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★ シリーズ 高岡中の歴史 20-6

公開日
2025/08/25
更新日
2025/08/25

高岡中の歴史

 
令和8年度に創立80年を迎える本校。
これまでの歴史を振り返りつつ、これからの高岡中学校の発展に向けて一緒に考えていけたら幸いです。


■ 高岡中の歴史 【その20】-6
  *高岡中学校開校16年目
   昭和37年度(1962年〜1963年)
   校長:飯田 鉄雄 校長(第3代)
   生徒数:1,362人(男子:691人 女子:671人)
   教員数:34人

▶ 学校のうごき
 ・5月 創立15周年記念式典、郷土産業展
     遠足(1年:新舞子、2年:形原、3年:洲原池)
     体育大会
     同窓会結成大会(初代会長:近藤穂積氏)
 ・7月 全国学力テスト実施
     郡大会優勝
     (野球・バレー男子・バスケット男女・柔道)
     西三大会(柔道:優勝、バスケ:3位)
     台風14号襲来 損害大
 ・9月 井戸竣工検査、針供養
 ・10月 遠足(1年:洲原池、2年:三好池)
     修学旅行(3年)、県大会(柔道:3位)
 ・1月 東海3県英語学力コンクール 西三1位
 ・2月 図書館コンクール 文部大臣賞受賞
 ・3月 青空卒業式、技術教室竣工(木造)

▶ 地域のうつりかわり
 ・4月 名古屋放送局開局、豊田工業高等学校設置
     高岡農業協同組合誕生、久澄橋完成
 ・9月 豊田・高岡・知立間にバス開通
 ・10月 高岡町郡市計画推進協議会発足
 ・11月 長距離電話 東京・名古屋間即時化
     町人口 2万人突破
 ・1月 市営し尿処理場完成、新市庁舎完成
     名四国道開通、羽布ダム完成
 ・3月 本町消防団 県表彰受賞
     昭和38年度歳入予算総額 118,487,813円
     高美団地造成はじまる、高岡郵便局新局舎完成

▶ 日本のできごと
 ・4月 水ききん
 ・5月 常盤線三河島事件、皇太子夫妻 アジア訪問
 ・7月 コレラバナナ事件
 ・8月 堀江謙一 小型ヨットで太平洋横断
     国産旅客機YS11試験飛行
 ・10月 女子バレー(日紡貝塚)世界大会優勝
 ・1月 「歌会始」の入選歌 盗作事件
     愛大山岳部薬師岳で遭難
 ・2月 北九州市発足、流感(A2型)流行 休校続出
 ・3月 北陸トンネル完成、吉展ちゃん誘拐事件

▶ 世界のできごと
 ・4月 太平洋核実験再開(アメリカ)
 ・5月 ニューヨーク株式大暴落
 ・6月 ILO労働時間短縮案採択
 ・7月 通信衛星テルスター打上げ(アメリカ)
 ・8月 EECに準加盟(イギリス)
 ・9月 イラン北西部に大地震
 ・10月 キューバ海上封鎖(アメリカ)
 ・11月 国境紛争激化(中国・インド)
 ・12月 中ソ論争表面化
 ・2月 クーデター(イラン)
 ・3月 国境条約調印(中国・パキスタン)


▶▶ 時代の概観 ▶▶
 東京の人口がついに1千万人を突破。人口密度が濃くなると事故も大きくなり、5月3日には常盤線三河島構内で列車事故があり、乗客160人が死亡しました。
 9月には東海道新幹線の新丹那トンネルが開通しました。
 若者の間にツイストのリズムが流行し、若い女性がボーイッシュルックに夢中になりました。
 金田正一投手が奪三振の世界記録を樹立した年でもあります。
 昭和38年1月、豪雪の薬師岳での愛大山岳部の遭難事故は、今でも記憶に新しい出来事でした。


 この年に関わる方が残した記録を紹介します。

「30年の思い出」  *初代同窓会長
 戦後間もない昭和22年に、国の教育改制により6・3・3制が発足して、高岡中学校も産声をあげました。軍の倉庫と化していた教室も整えられ、私たちが勉強できるようになりました。紺のももひきで壁土をねったり、囲いの板はりまで作業をやっておられたところへ来客があった。「校長さんに会いたいのだが」と尋ねられた時に「私が校長じゃがの」と言って客をびっくりさせられた加藤校長。子供のために骨身惜しまず校舎を修繕された姿を、30年過ぎた今日でも心のどこかに記憶して残る、唯一のエピソードとしての思い出です。
 現在の地に新しい中学校建設のために敷地の整地が始まったのもその頃でした。木材や瓦の運搬の手伝いや農作業等30年前の高岡中学校での生活の中で、勉強とは別に先生とともに行動をしてきました。今の時代ではちょっと考えられないことと思いますが、勉強の他にその仕事に従事し、物を作り出すことによって養われた、自然の中に飛び込んで体で学ぶ教育とでも言いますか、これらが自分自身期のつかぬまに我が身についていたように思います。あれから30年の月日が過ぎ去り、もう40代も半ばになりました。過去のよき思い出として心に深く焼きついております。
 学校生活の本来の姿である勉強も大切ではあるが、課外授業として、体対体で教えてくださった先生に、小さな体でそれに向かっていく心が、今日の私を大きく支えてくれていると思います。卒業後りっぱに完成された中学校に、2〜3度訪れたこともありましたが、忙しさにまぎれてだんだん遠のいてしまいました。
 15年前に高岡中学校創立15周年を記念して、同窓会ができる運びとなり、微力ながら卒業生の一人として参加させていただきました。同窓会設立に当時の先生方、地区役員としてお世話くださった同窓生諸氏と準備に半年余りの交わりの中で、卒業後15年過ぎ、その間に高岡中学校ならではの校風も生まれ育ち、養われ、後輩に受け継がれてきたのを心強く感じました。それにもまして、初代校長をはじめ歴代の校長さん、諸先生の子弟に対して、厳しく、優しく指導してくださった心を、私たち同窓生がしっかり心に受けとめて自分自身のものにせられた努力であったと思います。素朴で明るい気持ちをまざまざと感じ取ることができ、半年間を楽しく過ごさせていただきましたことを深く感謝しています。
 30年の思い出としては物足りない感じですが、私自身が感じましたことを、乱文ではありますが、高岡中学校の一同窓生として、この学校を母校にもって幸福だったと心から感謝の念でいっぱいです。この度、30周年事業に取り組んでおられる皆様に心より事業の成功を祈念して、分を終わらせていただきます。


   *『高岡中学校 創立30周年記念誌』より



▶ 掲載写真の紹介
 ・上…活躍する部活動 *記念誌より
 ・中…活躍する部活動(野球)
 ・下…活躍する部活動(バスケ)