授業や行事,石野中の自然について,旬な情報をお届けします。生徒の学習や活動の様子,石野中を囲む自然の様子をご覧ください。 

5/31 本番初日

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学校でも始めて見つけました。

あまり聞き慣れないイボタノキですが、実は全国の山野に自生するモクセイ科の植物です。他の植物を上回り、色んな用途が出てくるのがイボタノキです。この樹木自体を利用する方法もあれば、イボタノキだけに付く特殊な虫を利用する方法も存在しています。
当初は誰もが意味不明に思ってしまうイボタノキとは和名で、学名をLigustrum obtusifoliumと言います。イボタと略されることもありますが、イボタノキを漢字で書けば「疣取木」となるそう。イボタノキのイボとは疣の意味であり、つまりイボタは「イボを取る」という意味です。これは昔からイボタノキから、体の疣を取る蝋の薬が作られたことに由来していました。
花言葉は、「良い友をもつ」です。


いよいよ、今年度最初に定期テストである「前期中間テスト」の初日を迎えました。一人で頑張ってきたこと、仲間や先生に教えてもらったことを思い出し、納得のいく結果を手にしてもらいたいと思います。


*** 今日は何の日? どんな日? **********

◆ 5月31日はこんな日です ◆◇◆◇◆
‣ 世界禁煙デー ―――――
世界保健機関(WHO)が40周年を記念して1989年に制定しました。世界の喫煙者は10億1000万人、約5人に11人の割合となっています。職場や公共の場での受動禁煙対策や妊婦や子供対する教育などたばこ抑制策の推進について、決議や勧告を行っています。たばこから体を守りましょう。

‣ 郵政省設置記念日 ―――――
1949年、逓信省が分離して、郵政省とNTTが設置しました。郵便・郵便貯金・郵便為替・郵便振替・簡易生命保険の事業と電気通信の事務を行っていました。

‣ 総理府設置記念日 ―――――
1949年、総理府が設置されました。各行政機関の施策・事務の総合調整等を行っていました。

‣ 青峰忌 ―――――
俳人・嶋田青峰の1944年の忌日です。新興俳句運動に理解を示していたことから、治安維持法による新興俳句派に対する弾圧事件「俳句事件」に連坐して起訴されました。


◆ 5月31日にまつわる昔話 ◆◇◆◇◆
五分次郎は、親指から誕生しましたが、とても勇敢な子どもでした。さて、この五分次郎。どんな旅をしておじいさんとおばあさんの元に帰ってきたのでしょうか?
昔話を見てみましょう。

‣ 五分次郎 ―――――
昔々、子どもがいない、おじいさんとおばあさんがいました。二人は毎日のように「小さくても構いませんから、子どもを授けてください」と観音さまにお祈りをしていました。
そんなある日のことです。おばあさんの左手の親指が急に大きくなり、七日七晩後に小さな小さな男の子が生まれたのです。
親指からうまれたので男の子は、五分(→約1.5センチ)くらいでした。でも、どんなに小さくてもおじいさんとおばあさんは観音さまが願いをかなえてくれたと大喜びです。おじいさんとおばあさんは、五分しかないので、五分次郎と名付けました。
ある日、五分次郎が笹の葉に乗って川で遊んでいると、突然海からきた大鯛に飲み込まれてしまったのです。五分次郎はのんきに大鯛のお腹の中で、昼寝を始めてしまいました。
しばらくするとこの大鯛は、漁師の網にかかって魚屋の調理場に連れて行かれました。魚屋が大鯛のお腹を切ると、五分次郎はタイミング飛び出すことができました。
数日間、旅をして五分次郎は鬼ヶ島へ行きました。
五分次郎が岩の上からながめていると、鬼たちが赤と青に分かれて戦いの稽古をしていました。五分次郎は、面白がってどの色が勝ったか、いつのまにか声に出して観戦していたのです。どこからともなく聞こえてくる声に鬼たちは、稽古のじゃまするのは誰か声の主を探し始めました。
鬼の親分は、声の主の五分次郎を見つけ、「なんだ?このちいこい小僧は?」というとそのまま口の中に放り込んでしまいました。
今度は、鬼に食べられた五分次郎は、持っていたようじ刀で、胃袋やおへそ、のどをつつきまわし始めました。あまりの痛さに鬼の親分は、目を白黒させ痛い!と大騒ぎになりました。その時、鬼の子分たちは「宝物をやるから親分の体から出て来い」と言いました。
五分次郎は、「本当だな、もし、騙したらまたここに戻ってやるからな」と言いながら、お腹から飛び出しました。鬼の子分たちは、馬と宝物を用意して、馬の背中に積んでやりました。すると五分次郎は、馬の前髪に座って馬を歩かせると、家に帰って行きました。

度胸と勇気とたくましさがあるので小さくても、おじいさんとおばあさんのために働くことができますね。こんな少年であふれる世の中にしたいですね。


◆ 5月31日の花と花言葉 ◆◇◆◇◆
5月31日のお花と花言葉を4つご紹介します。
あなたが知っているお花と花言葉はあるでしょうか?

‣ ルピナス
花言葉⇒『想像力』『いつも幸せ』『貪欲』『あなたは私の安らぎ』
ルピナスは、とても強いお花です。ルピナスは、『想像力』『いつも幸せ』『貪欲』『あなたは私の安らぎ』という花言葉があります。この花言葉は、食べると心が明るくなったり、想像力が高まるといった俗信があり、薬草やビールのつまみなどにされたと言われています。

‣ 藤(フジ)
花言葉⇒『優しさ』『歓迎』『決して離れない』『恋に酔う』
フジは、きれいな紫色のお花です。フジは、『優しさ』『歓迎」』『決して離れない』『恋に酔う』という花言葉があります。この花言葉にある優しさ、歓迎は、外国人にも和の風情を強く感じさせると言われ、外国の方々を温かく迎え入れようという姿勢を表していると言われています。

‣ ユキノシタ
花言葉⇒『深い愛情』
ユキノシタは、変わったお花です。ユキノシタは、『深い愛情』という花言葉があります。この花言葉は、ユキノシタの葉のしぼり汁が子どもに多い中耳炎やひきつけなどにも効果があるとされ、民間薬として用いられたことにちなむとも言われています。

‣ カラー
花言葉⇒『華麗なる美』『乙女のしとやかさ』『清浄』
カラーは美しいお花です。カラーは、『華麗なる美』『乙女のしとやかさ』『清浄』という花言葉があります。この花言葉にある清浄は、純白のウェディングドレスの裾を思わせる白くすっきりしたその花の姿に由来すると言われています。


あなたにとって、幸せな一日でありますように……。

                    (「知恵の木」より引用)

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■■ 今日の予定 ■■
 ★前期中間テスト(1日目)
 ・最終下校 ➡ 13:30
 
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5/30 夏の空 !?

朝の涼しさに気持ちよさを感じる今日この頃。一方で日中は夏のような暑さを感じるようになりました。今日は風が吹いていたため過ごしにくさはありませんでしたが、空を見るとまさに夏の空。とはいえ、まだ梅雨にも入っていない今年。雨の量やその期間、その後の夏の暑さが気になるところです。
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5/30 心の余裕

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例年もそうだったかもしれませんが、今年は、道路沿いの至るところでサツキの咲き方が特に鮮やかに見えます。本校で咲くサツキもピンクの花がとてもまぶしく、きれいに見えるのは私だけでしょうか。
もしかすると、コロナ禍での様々な不安や心配が、きれいに見えるはずのものをそうさせなかったのかもしれません。そう考えると、3年ぶりの実施できた1年生の宿泊学習、2年ぶりに保護者や地域の方に参観いただいた石中OP(体育祭)のほぼ通常どおりに開催できたことが、周りの美しさを素直に感じる心を開いてくれたのかもしれません。


昨日は、とても暑い一日になりました。いきなりの暑さにバテ気味ではないでしょうか。でも明日からは、前期中間テストが始まります。今日一日の学校での先生や仲間との時間を大切にし、体調も良い状態で明日のテストの臨んでもらいたいと思います。


*** 今日は何の日? どんな日? **********

◆ 5月30日はこんな日です ◆◇◆◇◆
‣ ごみゼロの日 ―――――
関東地方知事会が1982年から実施、各都道府県の環境美化推進協議会を中心に全国に広まっています。「ゴ(5)ミ(3)ゼロ(0)」の語呂合わせです。ごみやたばこのポイ捨て禁止、ごみはごみ箱に、などマナーを守っていきましょう。

‣ 消費者の日 ―――――
政府が1978年に制定しました。1968年「消費者保護基本法」が公布・施行されました。

‣ 掃除機の日 ―――――
日本電機工業会が1986年に制定しました。ダニや黴が多く発生する梅雨どきに向けて、掃除の大切さを呼びかける日です。お家をきれいにしましょう。

‣ 文化財保護法公布記念日 ―――――
1950年、「文化財保護法」が公布されました。歴史的な文化遺産は大切に守らねばなりませんね。


◆ 5月30日にまつわる昔話 ◆◇◆◇◆
あるご隠居に、持っていったもちはなんと四十九枚しかありませんでした。縁起が悪すぎると受け取りませんでしたが、吉四六さんのうまいとんちでもち代まで払ってくれました。さて、吉四六さんはどんなとんちを魅せたのでしょうか?
昔話を見てみましょう。

