本日は、衣丘小学校にて、性に関する特別支援教育研修会が行われました。
近隣の小中学校教員をはじめ、保護者の皆さんも多数参加されていました。
本校からも多くの職員が参加しました。
講師は、障がいのある方々のくらしに必要な様々な相談支援等をされている、むもん支援センター長の殿内様です。
性の教育は、障がいの有無にかかわらず、避けて通れない大切な領域です。
最近では、人権、性の多様性、ジェンダー、性差別、性暴力、メディアリテラシーなどの視点から「性」「らしさ」を問い直し、幸福に焦点を当てた「包括的性教育」が主流になっています。
こうした点も踏まえて、同意すること、拒否すること、責任をもつことなど、それぞれの具体的な事例をあげながら子どもたちに寄り添った性へのかかわり方、アドバイスの仕方を教えていただきました。
自分も他者も、身体や感情を大切に扱うこと、身体の境界線を守ることが、人としての尊厳と人権を尊重することにつながるのです。
終盤には、参加者が自分だったらどんな言動をとるかを話し合うケーススタディーもあり、とても学びの多い研修会となりました。
保護者の皆さんと教員が同じ目線で学びを共有できたことも大きな収穫でした。