10/31 3・4年 図工「読書感想画」
🎨読書から広がる音の世界🎨
3・4年生の図工では、読書感想画の制作がいよいよ完成に近づいてきました。物語の世界を絵で表現するこの活動では、子どもたち一人一人が本の中の印象的な場面を選び、色や構図、登場人物の表情などに工夫を凝らして描いています。 ある児童の作品テーマは「音楽」。楽しい演奏が聞こえてくるような、音に満ちた世界が広がっています。リズムに乗って踊る動物たち、海辺で歌うキャラクター、空を飛びながら楽器を奏でる場面など、子どもたちの自由な発想が画面いっぱいに表れています。 制作にあたっては、タブレットを使って資料を検索し、楽器の形や動物の動きなど、細かい部分までよく観察して描く姿が見られました。「この楽器、どこを持つの?」「イルカのひれってどう動く?」と、調べる力と表現する力を組み合わせながら、作品づくりに取り組む様子はとても頼もしく感じられます。 読書と図工がつながることで、物語の世界がより深く、より豊かに広がっていく――そんな子どもたちの創造力が輝く時間となりました。
10/29 6年 理科「金属と塩酸のふしぎな関係」 2
🧪3つの試験管で見えた“変化”と“発見”🧪
さらに、それぞれを加熱したことで「塩酸は溶質が塩化水素で、常温で気体の物質だから、蒸発皿に花野も残らない」「塩酸にアルミニウムが溶けたものを加熱すると、白い結晶が残る」「アルミニウムと塩酸が反応して、別の物質に変化したんだ」と、気づきを深めていきました。 目に見える変化を通して、物質の性質や反応のしくみを深く理解していく6年生。理科の授業は、子どもたちの「なぜ?」を育てる、発見の連続です。
10/29 6年 理科「金属と塩酸のふしぎな関係」 1
🧪3つの試験管で見えた“変化”と“発見”🧪
6年生の理科では、「水溶液の性質と金属の反応」についての学習が進んでいます。今回の授業では、水にアルミニウムを入れたもの、塩酸にアルミニウムを入れたもの、塩酸に何も入れないもの――この3つの試験管を用意し、対照実験を行いました。 子どもたちは、3つの試験管を並べてじっくり観察。水にアルミニウムを入れたものは、変化が見られませんでしたが、塩酸にアルミニウムを入れた試験管では、すぐに泡が発生し、「何かが出てる!」「ぶくぶくしてる!」と驚きの声があがりました。一方、塩酸だけの試験管には変化がなく、「アルミニウムが入ったから反応したんだ!」と、子どもたちは違いを見比べながら、反応のしくみに気づいていきました。
10/29 5年 理科「どこまで溶ける?」 3
🧂実験で見つけた「限界」の感覚🧂
実験を通して、物質によって溶ける量が違うことを、目で見て、手で感じて、実感をもって理解した子どもたち。「なんでミョウバンは少ないの?」「温めたらもっと溶けるかな?」と、新たな疑問も生まれ、理科の学びがさらに深まっていきます。 さらに一歩進めて、「水の温度を上げると、溶ける量はどう変わるのか?」という新たな問いに挑戦しました。 子どもたちは、ガスコンロでビーカーに入った水溶液を温めながら、食塩とミョウバンをそれぞれ加えていきます。すると、ミョウバンは加熱することでさらに多く溶けることが判明。「さっきは残ってたのに、今は全部溶けた!」「温めると溶け方が変わるんだ!」と、驚きと発見の声があがりました。 一方、食塩は加熱しても溶ける量がほとんど変わらず、「食塩は温度に関係ないのかな?」「物によってちがうんだ!」と、物質ごとの性質の違いに気づく子も。実験後には、「温泉の成分も関係ある?」「寒いときはどうなる?」など、生活とつながる疑問も飛び出しました。 同じ条件で比べることで、違いがはっきり見えてくる――そんな「対照実験」のおもしろさと、科学する心を育む授業となりました。
10/29 5年 理科「どこまで溶ける?」 2
🧂実験で見つけた「限界」の感覚🧂
続いて、溶質を「ミョウバン」に変え、同じく常温の水50gにどれだけ溶けるかを調べる実験に挑戦しました。子どもたちは、食塩のときと同じ手順で、5gずつミョウバンを加えながら、かき混ぜて観察。すると、「あれ?もう溶け残ってる!」「食塩より早く限界がきた!」と、驚きの声があがりました。 この体験を通して、子どもたちは「溶質が水には溶ける量に限りがある」ということを、頭だけでなく、手と目と心で理解していきました。実験後には、「溶け残った食塩はどうなるの?」「温度を変えたらもっと溶ける?」と、さらに深い問いを生み出す姿も見られました。
10/29 5年 理科「どこまで溶ける?」 1
🧂実験で見つけた「限界」の感覚🧂
5年生の理科では、「ものの溶け方」についての学習が進んでいます。今回の授業では、常温の水50gに食塩がどれだけ溶けるかを調べる実験に取り組みました。 子どもたちは、電子てんびんを使って5gずつ食塩を量りながら、少しずつ水に加えていきます。最初の5g、次の10g、15g…と、かき混ぜるたびに「まだ溶ける!」「透明になった!」と驚きの声。しかし、20gを加えたとき、様子が一変します。「あれ?下に残ってる…」「もう溶けないのかな?」と、目に見える変化から“限界”を実感する瞬間が訪れました。
10/29 5年 理科「溶け方」のひみつにせまる!
🧪タイムラプスで見えた、かき混ぜる vs 放置のちがい🧪
5年生の理科では、「ものの溶け方」についての学習が進んでいます。前回の授業では、コーヒーシュガーを水に入れたとき、かき混ぜる場合とそのまま放置する場合で、どのように溶け方が変わるのかを調べる対照実験を行いました。 子どもたちは2つのビーカーに同じ量の水とコーヒーシュガーを入れ、一方はガラス棒でかき混ぜ、もう一方はそのまま放置。その様子を、学習用タブレットのタイムラプス機能を使って記録しました。時間の経過とともに、どちらが早く、どのように溶けていくのかを動画で確認できることで、目に見えにくい「溶ける」という現象を、より実感をもって理解することができました。 「かき混ぜた方がすぐに透明になった!」「放置した方は、下に砂糖がたまっていたけど、時間がたつとちゃんと溶けていた!」と、子どもたちは動画を見ながら気づきを共有し、溶け方のちがいを比較検討。実験結果をもとに、自分の考えをノートにまとめたり、仲間と意見を交換したりする姿が見られました。 学習用タブレットを用いて、時間の流れを凝縮して観察できるタイムラプスは、子どもたちの「もっと知りたい!」という気持ちを引き出す強力なツールとなっています。これからも、身近な不思議を科学の目で見つめ、考える力を育んでいきます。
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