‣ 孝行もち屋 ―――――
昔々、吉四六さんというとてもゆかいな人がいました。その吉四六さんが、一人旅に出かけた時のことです。
ある町に着いてみると、一人の小僧が、橋のたもとにたたずみ泣いていたのです。子ども好きな吉四六さんは、なぜ泣いているのかを尋ねました。急に声をかけられて、小僧はびっくりしてしまいました。
吉四六さんの優しい表情を見て、事情を話してくれました。「わたしは、もち屋の小僧で、重松というものです。実は、五郎兵衛さんというお金持ちのご隠居さんから、お祝いにもちを五十枚用意するように頼まれたのですが、出来上がってきたものが四十九枚しかなかったのです。するとご隠居さんが、火の様に怒り出して」と話してくれました。
吉四六さんは、「何と怒ったんだい?」と尋ねました。「『祝いのもちに、四十九とはなんだ! 四十九は、始終苦と言って、このうえもない縁起の悪い数だ!』」と、怒られました。吉四六さんは、ごもっともと思いました。
「わたしは、すぐ店に戻って、残りの一枚を持ってくるといってあやまりましたが、ご隠居さんは、どうしても聞き入れてくれません。その上、『こんな縁起の悪いもちは、早く持って帰れ!』と、みんな突き返されてしました。「このまま店にもちを持って帰れば、このもちを、わたしに買い取れと言うに違いありません。わたしの家は、貧しい暮らしなのでそんなお金はありません」と言いました。
少年の足元を見ると、てんびん棒と、もちを入れた箱が積み重ねてありました。吉四六さんは、何か良い方法は無いかと考えました。
「四十九は始終苦で、縁起が悪い数だが、それを縁起のいい数にするには・・・。」と考えていて、吉四六さんは、名案を思いついて、「重松さん、わしが一緒に行って、そのもちをご隠居さんにおさめてやろう」と小僧に言いました。しかし、小僧は「ご隠居さんは、頑固な人だから、一度言い出したら誰が行ってもだめですよ」と言ったのです。
吉四六さんは、「わしに任せるがいい。うちの村にも庄屋さんという頑固な人をやり込めるのが、また楽しいんだよ」と、言ったのです。
吉四六さんと重松は、五郎兵衛隠居の家にやってきました。しかし、隠居は、重松の顔をみるなりに、帰れとどなりました。吉四六さんが、前に出て「ご隠居さん、おめでとうございます。」と言い出しました。隠居は「きさまは、誰だ?」と尋ねられて、吉四六さんは「わたしは、重松の兄で、もち屋に手伝いにきている者でございます。実は、五十枚とのご注文でしたが、お祝いということでわざわざ一枚少なくもってあがらせたのでございます」と言いました。
隠居は、「四十九は、始終苦と言って、とても縁起の悪い数だ。商売人のくせに、そんな事もわからぬのか!」と変わりませんでした。吉四六さんは、「ご隠居さん、世の中に四十九という数ほど、縁起の良いものはありませんよ。七七、四十九といって、四十九は、七福神が七組も集まった数ではありませんか」と言ったのです。
ご隠居さんは、しばらく考えていましたが、いっぺんに機嫌を直して言いました。
「七福神が七組か。確かにこれは縁起がよい! 気に入ったぞ! よし、早くもち代を払おう。お前たちにも祝い物をあげよう。さあ、何なりと望め!」と言いました。吉四六さんは、「ありがとうございます。縁起が良いように、大黒さまのしきものにいたしますから、たわらのお米をいただきとうございます」と言いました。
ご隠居は、お米を一俵あげようとお米を持ってこさせました。吉四六さんは、頭をさげて続けました。
「大黒さまのかたひざ分しかありません。どの絵を見ても、大黒さまは、二俵並べて、座っておられます」と言いました。吉四六さんのとんちの感心したご隠居は、もう一俵持ってこさせました。
無事にもちをご隠居に収め、お米も二俵も手に入れ吉四六さんは、頭を下げてお礼を言う重松に旅の途中だから、重い物はいらない、と二俵とも重松にくれてやり、旅を続けました。

子どもを助けるために、とんちをきかせて、子どもの今後の暮らしに困らないように米を手配してくれる気の利いたとんちはすばらしいものがあります。子どもに優しい吉四六さんは、とても紳士的ですね。


◆ 5月30日の花と花言葉 ◆◇◆◇◆
5月30日のお花と花言葉を4つご紹介します。
あなたが知っているお花と花言葉はあるでしょうか?

‣ アマリリス
花言葉⇒『誇り』『おしゃべり』『輝くばかりの美しさ』
アマリリスは、横むきについているお花です。アマリリスは、『誇り』『おしゃべり』『輝くばかりの美しさ』という花言葉があります。この花言葉にあるおしゃべりは、花が横向きにつき、となりの花とおしゃべりをしているように見えることに由来します。

‣ ペラルゴニウム
花言葉⇒『あでやかな装い』『篤い信仰』
ペラルゴニウムは明るいお花です。ペラルゴニウムは、『あでやかな装い』『篤い信仰』という花言葉があります。この花言葉にあるあでやかな装いは、花の姿に由来すると言われています。

‣ オダマキ
花言葉⇒『愚か』『勝利への決意』(紫) 『心配して震えている』(赤)
オダマキはライオンが葉を食べるので非常に力があるお花です。オダマキは、『愚か』『勝利への決意』(紫) 『心配して震えている』(赤)という花言葉があります。この花言葉にある心配して震えているは、ヨーロッパのシンボルでもある捨てられた恋人に由来すると言われています。

‣ ライラック
花言葉⇒『思い出』『友情』『謙虚』
ライラックは、とてもきれいなお花です。ライラックは、『思い出』『友情』『謙虚』という花言葉があります。この花言葉は、どれも友情を大切にするということに由来すると言われています。色によっては、悲しい物語があるものもあります。


あなたにとって、幸せな一日でありますように……。

                    (「知恵の木」より引用)

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■■ 今日の予定 ■■
 ・通常日課(50分日課) 5時間授業 部活動なし
 ★テスト週間
 ・生徒会活動(委員会活動)
 ・民生・児童委員さんによるあいさつ運動(生徒登校時)
 ・民生・児童委員蘭との懇談会
 ・最終下校 ➡ 15:30
 
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5/29 これも石中の自然 !?

校内の花の写真を撮ろうとしていたら・・・

せっせと蜜を吸うクロマルハナバチと日向ぼっこをしているトカゲに出会いました。これも石中ならではの自然の風景です。
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5/29 お互い頑張ってる

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ツバメが巣立っていったようです。
今朝、巣を見に行った時は、いつもより多い7〜8羽のツバメが巣の周りをビュンビュンとんていました。様子を見に行った私の近くまでやってくるのが、おそらく父親だと思われます。「まだ、うちの子が戻ってくるから、壊したら許さんぞ!」といわんばかりです。

< ツバメの生態 >
ツバメのヒナは、孵化後20日前後で巣立ちます。巣立った後、数日間はヒナ同士一緒に行動し、電線などに止まって親から給餌を受けます。また、巣立ち後1〜7日間位は巣に戻って寝るが、1〜2週間し、自分で餌を採れる様になると集団塒(ねぐら)をとる様になり、10月中旬頃から南へ渡って行きます。縄張り(テリトリー)の関係もあり他の巣へ近づくと親鳥から激しく追い出されますから、間違っても他の巣へ入ることは考えられません。


生徒のみなさんはテスト勉強で大変かもしれませんが、その様子を見守り、何かしらの形で「頑張れよ」と気持ちを伝えてくださる家族の方々の存在も忘れてはいけません。そんな家族に対して、「期待に応えよう」「今回のテストの結果で恩返しをしよう」などと考えると、勉強がさらにはかどるかもしれませんねよ。


*** 今日は何の日? どんな日? **********

◆ 5月29日はこんな日です ◆◇◆◇◆
‣ こんにゃくの日 ―――――
こんにゃくの種芋の植え付けが5月に行われることから「こん(5)にゃ(2)く(9)」の語呂合わせで全国こんにゃく協同組合連合会が1989年に制定しました。こんにゃくは、コレステロールの低下に役立つと言われています。

‣ 呉服の日 ―――――
全国呉服小売組合総連合会が制定しました。「ご(5)ふ(2)く(9)」の語呂合せです。

‣ エベレスト登頂記念日 ―――――
1953年、ニュージーランドのエドモンド・ヒラリーとシェルパ族のテンジン・ノルゲイが、世界で初めて世界最高峰のエベレストの登頂に成功しました。素晴らしい達成です。

‣ 白櫻忌 ―――――
歌人・詩人の與謝野晶子の1942年の忌日です。歿後に出された最後の歌集『白櫻集』に因み、「白櫻忌(白桜忌)」とも呼ばれています。


◆ 5月29日にまつわる昔話 ◆◇◆◇◆
働かない男を大黒さんは、打出の小槌を使ってうまく働く男にすることができました。大黒さんは、何をしたのでしょうか?
昔話を見てみましょう。

‣ 小槌の柄 ―――――
昔々、大分のある田舎に、仕事もしないで遊んでばかりいる男が住んでいました。
ある日、男が木陰で寝ていると、働き者のアリがやって来て「おまえ、そうして寝ていても、食べるものは集まらん、起きて働け」と言いました。男は、こんなに暑いのに働くのは、うんざりと思っていました。
そんな男の姿をみたアリは、「ええことを教えよう。この山奥のお宮さんに、大黒さんがいて振れば何でも欲しい物が出る打出の小槌を持っておるから、それを借りてきたら、働かなくても食えるぞ」と言いました。男は、ありがたいと喜んで大黒さんのところへ行くことにしました。
すると大黒さんは、「貸してやってもええが、あいにく小槌の柄が折れとってのう。その柄は、普通の物では役に立たん。握るところが使い込んだくぼんで黒光りするようなクワの柄でなければならんのじゃ」と言いました。
男は、それを聞くと、その日から毎日クワをにぎってくぼまんか?といいながら畑仕事を始めたのです。
こうして、一年、二年が経ち何年もまじめに働いているうちに食べ物が家にたまってきたのです。
ある日、大黒さんが山からおりて来て、くぼんで黒光りする柄は、まだできんのか?出来たらすぐに打ち出の小槌を貸してやるぞ」と言いました。男は、「柄はまだ出来んが、まじめに働いたおかげで家にはこんなに食べ物がたまった上に、働くのが楽しくなった。だからもう、小槌はいらんようになった」と言ったのです。
大黒さんは、にっこり笑って、「どうやらお前の心に、立派な打ち出の小槌が出来たようだな。これからもまじめにクワを振れば、欲しい物は何でも出てくるようになるぞ」と言って山に帰って行きました。

大黒さんは、働かない男に働くようにうながしたのですね。働く意欲さえわけば、どんなことでもできるという証明をしてくれたようですね。


◆ 5月29日の花と花言葉 ◆◇◆◇◆
5月29日のお花と花言葉を4つご紹介します。
あなたが知っているお花と花言葉はあるでしょうか?

‣ ニゲラ
花言葉⇒『当惑』『ひそかな喜び』
ニゲラは、とても可愛らしい青のお花です。ニゲラは、『当惑』『ひそかな喜び』という花言葉があります。この花言葉にある当惑は、英語でニゲラは「Love-in-a-mist(霧のなかの恋)」とも呼ばれていることに由来すると言われています。

‣ オダマキ
花言葉⇒『愚か』『勝利への決意』(紫) 『心配して震えている』(赤)
オダマキはライオンが葉を食べるので非常に力があるお花です。オダマキは、『愚か』『勝利への決意』(紫) 『心配して震えている』(赤)という花言葉があります。この花言葉にある心配して震えているは、ヨーロッパのシンボルでもある捨てられた恋人に由来すると言われています。

‣ デイジー
花言葉⇒『純潔』『美人』『平和』『希望』
デイジーは、可愛いお花で白いお花を咲かせます。デイジーには、『純潔』『美人』『平和』『希望』という花言葉はあります。学名でもある「Bellis(ベリス)」は、ラテン語の「bellus(美しい)」が語源となっていることもあり、この花言葉の『美人』もそれに由来します。もう一つの花言葉『希望』は、光がさすと花を開く性質にちなむと言われています。

‣ ルピナス
花言葉⇒『想像力』『いつも幸せ』『貪欲』『あなたは私の安らぎ』
ルピナスは、とても強いお花です。ルピナスは、『想像力』『いつも幸せ』『貪欲』『あなたは私の安らぎ』という花言葉があります。この花言葉は、食べると心が明るくなったり、想像力が高まるといった俗信があり、薬草やビールのつまみなどにされたと言われています。

あなたにとって、幸せな一日でありますように……。

                    (「知恵の木」より引用)

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■■ 今日の予定 ■■
 ★テスト週間
 
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5/28 ツバメ=縁起の良い鳥 !? 〜その後〜

昼過ぎにツバメの巣を見に行くと、朝は警戒して頭しか見えなかったツバメたちが、親の運んでくれるエサを待っているのか、しっかりと顔をのぞかせてくれました。

立派に育ち、巣の中でもきつそうです。間もなく巣立ちの時期がきそうです…。


< ツバメの生態 >
親鳥は餌をもって巣に戻ってくると、大きな口を開けている「ヒナ」から順番に食物を与えていきます。「ヒナ」はおなかがすいている者ほど前に出て口を開けているので、最後には皆な同じ位の餌をもらいます。まだ目が開かない頃の「ヒナ」は、親が巣に戻ってきたことを振動によって知ります。振動を感じると上に向かって首を伸ばし、口を開いてジャージャーと鳴きながら餌をねだります。やがて目が見えるようになると、餌を運んできた親の方に向き、いっせいに口を開いて、押し合いへし合いするようになります。押し合っている内に、巣の外に落ちてしまう「ヒナ」もいます。ある観察では「ヒナ」がかえって6日目の頃、親鳥は朝6時から夜の7時まで1日に300回以上餌を運んだそうです。

雛が小さいうちは、糞をすると親はすぐに嘴でくわえ外に持ち出します。ダニや寄生虫がつかないように常に巣は清潔にします。また、雛が大きなると、巣の外に糞をするようになります。


子を思う親の存在…。本当にありがたいものですね。。。
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5/28 ツバメ=縁起の良い鳥 !?

