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心のこもった文化祭

 11月17日(水)から19日(金)までの3日間にわたり、文化祭が開催されました。今年は新型コロナウイルス感染症の感染防止対応から、発表につきましては録画した映像での鑑賞とさせていただきました。発表映像は、どの発表グループにも、発表の中に毎日の学習の様子、楽しそうに夢中で取り組む様子、自分たちの発表をよりよいものに作り上げようと真剣に取り組む様子を見ることができる素晴らしいものでした。また、発表映像を鑑賞された方の中には涙を浮かべる方もいらっしゃるなど、子どもたちの発表に込めた思いが感動を与える、充実した内容の発表でもありました。
 販売された作業製品も、保護者様にたくさんご購入いただきました。製品が売れたことは、製作に取り組んできた子どもたちにとっては充実感を感じる、また自信につながる機会になったと思います。
 PTAによるバザーも、今年は無人販売となりましたが、子どもたちはとても楽しんでいました。ご準備いただきましたPTA役員の皆様に感謝申し上げます。
 例年とは異なるスタイルの文化祭でしたが、子どもたちの生き生きとした姿、子どもたちを支える保護者様のお力により、素晴らしい文化祭にすることができました。

これぞ学校教育

 10月に入ってからは、新型コロナウイルス感染症の感染者も随分、少なくなってきました。引き続き感染症対策には十分留意していかなくてはいけませんが、地域の方による出前コンサート、そして日帰り日程で計画した修学旅行も無事に実施できました。
 出前コンサートは高等部教育課程Cで学ぶ生徒たちの授業として行われ、地元の松平わ太鼓の皆様による演奏でした。音はアリーナ内に響き渡り、とても迫力がありました。聴くだけではなく、自分たちも太鼓をたたく、たたかれた太鼓の振動を感じるなどの体験もあり、生徒たちはとても楽しそうでした。
 そして、卒業学年にとってかけがえのない思い出の一つとなる修学旅行。小学部は豊田市内、中学部は名古屋市、高等部は南知多方面にバスで出かけました。小学部はクラウンショー、中学部はバスでの名古屋市内観光、高等部は砂時計作りと、子どもたちが楽しめる企画を取り入れ、おいしいランチも楽しみました。学校に帰ってきたときの子どもたちの様子から、とても楽しい1日を過ごすことができたことを感じました。
 これまでの自粛生活の中で、学校内での学習に終始することがほとんどでしたが、現在の感染状況において、今回のような出前コンサート、そして修学旅行ができるようになりました。日常とは異なる学習を体験して喜ぶ子どもたちの表情を見ると、「これぞ学校教育」と強く感じました。日々の学校生活の中で変化があり、また充実感がもてる学習を展開していきたいと思います。

贈呈式

 9月にはタイコエレクトロニクスジャパン合同会社様からのスヌーズレン関係とエアートランポリンの寄附に関しまして、贈呈式のお知らせをいたしました。10月8日(金)に支店長様、部長様に御来校をいただき、収録した映像でしたが、寄附をいただいた学習教材で、子どもたちが楽しく活動している様子を見ていただきました。その後、全校の代表として、小学部の子どもたちが手作り感謝状と高等部の作業製品をお渡しし、感謝の気持ちを伝えました。

【写真】左:お礼の言葉 中:お礼の品贈呈 右:記念撮影
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自粛、縮小の中にも楽しみを!

