲載写真の紹介

 ・上…学校体育表彰・ソフト部全国大会3位入賞

 ・中…ソフト部全国大会3位・賞状

 ・下…ソフト部全国大会の様子