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「ツバメが巣をかける家は縁起が良い、幸せになれる」と、昔からの言い伝えは、外敵から身を守るために、ツバメが人のそばで巣を作ることにあるようです。
巣作りは、適当に人の出入りがあり、湿気の少ない爽やかな環境で、巣を壊さないやさしい人がいる場所を選ぶようです。それは、人にとっても幸せに繋がる環境や要素であり、実際に幸運な出来事が多く起きたことを物語っているようです。
全国各地にはいろいろな言い伝えがあるようです。
 ▶ ツバメが巣をかける家は、病人が出ない。
 ▶ ツバメが巣をかける家は、火事にならない。
 ▶ ツバメが家の中や座敷に巣をかけると最高にめでたい。
 ▶ ツバメは衰える家には巣をつくらない。
 ▶ ツバメは田の神様を連れてくる。

本校でも当てはまる(当てはまってほしい)内容ばかりです。


先週と先々週の週末は、市内の多くの小中学校で運動会や体育祭が計画されていました。しかし開催の判断が難しい天気でした。そして今週、多くの中学校で前期中間テストを控えたテスト週間中ですが快晴。何とも皮肉に感じますが、勉強の合間の気分転換には素晴らしい天気。何事もプラスに考え、この週末の最後の追い込みに力を注いでもらいたいと思います。(ツバメたちも見守ってくれていますよ…)


*** 今日は何の日? どんな日? **********

◆ 5月28日はこんな日です ◆◇◆◇◆
‣ 花火の日 ―――――
1733年、両国川開きで初めて花火が打ち上げられました。この川開きは徳川八代将軍吉宗が行ったのが最初で、コレラ病による死者の霊を慰め、悪霊を退散を祈願する水神祭として年中事になりました。今は夏の風物詩になりましたね。

‣ ゴルフ記念日 ―――――
スポーツ用品メーカー・ミズノの直営店・エスポートミズノが1994年に制定しました。第1回全日本オープンゴルフ選手権大会が横浜の保土ヶ谷ゴルフ場で開催されました。

‣ 国際アムネスティ記念日 ―――――
1961年、政治的権力による人権侵害を守るための国際民間機関アムネスティ・インターナショナルが発足しました。

‣ 業平忌 ―――――
平安時代初期の歌人・在原業平の880年の忌日です。六歌仙・三十六歌仙の一人で、容姿端麗で情熱的な和歌の名手だったため『伊勢物語』の主人公とされました。枕を共にした女性は若い娘から上は99歳まで、その数は3733人と伝えられています。


◆ 5月28日にまつわる昔話 ◆◇◆◇◆
でこ鼻、手長、足長のおかげで、一つの町が生まれました。そのプロセスは、とてもユニークでした。
どんな風に町が誕生したのか?
昔話を見てみましょう。

‣ でこ鼻、手長、足長 ―――――
昔々、あるところに、でこ鼻と、手長と、足長と言う、三人の男がいました。でこ鼻は、とても大きな鼻。手長は、とても長い手。足長は、とても長い足をしていました。
ある日の事、三人はお伊勢参りへ行くことになり、米山薬師の所まで来ると、三人は休憩をすることにしました。でこ鼻が、景色をながめながら「ここは見晴らしが良くて、ええ気持ちだ」言いました。
そして、「お酒でものみたいな、足長よ、ひとっ走りお酒を買ってきてくれや」と続けたのです。
足長は、長い足をさらに伸ばして、長岡の町までたったの十歩で買いに来てしまったのです。
帰りも同じようにして戻ってきました。でこ鼻は、「酒の肴がないから、手長。魚でも取ってくれんか?」というと、手長は、長い手をさらにさらに伸ばして小千谷の海で泳いでいた魚を捕まえてしまいました。三人は、お酒をのみ、魚をたべ、そのまま昼寝を始めてしまいました。
しばらくすると、冷たい風が吹いてきました。
足長は、震えながら目を覚ますと、風よけをさがしました。足長は、でこ鼻の大きな大きな鼻の穴に気づき、ちょいと入らせてもらおうと入っていきました。足長はどんどん入っていたおかげででこ鼻は、大きなくしゃみをしました。ものすごい音だったので、「どうしたんだ?」と手長が起きてしまいました。でこ鼻は「おれの鼻の中で何かが動きまわっていて、鼻がくすぐったいんだ」と答えました。手長がさがしてやろうと、でこ鼻の鼻の中に手をいれてみると、鼻の中にいた足長は、面白がって手長の手をふみつけて遊びはじめました。
手長が、足長に「今、何してるんだ?」と尋ねました。すると、「煙草を刻んどる所だ。一服したら、出て行くから」と答えました。でこ鼻は、「なんとかならんか?」と手長に言いました。手長は、「足長よ、中で火なんかつけても大丈夫なのか?」と尋ねると足長は「ここは、千軒の町があるんだ」と答えたのです。これには手長もそして、でこ鼻さえびっくりしてしまいました。
でこ鼻は、自分の鼻の穴を見たことはおれの鼻がでっかいと言っても、そんなはずはないだろう?」と答えました。それもそうだと思った手長は、「足長、嘘をつくでないよ」と言いました。足長は、「うそだと思うならお前の手で中の物を引っ張りだしてみろ」といったのです。手長は、鼻の奥をさぐってみました。すると確かに大きな物がしっかりと入っていたのです。手長は、力をこめて、大きな何かを引っ張り出しました。すると、本当に千軒の町が出て来たのです。この鼻の穴から出てきた町が今の柏崎です。

町の誕生にも面白エピソードがありますね。昔話でもいろんな人の生き様が刻まれていてとてもユニークです。歴史的な勉強をするチャンスかもしれませんね。


◆ 5月28日の花と花言葉 ◆◇◆◇◆
5月28日のお花と花言葉を4つご紹介します。
あなたが知っているお花と花言葉はあるでしょうか?

‣ アマリリス
花言葉⇒『誇り』『おしゃべり』『輝くばかりの美しさ』
アマリリスは、横むきについているお花です。アマリリスは、『誇り』『おしゃべり』『輝くばかりの美しさ』という花言葉があります。この花言葉にあるおしゃべりは、花が横向きにつき、となりの花とおしゃべりをしているように見えることに由来します。

‣ スズラン
花言葉⇒『再び幸せが訪れる』『純粋』『純潔』『謙遜』
スズランは可愛いお花です。スズランは、『再び幸せが訪れる』『純粋』『純潔』『謙遜』という花言葉があります。この花言葉にある再び幸せが訪れるは、スズランが北国の人々にとって春の訪れの喜びのしるしになっていることに由来すると言われており、聖母マリアの花とも言われています。

‣ グロリオサ
花言葉⇒『栄光』『勇敢』
グロリオサはきれいなお花です。グロリオサは、『栄光』『勇敢』という花言葉があります。この花言葉は、華やかな姿に由来すると言われています。

‣ ベロニカ
花言葉⇒『忠実』『名誉』
ベロニカは紫色のお花です。ベロニカは、『忠実』『名誉』という花言葉があります。この花言葉は、聖女ベロニカが十字架を背負ってゴルゴタの丘へ向かうキリストの汗をぬぐったところ、その布にキリストの顔があらわれたといいます。このことが由来になっていると言われています。


あなたにとって、幸せな一日でありますように……。

                    (「知恵の木」より引用)

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■■ 今日の予定 ■■
 ★テスト週間(部活動なし)
 
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5/27 変化を感じて

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校内の栗の木に変化が見られます。枝先からひげのようなものが見え始めています。
実はこれは栗の花のつぼみのようなもの。もう少し立つと白い花(一般的な花のイメージとは少し違います)を咲かせ、栗の木だけに雪が積もったような感じになります。
栗は1本の木に、雄花と雌花を咲かせる珍しい木で、よく観察してみると、目立つ稲穂のような雄花の付け根に、小さな雌花がついています。
登下校で必ず目にする栗の木。季節の変化とともに栗の成長にも目を向けてみてはいかがでしょうか。


*** 今日は何の日? どんな日? **********

◆ 5月27日はこんな日です ◆◇◆◇◆
‣ 百人一首の日 ―――――
1235年、藤原定家が「小倉百人一首」を撰したとされています。小倉百人一首は、天智天皇から順徳天皇の時代まで100人の歌人の歌を一首ずつ取り上げた歌集です。百人一首を題材にした映画も公開されましたね。

‣ 小松菜の日 ―――――
堺市で小松菜を生産するしものファームが制定しました。「こ(5)まつ(2)な(7)」の語呂合せです。旬に食べるとより美味しさがわかりますね。

‣ 海軍記念日 ―――――
1905年、日本海で東郷平八郎が率いる日本艦隊が、ロシアのバルチック艦隊に対して大勝利を収めた日本海海戦に因んで、戦前は記念日になっていました。

‣ 陸軍記念日 ―――――
陸軍記念日とは、一般に陸軍の勝戦を祝う記念日として制定されました。


◆ 5月27日にまつわる昔話 ◆◇◆◇◆
よく働く夫婦でしたが、和尚がいない時に限って食べ物などが減っているのを不思議に思った和尚はいったい何をしたのでしょうか?
昔話を見てみましょう。

‣ 鬼がつくった鬼の面 ―――――
昔々、丹後の国分寺というお寺に、夫婦が住み込みで働いていました。
この夫婦は、とてもまじめに働くのですが、ただ一つ、この寺の和尚が留守の時に限って、お米やまきの減る量がとても多いという不思議なことがありました。和尚は、「二人が食べるには、多すぎる量だ。もしかして、米やまきを売っているのでは?」と思って、出かけていくふりをして、この夫婦の様子をこっそり見ていようと、台所の隅に隠れていることにしたのです。
和尚が出かけたと思った夫婦は、なんと台所の大釜にお米を一斗あまりも炊いて、それをペロリとたいらげると、今度はいろりに薪を次々とくべて、気持ち良さそうに寝ころんでいたのです。和尚は、「なんと言う夫婦だ。大食らいな上に、大切なまきをあんなにむだづかいするとは」と、大きないびきをかいて昼寝をしている二人に腹を立てていましたが、二人に近づいてみると、顔が真っ赤になり、口は耳までさけて、頭からの角が生えてきたのです。
和尚は、「鬼じゃ!!」と驚きのあまりに叫び声をあげてしまいました。この声に目を覚ました夫婦は、台所にあった太いまきに鋭いツメをたてると、自分たちの鬼の顔をあっという間に彫り上げ、和尚に一礼をするとそのまま姿を消してしまいました。
和尚は、あの鬼たちは、もしや人間になりたくて、ここに働いていたのではと思いました。和尚が鬼の彫り上げた面を拾ってみると、その鬼の顔はとてもやさしい顔をしていました。

いくら鬼の姿を隠しても、隠しきれませんでしたね。でも、和尚さんに感謝の気持ちをこめてお面だったのかもしれませんね。


◆ 5月27日の花と花言葉 ◆◇◆◇◆
5月27日のお花と花言葉を4つご紹介します。
あなたが知っているお花と花言葉はあるでしょうか?