 夏休みが明け、全校児童生徒のにぎやかな声で始まる学校生活のはずが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、分散登校でのスタートとなりました。オリンピック、パラリンピックの盛り上がりと反する学校生活の静かさに寂しい気持ちを感じます。 
 しかし、長い自粛の中にも子どもたちの気持ちの高まりを感じ、学校も子どもたちが楽しめる学習を進めています。
 気持ちの高まりを感じるものの一つは、パラリンピックのボッチャです。日本人選手が金メダルに輝いたことが話題となりました。この夏休みの思い出を尋ねると、一番にパラリンピックのボッチャを紹介してくれる生徒もいました。身近なスポーツだけに子どもたちも楽しみにして見ていたようです。このパラリンピックを機に、本校にボッチャの用具を借りたい、という学校がいくつもあります。地域に普及し、地域ぐるみで楽しめる時期の到来が待ち遠しいです。
 また、夏休み明けの学校生活の様子を見ると、分散登校のため学級の友達は少ないですが、友達や先生方とともに楽しそうに学習をしています。感染症対策のため、教育活動は縮小しての実施になることもありますが、縮小の中でも最大限にできることを模索し、子どもたちが「楽しい!」と実感できる時間を大切にしていきたいと思います。
 ところで、8月の終わりにタイコエレクトロニクスジャパン合同会社様から学習教材の寄附をいただきました。毎年、子どもたちが楽しめる学習教材を寄附していただいていることに感謝です。今年は、スヌーズレン関係とエアートランポリンです。すでに学習で体験した子どもたちもいますが、とにかく笑顔いっぱい、楽しそうな表情でした。少し先ではありますが、10月に贈呈式を予定しています。

緊急事態宣言の発令に伴う分散登校の実施について

7月の出来事

 7月21日(水)から夏季休業に入りましたが、7月27日(火)から8月2日(月)までの5日間は夏季登校日として午前日程で授業を行っています。休校時の学習を少しでも補えるようにしたいと思います。
 さて、この7月を振り返り、いくつかの出来事を紹介します。
 一つ目は、12日(月)のことです。地域の方から本校の小学部、中学部の子どもたちにマスクの寄贈がありました。寄贈してくださった方はご自身でマスクを作られ、学校等に寄贈する活動をされており、本校高等部生徒が立哨活動をしているのを見かけたのをきっかけに、ホームページで本校を知り、今回の寄贈につながりました。小学部、中学部の子どもたちは家庭に持ち帰っておりますが、感染防止に日々向き合って活動をされ、子どもたちの健康を願って届けてくださいましたことをとてもありがたく思います。
 二つ目は16日(金)の芸術鑑賞会です。名古屋フィルハーモニー交響楽団で弦楽器を担当していますアーチスト5名による演奏会でした。感染症対策で演奏会場での鑑賞と教室でのオンラインによる鑑賞に分かれましたが、子どもたちはとても楽しそうでした。コロナ禍でも子どもたちが楽しめる学習を大切にしていきたいです。
 三つ目は新厨房完成です。懇談会に合わせて保護者様に新厨房の見学をしていただきました。9月からの形態食への関心が高いことと思います。この新厨房は3年にわたる大きな計画であり、関係者一同、完成を心待ちにしておりました。28日(水)には豊田市教育長様、新厨房の設計に関わってこられた歴代校長先生が見学のため、来校されました。本校栄養教諭の説明を聞きながら素晴らしい設備を見られたときの皆様の笑顔が印象的でした。
 子どもたちのために素晴らしい厨房を作っていただきましてありがとうございました。

子どもたちの学習 再スタート

 例年よりも早い梅雨入りでしたが、比較的過ごしやすい日々が続き、6月も下旬に入りました。
 今月は新型コロナウイルス感染症に伴う臨時休校等で登校できない期間があり、子どもたちには友達や先生と会えない寂しい思いをさせてしまい、保護者様にはさまざまな面で御心配、御迷惑をおかけしました。
 今後、感染症対策により、一層留意するとともに、熱中症対策もしっかりと行い、子どもたちが日々、健康で学校生活が送れるようにして参ります。
 6月22日(火)には久しぶりに全校児童生徒が登校し、学校に活気が戻ってきました。
 小学部、中学部、高等部それぞれに、この時期に行うべき大切な学習がありますが、子どもたちは楽しそうに、また意欲的に学習に取り組んでいます。来春、社会へ巣立つ高等部3年生は進路先を決める就業体験があります。緊張することと思いますが、自分らしさを十分に発揮し、有意義な就業体験になるように期待をしています。
 ところで、今年度、全国障害者スポーツ大会の選手として中学部から2名、高等部から2名、計4名の生徒が選ばれました。選手のみなさん、おめでとうございます。これからも練習を積み、大会当日は力いっぱい頑張ってほしいと思います。全国の選手との交流がもてるのも楽しみですね。

地域の方々の御支援に感謝!

