4月8日 第1回避難訓練 2
校長先生のお話
「今日の避難訓練の目標は、新しい教室から安全に避難する経路を知ることと、地震や火事が起きた時に、大切な命を守るためにどのような行動をとるかを、覚えるのが目的です。教室にもどったら、先生と振り返りをしっかりしてくださいね。 地震は、「いつ起きてもおかしくない」と言われています。 それは、「いつか起きる」という意味ではなく、「明日起きてもおかしくない」「今日起きてもおかしくない」という意味です。昨日の9時30分に愛知県東部の地震が起きました。緊急地震速報のない震度3の地震で、大きな揺れで怖い思いをしましたが、とっさに机の下にもぐるという避難行動がとれた人が多いと聞いて、安心しました。昨日は、日本中で、規模の小さなものを含めると、沖縄・大阪・岐阜・鹿児島など6回の地震が起きました。小さな地震は実は、毎日にように日本のどこかで起きているのです。当たり前の自然現象と受け止め、自分の命を守る人になりましょう。 地震から、自分の命を守るために、みなさんは何ができますか?大切なことは、ふざけたり、パニックになって泣いたりせずに、落ち着いて行動することです。学校や家にいる時は先生や家族の指示がありますが、登下校の時は、通学班の班長さんや高学年の人の判断が求められます。 一人でいる時はどうでしょう?心細くて泣きそうになったり、何もできなくてただ立ちつくしてしまったりするかもしれません。でも、それでは自分の命を守ることはできませんね。建物の中にいる時は、机の下にもぐる。道を歩いている時は、なるべく広い場所を見つけてそこでしゃがむなど、今日のような訓練がきっと役に立ちます。いつか必ず起きる自然災害のために大切な「命を守る」行動をしていきましょう。」 |
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