‣ マトリカリア
花言葉⇒『鎮静』『集う喜び』
マトリカリアはとても可愛いお花です。は、『鎮静』『集う喜び』という花言葉があります。この花言葉にある薬草として用いられてきたことに由来すると言われています。

‣ アマリリス
花言葉⇒『誇り』『おしゃべり』『輝くばかりの美しさ』
アマリリスは、横むきについているお花です。アマリリスは、『誇り』『おしゃべり』『輝くばかりの美しさ』という花言葉があります。この花言葉にあるおしゃべりは、花が横向きにつき、となりの花とおしゃべりをしているように見えることに由来します。

‣ ヘリオトロープ
花言葉⇒『献身的な愛』『熱望』
ヘリオトロープは、紫の可愛いお花です。ヘリオトロープは、『献身的な愛』『熱望』という花言葉があります。この花言葉にある献身的な愛は、太陽神アポロンに恋をした水の精クリティが、ヘリオトロープに姿を変えたというギリシア神話に由来すると言われています。

‣ クローバー
花言葉⇒『幸運』『私のものになって』
クローバーは、四つ目の葉は幸福・幸運のシンボルと言われているお花です。クローバーは、『幸運』『私のものになって』という花言葉があります。この花言葉にある幸運も四つ目の葉は幸福・幸運のシンボルに由来すると言われています。


あなたにとって、幸せない一日でありますように……。

                    (「知恵の木」より引用)

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■■ 今日の予定 ■■
 ・通常日課(50分日課) 6時間授業 部活動なし
 ★テスト週間
 ・最終下校 ➡ 16:30
 
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5/26 新たな楽しみに向けて…

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「高潔」「忍耐」「忠実」と校訓のような花言葉をもつ梅。木には葉が少なく、ピンクや白の花をぽつりぽつりと咲かせる様子は、厳しい冬を乗り越え、春の始まりを告げてくれました。
現在は、その花がしっかり実となり、別の楽しみを与えてくれています。今後は、恒例となった梅ジュースづくりに向け、収穫の作業が行われる予定です。


*** 今日は何の日? どんな日? **********

◆ 5月26日はこんな日です ◆◇◆◇◆
‣ 東名高速道路開通記念日 ―――――
1969年、東名高速道路、大井松田ICと御殿場IC間が開通し、東京から愛知県小牧市まで、346キロに及ぶ全線が完成しました。交通が便利になってきましたね。

‣ ラッキーゾーンの日 ―――――
1947年、甲子園球場にラッキーゾーンが設置されました。広すぎてホームランが出にくいとの理由で設置されましたが、1992年に撤去されてしまいました。今となっては、この言葉も聞きませんね。

‣ ル・マンの日 ―――――
1923年、自動車耐久レースの最高峰、ル・マン24時間耐久レースの第1回大会が、フランス北西部の町ル・マンで開催されました。

‣ 梓薫忌 ―――――
小説家・評論家・栗本薫の2009年の忌日です。小説家としては栗本薫、評論家としては中島梓の名義を使用したことから、両方の名前を取って「梓薫忌」と呼ばれています。


◆ 5月26日にまつわる昔話 ◆◇◆◇◆
色白で美しかったお姉さんと色黒で美しくない妹がいました。しかし、お姉さんは美しさをはなにかけている人でしたが、妹はとても親切でした。ある日、山の神に姉妹は出会います。この山の神がこの姉妹に行なったこととは何でしょうか?
昔話を見てみましょう。

‣ 白いおうぎと黒いおうぎ ―――――
昔々、あるところに、二人の姉妹がお母さんと一緒に住んでいました。お姉さんの方は、色白できれいな顔をしていましたが、妹の方は色黒でちっともきれいではありませんでした。お母さんは、お姉さんばかりを可愛がっていました。
ある日、姉妹が一緒に道を歩いていると、向こうから馬に乗った男の人がやって来て「この村お宮へ行きたいのですが、どちらへ行けばいいのでしょうか?」と尋ねてきました。この男の人は、ひげだらけの顔で汚れた着物を着ていたので、お姉さんは口を聞きたくはないと聞こえなりふりをしました。親切な妹は、「それでは、わたしが案内してあげましょう」と、村はずれにあるお宮さんまで、男の人を連れて行ってあげたのです。
お宮の前まで来ると、男の人はふところから白いおうぎを出して、「わたしは人間の姿をしているが、本当は山の神じゃ。お前はまことに親切な娘。お礼にこのおうぎであおいでやろう」と妹の顔は色白で美しい娘になったのです。山の神は、「お前のうつくしい心にはその顔が似合っておる、それにしてもお前のお姉さんはひどい娘じゃ、わしの格好を見て、口をきこうともしなかった、いくらきれいな顔をしていても、心は真っ黒だな」と言い、お宮の中へ消えて行きました。
妹が帰ってくるとお姉さんはとてもびっくりしてしまいました。見違えるほどきれいな顔になっていたからです。お姉さんは、「どうして、そんなにきれいになったの?」と美しさに負け、悔しくて仕方がありませんでした。妹から訳を聞きだして、お宮さんへ飛んでいったのです。
お姉さんは、「山の神さま、お願いです。どうかわたしも、おうぎであおいでください」と言うと、お宮の中から山の神が姿を表して、「それほどまでにあおいでほしけりゃ、のぞみ通りにあおいでやろう」といい、黒いおうぎを取り出してお姉さんの顔をあおぎました。色白で美しかったお姉さんの顔を黒くなっていき、とてもひどい顔に変わってしまったのです。しかし、お姉さん自身はどんな顔になったのか知りませんでした。
大喜びで家に帰ってきて、「どう? すごくきれいになったでしょう?」とお姉さんは妹に言いました。でも、妹は何も言えず、ただ首を横にふるだけしかできませんでした。
お姉さんは、あわてて池に行って水面に自分の顔をうつしてみました。そこにうつっていたのは、色黒でみにくい顔でした。お姉さんは、どうしよう、どうしようと元の顔にもどしてくれるようにお宮に行ってみましたが、山の神は、二度と姿をあらわしてはくれませんでした。
妹は、それから美しさに磨きがかかり、その国のお殿さまの奥方になり、いつまでも幸せに暮らしました。お姉さんは、生涯みにくい顔のままだったそうです。

容貌にとらわれすぎて、お姉さんは心がみにくくなっていったようですね。逆に妹の方は心を美しく磨いていたようです。容貌がいくら良くても心がみにくくければ、容貌もみにくくなっていくものです。心を清らかに保ちましょう。


◆ 5月26日の花と花言葉 ◆◇◆◇◆
5月26日のお花と花言葉を4つご紹介します。
あなたが知っているお花と花言葉はあるでしょうか?

‣ ゼラニウム
花言葉⇒『尊敬』『信頼』『真の友情』『憂うつ(深紅)』
ゼラニウムは、青臭いにおいのお花です。ゼラニウムは、『尊敬』『信頼』『真の友情』『憂うつ(深紅)』という花言葉があります。この花言葉にある憂うつは、ゼラニウムの放つ青臭いにおいに由来すると言われています。花色によって意味が違ってくるお花です。

‣ オリーブ
花言葉⇒『平和』『知恵』
オリーブは白いお花です。オリーブは、『平和』『知恵』という花言葉があります。この花言葉にある平和は、旧約聖書『創世記』のノアの方舟の物語に由来すると言われています。

‣ サンダーソニア
花言葉⇒『望郷』『祈り』『愛嬌』
サンダーソニアは、下向きに咲くお花です。サンダーソニアは、『望郷』『祈り』『愛嬌』という花言葉があります。この花言葉にある望郷、祈りは、祖国を想う入植者の気持ちに由来するとも言われています

‣ カーネーション
花言葉⇒『無垢で深い愛』『無垢で深い愛』『母への愛』『私の愛は生きています』
カーネーションは、母の日によく送られるお花の定番ですが、カーネーションの花言葉は、母の日に由来されているようです。


あなたにとって、幸せな一日でありますように……。

                    (「知恵の木」より引用)

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 ・スクールカウンセラー、心の相談員 来校
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5/25 先輩の志に見守られて…

テニスコート付近に植えられた八重桜の木です。
今年の1月の新成人を祝う会に先立って、昨年の開校75周年記念行事の際に植樹されまたものです。今年は花をつけることはありませんでしたが、本校を卒業した先輩たちの志が後輩たちの活躍を応援し、後輩たちがそれを感じ取って様々な学びや経験を積んでくれることでしょう。
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5/25 勉強は忍耐 !?