 新年度が始まり1か月半。新緑の5月と言われるさわやかな時期ではありますが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大から、従来のイメージとは程遠い閉塞感のある5月と感じております。しかし、学校の中は、ずっと子どもたちの笑顔がいっぱいです。子どもたちに元気をもらう毎日です。そして、地域の方々のお力添えもまた、活気ある学校の源となっています。
 今回は、この1か月半の間で、本校が「地域にあり、地域に支えられる学校」と感じる主なことを紹介します。 

【一つ目:スヌーズレンの寄贈】
 4月19日(月)から21日(水)までの3日間に分散して行ったPTA総会では、子どもたちが学習しているスヌーズレンを保護者様にも体験していただきました。アリーナの広い空間でしたが、現実から幻想的な世界に切り替わり癒しの時間を過ごしました。
 スヌーズレンは昨年度、タイコエレクトロニクスジャパン中部支社様から子どもたちの学習の充実のために御寄贈いただいたものです。保護者様にも体験によって子どもたちの学習を知っていただくよい機会となりました。

【二つ目:雑巾の寄贈】
 4月27日(火)に、社会福祉法人さわらび会の認知症対応型グループホーム「フジ」の管理者様が、「フジ」の皆様による手作りの雑巾をたくさん届けてくださいました。「コロナ禍だからこそ、雑巾を作り学校へ届け、掃除や消毒に使っていただきたい」との思いで作られたお話を伺い、とてもありがたく思いました。

【三つ目:逢妻地区の方々による校内除草作業】
 5月10日(月)に逢妻地区民生委員児童委員協議会様による奉仕作業として、本校の除草作業が予定されていました。二日後には緊急事態宣言も出されるという状況で今回は中止となりましたが、30名もの方が来てくださる予定であったことに感謝の思いでいっぱいです。

 今後も地域とともにある学校として、地域の皆様方とのつながりを大切にしていきたいと思います。本校で生き生きと学ぶ子どもたちの姿もたくさん見ていただけることを願っております。

令和3年度の始まりにあたって

 この4月から豊田市立豊田特別支援学校に赴任しました校長の太田充雄と申します。
 校訓「今こそ よく考える子、助け合う子、頑張る子」にあります「今こそ」に込められた在学中のさまざまな成長を願って教育活動の充実に努めてまいります。
 また、関係機関及び地域と学校が十分に連携をとり、一体となって教育を進めてまいります。

 さて、4月6日(火)には入学式、前期始業式が行われ、令和3年度の学校生活がスタートしました。教室では子どもたちのうれしそうな表情が満ち溢れ、学校生活の始まりを待ち望んでいた気持ちが伝わってきました。
 令和3年度の入学生は、小学部4名、中学部4名、高等部14名の計22名。
 式の中では次のようなお話をしました。
【小学部入学生の皆さんへ】
早く学校生活に慣れ、笑顔で楽しい毎日が過ごせるようになりましょう。
【中学部入学生の皆さんへ】
今まで学んだことを生かし、またこれから新しく学ぶことを身に付け、自分の力を伸ばしていきましょう。
【高等部入学生の皆さんへ】
自分らしく生活をするために、目標を立て、目標の達成に向けてチャレンジしていきましょう。
【進級をした在校生の皆さんへ】
「継続は力なり」の言葉にあるように、毎日の積み重ねは必ず皆さんの力となります。一日一日を大切に過ごしましょう。

 この一年の学びが子どもたちの豊かな生活につながるよう、教職員一同、努力してまいります。
 保護者の皆様におかれましては、本校の教育に御理解、御支援を賜りますよう、お願いを申し上げます。
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