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正門ロータリーから見える校舎南側の植え込みに植わっている松。その根元には鮮やかなピンク色のマツバギク(松葉菊)がきれいに咲いています。
マツバギクの名前は、細い形の葉が松の葉に似ており、花は菊に似ているため「マツバギク」と命名されたそうです。別名である「サボテンギク(仙人掌菊)」は、サボテンのように乾燥に強く、多肉質で厚い葉をもっていることからつけられています。
花は朝に開き夕方に閉じます。曇りや雨の日のには花を開かず晴れの日にだけ花を咲かせますが、春から夏にかけ長期間花を開ける閉じるを繰り返します。花言葉は「心広い愛情」「忍耐」です。


テスト週間に入り、朝や放課など次第に生徒たちは勉強モードの入ってきた様子です。テストでのお互いの結果を納得のいくものにするため、仲間と一緒に繰り返し学習に向かい、何よりすぐにあきらめない忍耐をもって、テスト勉強に励んでもらいたいと思います。
私たちも生徒のがんばりを後押しできるよう、様子を見守りつつ、心広い愛情をもって声かけなどをしていきたいと思います。


*** 今日は何の日? どんな日? **********

◆ 5月25日はこんな日です ◆◇◆◇◆
‣ 広辞苑記念日 ―――――
1955年、岩波書店の国語辞典「広辞苑」の初版が発行されました。初版の編集には7年をかけており、登録語数20万語で定価は2000円でした。辞書は、お世話にならない人はいないでしょう。

‣ タップダンスの日 ―――――
1988年に米国議会に提出され、1989年にブッシュ大統領が署名した法律により制定しました。「タップの神様」と呼ばれたビル・ボージャングル・ロビンソンの誕生日に由来すると言われています。

‣ 食堂車の日 ―――――
1899年、山陽鉄道・京都〜三田尻で日本初の食堂車が走りました。社会が豊かになってきた証ですね。

‣ 有無の日 ――――
第62代天皇・村上天皇の967年の忌日です。村上天皇は、急な事件のほかは政治を行わなかったことから、記念日とされました。


◆ 5月25日にまつわる昔話 ◆◇◆◇◆
おじいさんとおばあさんは、猫のぶちを大切に育てましたが、老いた先のことを思い悩んでいましたが、猫のぶちは、心配をかけまいと仲間とのところへ行くといいます。猫のぶちは、おじいさんとおばあさんに芝居を見せるということになりました。果たしてどんな芝居なのでしょうか?
昔話を見てみましょう。

‣ ネコの大芝居 ―――――
昔々、ある村におじいさんとおばあさんが住んでいました。しかし、いくら働いても暮らしは楽になりませんでした。不平は言わずに神さまに感謝をしながら日々暮らしていました。
ある日、おじいさんが「わしらにも子どもがいたらよかったのだか・・・」と言い、おばあさんも、「今さら無理ですけど、せめて猫の子でも飼いたいですね」と話していました。
その日の夕方、迷い猫がやってきました。おじいさんもおばあさんは、猫に「ぶち」という名前をつけて育てることにしました。ぶちはおじいさんとおばあさんに懐いていきました。
おじいさんもおばあさんも十五年の歳月が経ち、だいぶ、年をとってしまいました。猫のぶちも同じで、年寄りになっていました。おじいさんとおばあさんは、体が弱くなってきて、畑仕事などがしんどくなっていきました。
ある晩、おじいさんとおばあさんは、「私たちもずいぶんと年寄りになったけど、ぶちも人間で数えたら私たちよりも年寄りです。私たちが先に死んでしまったらどうしましょう。みんな一緒にあの世へ行けたらといいのに」と、話していたのです。猫のぶちは、その話をぼんやりと聞いていましたが、突然、二人の間に座ると「長い間、二人にかわいがってもらいましたが、そろそろおひまをいただきたい」と言い出したのです。これには、おじいさんもおばあさんもびっくりしてしまいました。
おじいさんとおばあさんは、「お前に人間の言葉がわかるとは思わなかったから、とんだ話を聞かせてしまったね。わたしたちはまだまだ元気だから、安心してここにいてくれ、かわいいお前を残して、誰が死ぬもんか。死ぬ時はみんな一緒じゃよ」と言いました。
猫のぶちは「二人の気持ちは、涙が出るほどうれしいです。でもこれ以上、心配をかけるわけにはいきません。長年、可愛がってもらったお礼に、二人が大好きな芝居を見せたいと思うのですが、どのような芝居が好きですか?」と尋ねたのです。おじいさんもおばあさんもここにいてくれとぶちにお願いしますが、ぶちは、仲間とのところへ戻るといって引き止めることはできませんでした。
二人は、考えこんでいましたが、若い頃にみた『忠臣蔵』がみたいと言いました。猫のぶちは「本当に長い間お世話なりました。来月三日のお昼、裏山の空き地へ来てください」というと、家を出ていってしまいました。
おじいさんとおばあさんは、ぶちに会いたい思いを抱えながら約束の三日がきました。おじいさんとおばあさんは、待ちかねて裏山へ行くことにしました。裏山へ来てみると、誰の気配もありませんでした。「だまされたのかな? だまされてないよね?」と話し合っていると、草むらから鈴の音がしてきました。猫のぶちでした。
猫のぶちは、「おじいさん、おばあさん、よく来てくれました。石に座ってゆっくり見物していってください」と頭を下げて、草の中に姿を消してしまいました。そして、♪チョンという拍子木の音がひびいて、後ろには白い幕も張っていて、草原の中に立派な舞台が現れました。二人がびっくりしていると、役者が次々と舞台へ出てきました。
どの役者も美しい衣装を身にまとい、後ろには三味線をひく人や歌を歌う人がずらりと並んでいました。
どの役者もお芝居が上手いので舞台にひきこまれていきました。忠臣蔵の長い芝居が終わった時には、まるで夢の中にいる気分です。芝居が終わると、芝居の素晴らしさにおじいさんとおばあさんは感動していました。
二人が、ほっと息をついた時、前へみると、舞台がすべて消えて、元の草原に戻っていました。その時にどこかで猫の鳴き声がしましたが、ぶちは二度と姿をみせませんでした。

猫のぶちは、どうなったのでしょうか? おじいさんとおばあさんのために、開いた芝居の舞台は命がけだったかもしれませんね。素晴らしい恩返しのお話でしたね。


◆ 5月25日の花と花言葉 ◆◇◆◇◆
5月25日のお花と花言葉を4つご紹介します。
あなたが知っているお花と花言葉はあるでしょうか?

‣ ラナンキュラス
花言葉⇒『とても魅力的』『晴れやかな魅力』『光輝を放つ』
ラナンキュラスは、鮮やかなお花です。ラナンキュラスは、『とても魅力的』『晴れやかな魅力』『光輝を放つ』という花言葉があります。この花言葉は、シルクドレスのような肌触りの花びらやその明るく鮮やかな色あいに由来するといわれます。

‣ パンジー
花言葉⇒『物思い』
パンジーは、とても可愛いお花です。パンジーには、『物思い』という花言葉があります。この花言葉は、花名と同様に花姿が思索にふける人の顔に見えることに由来すると言われています。

‣ ユズ
花言葉⇒『健康美』『汚れなき人』『恋のため息』
ユズは白いお花です。ユズは、『健康美』『汚れなき人』『恋のため息』という花言葉があります。この花言葉にある健康美は、さわやかな香りの黄色い果実を結実することを象徴したものであると言われています。

‣ ヒソップ
花言葉⇒『清潔』『浄化』
ヒソップはハッカのにおいがするお花です。ヒソップは、『清潔』『浄化』という花言葉があります。この花言葉は、西洋において、けがれを取り除く働きがあるとされ、神殿などの神聖な場所を清めるのに用いられたことに由来すると言われています。


あなたにとって、幸せな一日でありますように……。

                    (「知恵の木」より引用)

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5/24 石中田の周りの自然

田植えを終えた稲が根を張り始めた証拠に、ピンと真っすぐに成長しているのが分かります。また石中田の周りでは、校内整備員さんの力をお借りして4組の菜園の準備が進められています。
畦にはクローバー(シロツメクサ)のかわいらしい白い花が咲き乱れ、心休まる風景を作り出してくれています。
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5/24 きれいに見える花にも…

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体育館南側の花壇に咲くナデシコ(撫子)。色やデザインもさまざまで、見ていてとても心が癒されます。


和名の「撫子」の名前の由来は、その咲いている姿が「撫でたくなるほど可愛らしい」ことからと言われています。そこから幼い子供や女性のたとえとして使われるようになりました。
一方、学名(属名)の「ダイアンサス(Dianthus)」の由来は、「Dios(神を表すスペイン語)」と「anthos(花を表す古典ギリシャ語)」を合わせた言葉です。直訳すれば「神の花」となりますね。
また、英名では「ピンク(Pink)」ともいいます。つまり、ピンク色とは元々「なでしこの花の色」のことを指していました。日本では「ピンク色」のことを「桃色」と呼ぶことがあります。同じような色に思えますが、その語源で考えてみるとはっきりとその違いがわかりますね。

「ナデシコ」の基本的な花言葉は「純愛」「貞節」「無邪気」「思慕」「大胆」です。淡紅色の繊細で可憐な花を咲かせている姿が、控えめで清楚な女性を連想させることから「純愛」「貞節」というような淑やかな花言葉がピッタリですね。
ただ、ひとつだけイメージの異なる「大胆」という花言葉は「西洋ナデシコ」の派手な赤い色であったり、なでしこが自然(緑)の中で咲いているさまが色鮮やかであったりすることからきているとされています。


*** 今日は何の日? どんな日? **********

◆ 5月24日はこんな日です ◆◇◆◇◆
‣ ゴルフ場記念日 ―――――
イギリスの貿易商アーサー・ヘスケス・グルームが1903年に日本初のゴルフ場「神戸ゴルフ倶楽部」を六甲山に開場しました。グルームは六甲山に別荘を持っていましたが、これが六甲山開発の始まりと言われています。ゴルフ好きな人は、特別な記念日かもしれないですね。

‣ だて巻きの日 ―――――
厚焼き卵などの寿司具を製造する千日総本社が制定しました。だて巻の名前の由来という説のある伊達政宗の忌日であることから記念日にしました。だて巻に伊達政宗が関連していたとは、驚きですね。

‣ エンパイヤ・デー ―――――
1819年のこの日、イギリス女王ヴィクトリア1世がジョージ3世の孫として誕生しました。後にウィリアム4世の後を継いで国王になりました。

‣ エクアドル・ピチンチャ戦勝記念日 ―――――
1822年、エクアドル独立戦争・ピチンチャの戦いで反乱軍がスペインに勝利しました。これも歴史の一つですね。


◆ 5月24日にまつわる昔話 ◆◇◆◇◆
若い男は、手打ちにいたすと鉢合わせした侍に言われて、びっくりして役人番所に飛び込みましたが、若い男は番所に入って、あることに合点がいきます。しかし、その後でもっとびっくりしたことが起こります。さて、若い男に起きたこととはどんなことでしょうか?
昔話を見てみましょう。

‣ キツネと油あげ ―――――
昔々、江戸の山の下にある見回り役人番所に、近くの屋敷で働く若い男が飛び込んできました。
運悪く役人は、見回りに出ていて番所には誰もいませんでした。若い男は、がっかりした顔をして帰ろうとしたところへ役人が戻ってきました。役人は、「何か、あったのか?」と尋ねました。若い男は、「実は、昨晩屋敷の者たちと花見に出かけたのですが、花を見ながらお酒を飲み、よい気持ちになっていました。
帰ろうとした時、林の中から出てきたお侍と鉢合わせしたんです。お侍は、風邪でもひいているのか、大きな音をたてて何度も鼻をすすっていましたが、急にこっちをむいて『手打ちにいたす、覚悟』と言ってきたので、もうあっしはびっくりしてしまってこの番所へ飛び込んだというわけなのです」と答えました。
役人がしばらくだまっていると、若い男は急に着物の袖の中に手を入れて探し始めたのです。花見のごちそうが無くなっていることに気がつきました。若い男は、その時に頭に浮かんだのはあの時、会った侍のことでした。若い男は、「あの時の侍はキツネが化けていたのだな、花見のごちそうの残りを狙ったに違いない。あのごちそうは、油あげの料理だったからな。どうりで鼻をすすったりしていたわけだ」と若い男は合点がいき、お騒がせしましたと番所を出て行こうとしました。
お役人が若い男の手をとめ「お主にお礼を言う、あの油あげはとてもうまかった」と言ったのです。
若い男が、不思議そうな顔して振り向くと、役人は、「その侍の男はこんな顔だったかな?」とキツネになりました。あまりのことに若い男は、びっくりしてそのまま気絶してしまいました。

合点がいった若い男ですが、侍の正体が目の前にいる役人だとはびっくりしましたね。キツネはこのようにして、人をだましていたのですね。


◆ 5月24日の花と花言葉 ◆◇◆◇◆
5月24日のお花と花言葉を4つご紹介します。
あなたが知っているお花と花言葉はあるでしょうか?

‣ ヘリオトロープ
花言葉⇒『献身的な愛』『夢中』『熱望』
ヘリオトロープは可愛らしい紫色のお花です。ヘリオトロープは、『献身的な愛』『夢中』『熱望』という花言葉があります。この花言葉にある献身的な愛は、太陽神アポロンに恋をした水の精クリティが、ヘリオトロープに姿を変えたというギリシア神話に由来すると言われています。

‣ シャクヤク
花言葉⇒『恥じらい』『はにかみ』『謙遜』
シャクヤクは、とてもきれいなお花です。シャクヤクは、『恥じらい』『はにかみ』『謙遜』という花言葉があります。この花言葉にある恥じらいとはにかみは、はにかみ屋の妖精がこの花にかくれたところ、花も一緒に赤らんだというイギリスの民話に由来するという説や夕方には花を閉じてしまうことにちなむという説もあります。

‣ ユキノシタ
花言葉⇒『深い愛情』
ユキノシタは、変わったお花です。ユキノシタは、『深い愛情』という花言葉があります。この花言葉は、ユキノシタの葉のしぼり汁が子どもに多い中耳炎やひきつけなどにも効果があるとされ、民間薬として用いられたことにちなむとも言われています。

‣ ラベンダー
花言葉⇒『沈黙』『私に答えてください』『期待』『不信感』『疑惑』
ラベンダーは、とても良い香りのするお花です。ラベンダーは、『沈黙』『私に答えてください』『期待』『不信感』『疑惑』という花言葉があります。この花言葉にある疑惑は、ラベンダーが不思議なほどに強い香りを放つことに由来すると言われています。


あなたにとって、幸せな一日でありますように……。

                    (「知恵の木」より引用)

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■■ 今日の予定 ■■
 ・通常日課(50分日課) 6時間授業 部活動なし
 ★テスト週間
 ・自転車講習会(1年)
 ・スクールカウンセラー、心の相談員、図書館司書 来校
 ・最終下校 ➡ 16:30
 
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5/23 鮮やかな紫色 !?

校内をよく見ると同じ花が至る所に咲いているのを発見することができます。
 ▶ 写真上:体育館西側の花壇の一角
 ▶ 写真中:校舎北側の植え込み(築山)
 ▶ 写真下:校舎北側の植え込み

鮮やかな紫色の花を咲かせているシラン(紫蘭)ですが、写真下には白色の花のシランを見つけることができました。
「あなたを忘れない」の花言葉のとおり、印象に残るシランです。

よくよく調べてみると・・・
「白花紫蘭」という花の名は、紫色の花が咲くランの花から名づけられたシラン(紫蘭)の白花であることから呼ばれています。
花言葉「楽しい語らい」は、先に咲いた花や隣の花茎の花に向いて、語りかけているように次々と咲く横向きの花の姿につけられたのでしょう。
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5/23 季節の変わり目 学校生活の変わり目

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ツツジが見頃を終え、最近ではサツキの花がきれいに咲いている様子をよく見かけます。学校外でも、冬場、歩道に沿って形をきれいに整えられたサツキを見ると、「やっぱり業者はうまいなぁ」とついつい感心してしまいます。
5月に一斉に花が咲きそろうことから、その名がついたとされるツツジ科の常緑樹「サツキ(皐月)」。初夏の日差しの中、色鮮やかなサツキの花が咲き乱れる姿は圧巻の美しさです。

今週は、前期中間テスト前の大切な週。自身で勉強して分からなかったところを先生や友達に聞いて解決する。これも重要なテスト勉強の一つです。
学習に集中できる環境づくりに努めていきたいと思います。


*** 今日は何の日? どんな日? **********

◆ 5月23日はこんな日です ◆◇◆◇◆
‣ ラブレターの日 ―――――
松竹が制定しました。「こい(5)ぶ(2)み(3)」(恋文)の語呂合せと、浅田次郎原作の映画『ラブ・レター』の公開初日であったことから、記念日としました。

‣ 火葬禁止令廃止の日 ―――――
1875年、明治政府により制定された火葬禁止令が廃止されました。

‣ 世界亀の日 ―――――
亀に関心を向け、知識を深め、敬意を払い、亀の生存と繁栄のための人間の行動を奨励する日です。亀を見る機会ありますか?


◆ 5月23日にまつわる昔話 ◆◇◆◇◆
長者は娘を助けた命の恩人を婿にしようとしますが、恩人は三人でした。さて、有名な大岡越前の裁きが光ります。越前のお裁きで、婿は誰にななったでしょうか?
昔話を見てみましょう。

‣ 娘の婿選び ―――――
昔々、ある長者に一人の娘がいました。
娘は、家の用事で川のそばを歩いていましたが、長雨続きで川は大水でしたので、運悪く足を滑らせて川に落ちてしまったのです。見ていた人が川にかけよりましたが、娘はどこへ流されていったのか、探しても見つけることができませんでした。長者は、慌てふためいていましたが、通りかかった易者に娘の居場所を占ってもらいました。
すると、「娘は、板ぎれにつかまり、少し向こうの深みに浮いている」易者に教えてもらいました。娘を見つけ出すことはできましたが、川が大水で飛び込んで助ける事ができません。そこに、目の見えない男がやってきて「わたくしがお助けしましょう。縄の用意を願います」と言って、自分の体に縄を結びつけて川に飛び込み、娘を引き上げてくれました。
川に流され続けた娘は、とても弱っていて虫の息でした。すると、今度は医者が通りかかってくれたので、懸命な手当てをしてくれたので娘の命はなんとか取り止めることができました。娘の命を助けてくれた三人に感謝した長者は、お礼に娘を嫁にやることにしましたが、恩人は三人なので、誰にしたらいいか困り果てていました。
長者は、名裁きで有名な大岡越前に頼む事にしたのです。長者は、「大岡さまに娘の婿を選んで頂きたい。三人のうち、誰が娘を一番幸せにできるのか、名裁きをお願いいたします」と言いました。越前も、数々の難問を解決に導いてきましたが、さすかに困ってしまいました。三日、寝ずに考えましたが、良い名案が思いつかないので、二日裁きを延ばしてもらうことにしました。
気晴らしに越前は、滝の近くに出かけることにしました。岩に腰をおろして、滝を眺めていると、どこからともなく話し声が聞こえてきました。岩の下にはほら穴があって、そこを山賊が隠れ家にしていました。耳をすまして聞いてみると、なんと山賊たちは、今回のお裁きについて話していたのです。
一人の山賊は、「さすがにあの裁きは、あの大岡さまでも頭を悩ませておるそうじゃよ、お前ならどうする?」と言っていました。別の山賊は、「わしなら、娘婿には、目の見えん男に決める」と言ったのです。
なぜ、そう決められると問われると、「おぬしにはわからんのか? 昔から、『たとえ火の中、水の中』という言葉があるじゃろう? 易者が占いをするのも、医者が人を助けるのも当たり前。それに比べて目が見えん男は、本当に水の中にもぐって娘を助けたんじゃ。わしも泳ぎは達者だが、目をつぶったままではとても川に飛び込めん。だから、自分の命をかけて娘を救った目の見えん男が娘を一番幸せにするに決まっている」と言っていました。
越前は、山賊の言葉に感心して、目の見えない男を長者の娘婿に決めたということです。
「これにて、一件落着!」

山賊でも、洞察力は越前よりも素晴らしいものがありますね。こういったしっかりとしたものごとを分析し判断できる人が増えると、この世はもっとよくなりますね。


◆ 5月23日の花と花言葉 ◆◇◆◇◆
5月23日のお花と花言葉を4つご紹介します。
あなたが知っているお花と花言葉はあるでしょうか?

‣ ジギタリス
花言葉⇒『不誠実』『熱愛』
ジギタリスは、指サックに似ているお花です。ジギタリスは、『不誠実』『熱愛』という花言葉があります。この花言葉にある不誠実は、ギリシア神話にてサイコロ遊びが好きだ
ったゼウスの妻ヘラに由来すると言われています。”

‣ ゴデチア
花言葉⇒『変わらぬ愛』『お慕いいたします』
ゴデチアは、季節が移り変わってもきれいなお花です。ゴデチアは『変わらぬ愛』『お慕いいたします』という花言葉があります。この花言この花言葉にある変わらぬ愛は、春から夏に季節が移り変わっても、美しい花を咲かせていることに由来すると言われています。

‣ 月桂樹(ゲッケイジュ)
花言葉⇒『栄光』『勝利』『栄誉』『私は死ぬまで変わりません』
月桂樹は、愛の証として扱われているお花です。月桂樹は、『栄光』『勝利』『栄誉』『私は死ぬまで変わりません』という花言葉があります。この花言葉にある栄光、勝利、栄誉はギリシア神話のアポロンとダフネの物語(太陽神アポロンから、小さな弓をからかわれ怒ったエロースアポロンには恋をする黄金の矢を河の神の娘ダフネには愛を拒絶する鉛の矢を放ちます。アポロンの求愛から逃れるために、父に月桂樹に変えてと懇願しました。
悲しんだアポロンは私の聖樹になって欲しいと頼むと、ダフネは月桂樹の葉をアポロンの頭に落としまし、永遠の愛の証として月桂冠をつくり、永遠に身に着けたとされています。アポロンの聖樹として神聖視されたゲッケイジュ。月桂樹の葉で「月桂冠」をつくり、勝利と栄光のシンボルとして勝者や優秀な者たちの頭にかぶせました。)由来すると言われています。私は死ぬまで変わりませんは、愛の証として月桂冠を永遠に身に着けたアポロンの話に由来されると言われています。

‣ カラー
花言葉⇒『華麗なる美』『乙女のしとやかさ』『清浄』
カラーは美しいお花です。カラーは、『華麗なる美』『乙女のしとやかさ』『清浄』という花言葉があります。この花言葉にある清浄は、純白のウェディングドレスの裾を思わせる白くすっきりしたその花姿に由来すると言われています。


あなたにとって、幸せな一日でありますように……。

                    (「知恵の木」より引用)

**********  **********

■■ 今日の予定 ■■
 ・通常日課(50分日課) 5時間授業 部活動なし
 ・内科検診(3年)
 ・校外学習(4組)
 ・最終下校 ➡ 15:30
 
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5/22 いつもと目線を変えて…

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明け方まで降った雨も上がり、朝日に照らされた雫がキラキラと光ってとてもきれいに見えます。日頃、当たり前に見ている景色も、雨上がりに見るとまた違った景色に見えてくるから不思議です。
いつもと目線を変え、素敵な景色を見ながら、優雅に一日を過ごしてもらいたいと思います。

中学生のみなさんにとっては、一週間後(5/31・6/1)に前期中間テストがありましたね。少しずつ勉強モードに切り替え、ライバルに差をつけましょう。


*** 今日は何の日? どんな日? **********

◆ 5月22日はこんな日です ◆◇◆◇◆
‣ ガールスカウトの日 ―――――
ガールスカウト日本連盟が制定しました。1947年、中断されていた日本のガールスカウトを再興するために準備委員会が発足しました。

‣ サイクリングの日 ―――――
日本サイクリング協会(JCA)が2009年に制定しました。大自然の中をサイクリングしてみたいですね。

‣ 国際生物多様性の日 ―――――
国際デーの一つです。1994年の「生物の多様性に関する条約」締約国会議で制定されました。

‣ イエメン・ナショナルデー ―――――
1990年、イエメン・アラブ共和国とイエメン民主人民共和国が統合され、イエメン共和国となったことを記念しました。


◆ 5月22日にまつわる昔話 ◆◇◆◇◆
ある侍がやってきて、姫が嫁入りをされるから、舟を用意してくれるように頼みました。渡し舟の親方は大仕事だと喜びましたが、小判を仲間と分けようと包みをあけてびっくりしてしまいました。さて、それは何故でしょうか?
昔話を見てみましょう。

‣ 真夜中のキツネの嫁入り ―――――
昔々、江戸のある大きな川の渡し舟の小屋に一人の侍が入ってきました。
侍は、大きな屋敷からの使いだと「今夜、お屋敷の姫が、川の向こう町にあるお屋敷へ嫁入りをされる。御付きの者たちは、百名を超えるであろう。この川の渡し舟を残らず集めて待っていて欲しい。とりあえず小判十枚は包んでおいたが舟賃はたくさんの御祝儀と出すつもりでいる」と言って帰っていきました。渡し舟の親方は、大仕事が来たと大喜びで仲間たちの舟を集めました。
その夜、ちょうちんの灯をつねらせてたくさんの侍たちに見守られながら、お姫さまがやってきました。船頭たちは、行列を出迎えると失礼のないように一人ずつ舟に案内してゆっくりと夜の川を渡って行きました。向こう岸に着くと行列の人たちは、夜の闇に消えていきました。
次の日の朝のことです。船頭の親方は、昨日受け取ったお金を分けようと、神棚に置いておいた包みを手にとりました。親方は、怪訝そうな顔をして「やけに軽いな」と言いながら包みをあけてみると、なんと中に入っていたのは十枚の葉っぱだったのです。親方は、「ちくしょう! キツネのやつ、派手にやりやがったな!」と悔しそうに言いました。

むかしは、キツネにだまされるこんな話がよくあったそうです。キツネの侍はよくだますことができて、キツネの姫を向こうへ渡らせることができて安堵していることでしょう。人もキツネも嫁に出す時には盛大にという思いがあるのかもしれませんね。


◆ 5月22日の花と花言葉 ◆◇◆◇◆
5月22日のお花と花言葉を4つご紹介します。
あなたが知っているお花と花言葉はあるでしょうか?

‣ フクシア
花言葉⇒『つつましい愛』『信じる愛』『好み』
フクシアは、紫の変わったお花です。フクシアは、『つつましい愛』『信じる愛』『好み』という花言葉があります。この花言葉にある好みは、女性の耳飾りの英名にちなんでいると言われています。

‣ アスチルベ
花言葉⇒『恋の訪れ』『自由』
アスチルベは、優しさがにじみ出ているお花です。アスチルベは、『恋の訪れ』『自由』という花言葉があります。この花言葉にある恋の訪れは、やがてつぼみが開き、ピンクや白のふわふわした花を咲かせる様子に由来すると言われています。

‣ 立葵(タチアオイ)
花言葉⇒『大望』『野心』『豊かな実り』『気高く威厳に満ちた美』
立葵は、美しいお花です。立葵は、『大望』『野心』『豊かな実り』『気高く威厳に満ちた美』という花言葉があります。この花言葉にある大望、野心、豊かな実りは、立葵に多くの実が生じることに由来するとも言われています。

‣ ジギタリス
花言葉⇒『不誠実』『熱愛』
ジギタリスは、指サックに似ているお花です。ジギタリスは、『不誠実』『熱愛』という花言葉があります。この花言葉にある不誠実は、ギリシア神話にてサイコロ遊びが好きだったゼウスの妻ヘラに由来すると言われています。


あなたにとって、幸せな一日でありますように……。

                    (「知恵の木」より引用)

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5/21 日当たりよく、真面目に生きる

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春の鮮やかな花が終わる頃、堤防沿いでよく土筆(ツクシ)を採っている人の姿を見かけます。また、ゴールデンウィークが明けると、山の斜面で蕨(ワラビ)を採っている人の姿を見かけることがあります。自然の恵みをその季節ごとに感じ、自身のお気に入りスポットで、採る行為そのものを楽しむ方も多いようです。

本校のプール横の日当たりのよい場所で、ワラビを見つけました。

< シダ植物の豆知識 >
シダ・ワラビ・ゼンマイを見分けるポイントは葉の形と茎の生え方です。
・シダ
 ➡ 地面から枝分かれすることなく生えています。
・ワラビ
 ➡ 葉の形は似ていますが、枝の途中でいくつも枝分かれして大きく伸びます。
・ゼンマイ
 ➡ ワラビと枝の伸び方は似ていますが、楕円型の葉がたくさんついています。

ワラビの花言葉は「真面目」。春になると毎年日当たりのよい丘や低い山などの同じ場所に出てきて、身近で簡単に採れる山菜であることからきているのでしょう。
私たち人間も「真面目」に生きたいものですね。


*** 今日は何の日? どんな日? **********

◆ 5月21日はこんな日です ◆◇◆◇◆
▶ 小学校開校の日 ―――――
1869年、京都市に日本初の近代小学校「上京第二十七番組小学校が開校しました。住民が自分たちで開校のための資金を調達しています。今は、子供達が学べる場所になっているのもこういう活動からなのですね。

▶ リンドバーグ翼の日 ―――――
1927年、チャールス・リンドバーグがパリに到着し、大西洋無着陸横断飛行に成功しました。「翼よ、あれがパリの灯だ」という有名な言葉とともにパリのル・ブールジェ空港に到着しました。

▶ 探偵の日 ―――――
社団法人探偵協会が制定しました。人探しの探偵、浮気調査、さまざまなお仕事がうまれていますね。

▶ モンテネグロ・独立記念日 ―――――
2006年、モンテネグロでセルビア・モンテネグロからの分離独立についての国民投票が行われ、独立が決定されました。


◆ 5月21日にまつわる昔話 ◆◇◆◇◆
仲の悪いおばあさんとお嫁さんは、ふたりで見たものが馬か鹿で言い合いをし、奉行所にまで訴え出ることになりました。有名な大岡越前の名裁きはどのようなものだったのでしょうか?
昔話を見てみましょう。

▶ 鹿でも馬でもない ―――――
昔々、とても仲の悪いお嫁さんとおばあさんがいました。二人は顔を合わせる度に口げんかをしていました。
ある日、おばあさんがいろりのふちに座っていると、お嫁さんがそばに座りました。そして、いつもの言い合いを始めます。口を先に開いたおばあさんは、「どこぞの嫁は、飯は一人前食うが、着物一枚、縫えんそうじゃ」と言うと、返すように「どこぞのばあさんは、いつも嫁いじめをして楽しんでいるそうな」と言いました。
しかし、二人ともいろりのそばを離れようとはしませんでした。二人とも黙ったままでしたが、しばらくすると、お嫁さんがぼんやりと外を見ると馬が一頭、歩き回っていました。黙り続けているとますます気まずくなっていくと思ったお嫁さんは「ばあさん、馬が歩き回っているよ」と言いました。それをみたばあさんは「あれは馬じゃない。鹿だ。よく見もしないで、何を言うか」と言いました。
そして、二人は、「馬じゃ!」「鹿じゃ!」と言い合いになってしまいました。どちらが正しいかを決めようと奉行所になんと訴え出たのです。
そして、その裁きを下すのは大岡越前でした。裁きを受ける前の晩に、おばあさんは黙って越前のお屋敷へ行って「どうか嫁の前で、わたしたちが見たのは鹿だと言って下さい。この裁きに負けてしまうと、嫁がますますつけあがります」とお願いにきていました。
越前はわかったと答え、おばあさんが帰った後、お嫁さんも、「どうかばあさまの前でわたしたちが見たのは馬だと言って下さい。この裁きに負けると、ばあさまますます頑固になります」お願いにきました。越前のわかった、任せておけという言葉を聞いて、お嫁さんは大喜びで帰っていきました。
次の日、二人は奉行所へやって来ました。二人とも、相手をぎゃふんと言わせてやると思っていました。おばあさんもお嫁さんも、越前にお願いをして話はついたと思っていたので、自分が負けるはずないと余裕の笑みをこぼしました。
さて、二人がお白州に座ると、越前が出て来て「それでは、二人の言い分、どちらが正しいか決めよう。ばあさんから申せ」というと、おばあさんは、「大岡さま、わたしたちが見たのは間違いなく鹿でございます」と言いました。越前は、「いいや、あれは鹿ではない」と言ったのです。それを聞いたおばあさんは青ざめてしまいました。それを聞いたお嫁さんは、勝ったのが決まったかのように前へ出て「大岡さま、わたしたちが見たのは間違いなく馬でございます」と言いました。越前は、「いいや、あれは馬ではない」と言ったのです。これを聞いたお嫁さんも青ざめてしまいました。
越前は、「裁きを申し渡す。あれは鹿でもなければ馬でもない、馬鹿というものじゃ」と言いました。二人は、きょとんとした顔して「馬鹿でございますか?」と尋ねました。越前は「馬や鹿で言い争いなどをするなど、お前たちは大馬鹿じゃ」といったのです。そして、「二人とも馬鹿でよかったのう、いくら仲の良い嫁姑でも仲が悪くなることもあろう。しかし、お前たちは大馬鹿と言われるほどの仲じゃ、これからは仲良くなるしかないではないか?」と続けました。
おばあさんも、お嫁さんもくだらないことでケンカをしていたのが恥ずかしくなりました。おばあさんは「ごめんよ、つまらない意地をはって、きっと鹿だよ、角がなかったのだから」といい、お嫁さんは「角がない鹿だったんですよ」と言いました。
急に仲良くなった二人をみて、越前は満足そうにいったのです。「これにて、一件落着!」

どちらも歩みよりができて良かったですね。世間には歩み寄りが難しいと嘆いて仲良くすることができない人たちもたくさんおります。人と仲良くできることほど幸せなことはありませんね。


◆ 5月21日の花と花言葉 ◆◇◆◇◆
5月21日のお花と花言葉を4つご紹介します。
あなたが知っているお花と花言葉はあるでしょうか?

▶ カスミソウ
花言葉⇒『清らかな心』『無邪気』『親切』『幸福』
カスミソウは、白で可愛らしいお花です。この花言葉にある『清らかな心』は、純白で奥ゆかしく、可憐な花姿に由来すると言われています。

▶ ラークスパー
花言葉⇒『陽気』『快活』
ラークスパーは元気なお花です。ラークスパーは、『陽気』『快活』という花言葉があります。この花言葉は、草原や河川敷で天までとどけとばかりに空高く鳴きながら舞いあがるヒバリの元気な姿に由来すると言われています。

▶ 藤(フジ)
花言葉⇒『優しさ』『歓迎』『決して離れない』『恋に酔う』
フジは、きれいな紫色のお花です。フジは、『優しさ』『歓迎」』『決して離れない』『恋に酔う』という花言葉があります。この花言葉にある優しさ、歓迎は、外国人にも和の風情を強く感じさせると言われ、外国の方々を温かく迎え入れようという姿勢を表していると言われています。

▶ ムクゲ
花言葉⇒『信念』『新しい美』
ムクゲは、早朝に花を開き、夕方にはしぼんでしまうお花です。ムクゲは、『信念』『新しい美』という花言葉があります。この花言葉にある新しい美の花言葉は、新たな花が次々と咲き続けることに由来すると言われています。


あなたにとって、幸せな一日でありますように……。

                    (「知恵の木」より引用)

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■■ 今日の予定 ■■
 ・部活動:剣道部、ソフトテニス部(男女) *校内練習・午前
 
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5/20 大切な命と学びの機会

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入学式には会場に華を添え、その後も校内の至る場所で癒しを与えてくれたサイネリア。生徒の植物を大切にする気持ちで世話が続けられていましたが、ようやくその時期も終わり… と思っていました。
ところが、傷んだ部分を取り除いていくと、再びつぼみをつけ、花を咲かせていることに気づきました。生命力の強さと命を大切にする気持ちがそうさせたのかもしれませんね。

行事や日頃の生活に彩りを加えようと購入した植物も、「役目を終えればその後は廃棄」では、なんとももったいない。生徒たちの学びは、いたるところにあるものです。


*** 今日は何の日? どんな日? **********

◆ 5月20日はこんな日です ◆◇◆◇◆
▶ ローマ字の日 ―――――
ローマ字社(NRS)が1955年に制定しました。ローマ字国字論を展開した物理学者田中舘愛橘の命日です。ローマ字は、見ない日は無くなりましたね。

▶ 東京港開港記念日 ―――――
東京都港湾局が制定しました。東京の貿易は横浜港に依存していましたが、関東大震災により東京にも大型船が入港できる港が必要になったことから、東京港が作られました。

▶ 成田空港開港記念日 ―――――
1978年、千葉県成田市に新東京国際空港(成田空港)が開港しました。閣議決定されてから12年かかっての開港でした。開港式典は機動隊の戒厳の中で行われました。

▶ 世界計量記念日 ―――――
「メートル条約」締結125周年を記念して2000年から実施されました。ものを量るという作業がとてもスムーズになりましたね。


◆ 5月20日にまつわる昔話 ◆◇◆◇◆
お金が無くなってきた吉四六さんは、あることを思いつき村人たちに声をかけていきました。吉四六さんは、いったい何をしたのでしょうか?
昔話を見てみましょう。

▶ ウシの鼻ぐり ―――――
昔々、吉四六さんと言う、とてもゆかいな人がいました。吉四六さんは、あまりお金持ちの方ではありませんでしたが、お金がなくなってくると良い知恵が浮かんでくるのです。
ある日、吉四六さんは畑仕事をしながら、町へ行く人々を呼び止めて、「すまんが、町の荒物屋で、ウシの鼻ぐりを買って来てほしいんじゃ。数は、いくつあってもいい。値段は、高くてもかまわん」と変なことを頼んだのです。頼まれた人は皆引き受けてくれましたが、ある一人は、「あいにく、売り切れとるそうじゃ。ウシの鼻につなを通す、鼻ぐりの輪など、めったに売れるもんではないから、普段は置いてないそうじゃ」と吉四六さんに言いました。頼まれた別の人も「ずいぶん探したが、一つもなかった。『今日は何人も、鼻ぐりを欲しいと言う人が来た。こんな事なら、たくさん仕入れておけばよかった』と、くやしがっとったわい」と、口々に言いました。吉四六さんは「それはすまん事じゃった」と喜びながら家に帰りました。
次の朝、吉四六さんは作って貯めておいたウシの鼻ぐりを、町へかついで行って、「ウシの鼻ぐりは、いりませんか?」と町中にある荒物屋を回りました。「これは良いところに来てくれた。いくつでも置いていってくれ。」とどこの荒物屋でも儲けそこなっているので喜んで買ってくれました。荒物屋は「これで昨日のお客たちが来てくれれば、ひともうけ出来るぞ」とそろばんをはじいていましたが、一つも売れませんでした。儲けることができたのは吉四六さんだけでした。

お金を稼ぐために、ワル知恵が働きますね。吉四六さんは、とんちはうまいですが、使い方がイマイチかもしれませんね。頼まれて探してくれた人たちの思いはどうやって精算するつもりでしょうか?


◆ 5月20日の花と花言葉 ◆◇◆◇◆
5月20日のお花と花言葉を4つご紹介します。
あなたが知っているお花と花言葉はあるでしょうか?

▶ カタバミ
花言葉⇒『喜び』『輝く心』『母のやさしさ』『輝く心』
カタバミは珍しいお花です。カタバミは、『喜び』『輝く心』『母のやさしさ』『輝く心』という花言葉があります。この花言葉は、鍮の仏具や鉄製の鏡をカタバミの葉で磨いたことに由来すると言われています。

▶ シャスタ・デイジー
花言葉⇒『忍耐』
シャスタ・デイジーは強いお花です。シャスタ・デイジーは、『忍耐』という花言葉があります。この花言葉は、常緑で耐寒性もあり、とても丈夫であることに由来すると言われています。

▶ オダマキ
花言葉⇒『愚か』『勝利への決意』(紫) 『心配して震えている』(赤)
オダマキはライオンが葉を食べるので非常に力があるお花です。オダマキは、『愚か』『勝利への決意』(紫) 『心配して震えている』(赤)という花言葉があります。この花言葉にある心配して震えているは、ヨーロッパのシンボルでもある捨てられた恋人に由来すると言われています。

▶ フクシア
花言葉⇒『つつましい愛』『信じる愛』『好み』
フクシアは、紫の変わったお花です。フクシアは、『つつましい愛』『信じる愛』『好み』という花言葉があります。この花言葉にある好みは、女性の耳飾りの英名にちなんでいると言われています。


あなたにとって、幸せな一日になりますように……。

                    (「知恵の木」より引用)

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■■ 今日の予定 ■■
 ・通常日課(50分日課) 6時間授業 部活動あり
 ・フリー参観日 *いつでもご自由にご参観ください
 ・進路講演会・修学旅行説明会(3年)
 ・職場体験事前訪問(2年)
 ・最終下校 ➡ 17:30
 
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5/19 爽やかな朝に想う

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まさに五月晴れ、爽やかな朝を迎えました。
木々の緑と澄み切った青空のコントラストがとても鮮やかに見えます。
朝の空気は少しひんやりしますが、昨日に引き続き、日中の気温は今日も高そうです。熱中症や体調管理に十分注意していきたいと思います。

再来週から始まる前期中間テストに向け、授業や家庭での学習にも意識が向いてきています。今日のような爽やかな日に勉強に集中できるよう、授業を進めていきたいと思います。


*** 今日は何の日? どんな日? **********

◆ 5月19日はこんな日です ◆◇◆◇◆
▶ ボクシング記念日 ―――――
1952年、ボクシング世界フライ級タイトルマッチで、挑戦者・白井義男がチャンピオンのダド・マリノに判定勝ちしました。日本初のボクシングチャンピオンの誕生ですが、遅咲きのチャンピオンです。素晴らしい栄光です。

▶ 三国祭り ―――――
北陸三大祭の一つといわれる福井県の坂井市で行われる三国神社のお祭りです。最大6メートル50センチにもなる武者人形を上に乗せた山車を大勢で動かし神社に奉納し、その後に街中を練り歩きます。危険回避のため、人形は最大6メートル50センチとされています。

▶ トルコ・青少年とスポーツの日 ―――――
1919年、オスマン政府より派遣されたケマル・アタテュルクがアナトリア北部の港町サムスンに上陸しました。アタテュルク記念とされています。

▶ セメントの日 ―――――
1875年、官営深川セメント製造所にて宇都宮三郎らが国産初のポルトランドセメントの製造に成功したことを記念して制定されました。


◆ 5月19日の花と花言葉 ◆◇◆◇◆
5月19日のお花と花言葉を4つご紹介します。
あなたが知っているお花と花言葉はあるでしょうか?

▶ サツキ
花言葉⇒『節制』
サツキはきれいなお花です。サツキは、『節制』という花言葉があります。この花言葉は、山奥の岩肌などの厳しい環境を好むことに由来すると言われています。

▶ シャクヤク
花言葉⇒『恥じらい』『はにかみ』『謙遜』
シャクヤクは、とてもきれいなお花です。シャクヤクは、『恥じらい』『はにかみ』『謙遜』という花言葉があります。この花言葉にある恥じらいとはにかみは、はにかみ屋の妖精がこの花にかくれたところ、花も一緒に赤らんだというイギリスの民話に由来するという説や夕方には花を閉じてしまうことにちなむという説もあります。

▶ フクシア
花言葉⇒『つつましい愛』『信じる愛』『好み』
フクシアは、紫の変わったお花です。フクシアは、『つつましい愛』『信じる愛』『好み』という花言葉があります。この花言葉にある好みは、女性の耳飾りの英名にちなんでいると言われています。

▶ 胡蝶蘭(コチョウラン)
花言葉⇒『あなたを愛します』『幸福が飛んでくる』
胡蝶蘭は、蝶が舞っているようなお花です。胡蝶蘭には、 『あなたを愛します』『幸福が飛んでくる』という花言葉があります。この花言葉にある幸福が飛んでくるは、蝶から連想されたものと言われています。


あなたにとって、幸せな一日になりますように……。


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■■ 今日の予定 ■■
 ・特別日課(45分日課) 6時間授業 部活動なし
 ・スクールカウンセラー、心の相談員 来校
 ・最終下校 ➡ 15:55
 
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5/18 緑に囲まれて…

本校はたくさんの緑に囲まれています。一方で、校内の至る場所で「新緑」といわれる季節を体感することができます。
前期期末テストに向けて、授業や家庭での学習に力を入れている皆さんにとっては、目の疲れを取るのはもちろん、気分転換や癒しの時間に有効活用してもらいたいと思います。
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3/24 修了式

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