秋の気配はなかなかやってきません。暑い日が続いています。体調管理に留意してください。

修了式 「校長の話」

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・3年生が卒業して、もう半月が経過。月曜日に公立高校の合格発表があり、全員、進路先が決まりました。
・大切なことは、どこの学校に入れたかではなく、「進んだ学校でいかに頑張るか」です。
・3年間、足助中で真面目に頑張った卒業生たちなので、これからもきっと頑張ってくれるはず。応援したいと思います。

・さて、今日は、平成29年度を振り返る日です。
・足中生全員、まじめによく頑張りました。だから、成長しました。成長していない生徒は一人もいません。
・ほめたいことはいっぱいありますが、各学年一つにしぼります。

・2年生、廊下の黒板に、「三つのハ」が書かれています。そして、ハートの絵も描いてあります。時々、ハートの形がかっこ悪くなったこともありますが、今では、またきれいなハートになってきました。いろいろな経験をして、乗り越えてきた2年生は、ハートが、心が、大きくなりました。目つきも変わってきたような気がします。いよいよ最上級生です。「本気」を出して、頑張ってください。

・1年生、新しいという漢字の「シン」が、真(まこと、まっすぐ)という意味の「シン」に変わってきました
・11の小学校から集まってきて、心配そうな顔で動いていた1年前と比べると、本当にたくましくなりました。それは、チームワークがよくなったからだと思います。これも、2年生と同じで、いくつかの失敗を乗り越えてきたからこそです。4月からは、先輩と呼ばれるようになります。一段、高いレベルを目指して頑張りましょう。

・E&F学級、見違えるほど成長しました。あいさつ、返事、言葉遣い、我慢。どれも素晴らしいです。E&F学級の級訓「チャレンジ」のように、たくさんの小さなチャレンジを続けてきたから成長できたのだと思います。

・さて、約2週間前の3月11日、テレビで、7年前の大災害のことを放送していました。
・3月11日は、私たち日本人が絶対忘れてはいけない「東日本大震災」が起きた日です。
・約1万6千人の命が奪われ、2千5百人が行方不明です。
・いまだに仮設住宅で生活している人が3万人もいます。
・復興はなかなか進んでいません。
・そんな苦しい状況の中でも、みんなと同じ中学生が、勉強や運動、ボランティアで頑張っているという話を聞くと、何か勇気をもらえるような気がします。

・みんなは、「なんのために勉強しているのか?」「将来、どんな仕事に就きたいか?」と質問されたら、なんと答えるでしょうか?
・震災を経験した多くの中学生は、「将来、社会のため、人のため、役に立つ職業につきたい。そのために一生懸命勉強したい。」と答えるそうです。
・さらに、「どんな人間になりたいか?」という質問には、「他人の痛みが理解できる人になりたい」と答えます。

・足助中学校の校訓は「自立」です。
・私たちも、みんなの役にたてる、他人の気持ちの理解できる「自立」を目指していきたいです。
・そんな気持ちをもって、新入生を迎えましょう。
・今度みんなに会う4月には、一つ上の学年に上がった顔を見せてください。


生徒会役員 校長室会食 3月12日

平成30年度前期生徒会役員に当選したメンバーと校長の会食会を行いました。
まずは、みんなの当選を祝って、牛乳で乾杯をした後、一人一人から話を聞きました。
生徒会役員に立候補した動機は・・・「学級代表の経験を生かして、今度は学校全体をリードしたい。」「前回の生徒会役員の仕事が不十分だったので、リベンジしたい。」「生徒会役員にあこがれていた。」などがほとんどでした。

次に、頑張りたいことを聞いたところ、たくさん出ました。「学年間の壁をなくす。縦割りの活動を増やす。」「ボランティア活動を活発にする。」「いっそう挨拶のできる学校にする。」「笑顔のあふれる学校にする。」「自立を目指してお互いに高めあえる雰囲気づくり」「当たり前のことが当たり前にできる雰囲気づくり」「気づいて、考えて、行動にうつせる生徒を増やす」など、広範囲にわたった考えが出され、役員たちの強い意欲を感じました。

最後に、校長からは、「最上級生が手本となる足中の伝統を守っていこう」「足中生は、決められたことはしっかりできる生徒が多いので、自らすすんで動く生徒が増えるように、役員が先頭にたって頑張っていこう」「元気でまじめな足中生の姿をホームページでたくさん発信したい。生徒会活動もたくさん発信して、たくさんの人たちに幸せな気持ちになってもらいたい」などのエールを送りました。
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卒業式 「校長式辞」

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ただいま、59名の卒業生に卒業証書を渡しました。バックミュージックは、「親知らず子知らず」と「予感」。3年生が全力で取り組んだ合唱コンクールの自由曲です。卒業生にとって宝物であるこの2曲とともに卒業証書を渡すことができ、言葉では言い表せない感情がこみ上げてきます。
(中略)
さて、3年A組、B組、E学級、そして、転校した2名を加え、合計61名の卒業生の皆さん、卒業おめでとう。皆さんは、これまで多くの人たちに支えられ、生かされてきたおかげで、今日を迎えることができています。人からいただいた恩恵は、計り知れない財産となって、皆さんの体の中に息づいています。この足助の人たちはもちろんのこと、数えきれないほどの人たちから愛情あふれるご支援をいただきました。これからは、これまでいただいたご恩にむくいるように、精一杯生きていくことでお返しをしていってください。

一年前の卒業式で、私は、卒業生のことを「家族のような学年」と言いました。今年は、ためらわずこう言います。「皆さんは、兄弟のような学年」です。もちろん、その中には、長男・長女である担任の先生たちも入っています。絶対に切れない強い絆で結ばれている皆さんは、見ていてうらやましい限りです。先日出来上がってきた卒業アルバム。中でも、私が最も好きな写真は、修学旅行の時、岩地の海岸にある「温泉船」に、クラスみんなで気持ちよさそうにつかっている写真です。とても可愛く、そして、兄弟そのものです。

そんな皆さんが授業やさまざまな活動で見せる最上級生としてのたくましい姿も、私の記憶に強く残っています。お互いの意見をつなげながら考えを深めていく道徳の授業、先頭に立って盛り上げようと頑張っていた生徒会活動・部活動、そして、何よりも強い印象として残っているのは、合唱コンクールへの取組です。クラス一丸となって作り上げた皆さんの合唱は、後輩や保護者、地域の皆さんの心を打ちました。足助中には、伝統と呼ばれるものがいくつかあります。ASK活動、立志式、足中体操などはもちろんですが、私は、「自らの姿で手本を示す最上級生の姿そのもの」が、足助中の誇るべき伝統だと思っています。皆さんは、この3年間で成長し、立派な足助中の伝統となりました。これからは、その姿を見てきた後輩たちが、必ず伝統を引き継いでいきます。

E学級のN君、3年間、一生懸命足助中学に通い、見違えるほど成長しました。担任の大西先生と、兄弟のように肩を組んで廊下を歩く姿が目に焼き付いています。N君と言えば、みんなをひきつける優しい笑顔です。新しい学校でも、その笑顔でたくさんの友達を作り、頑張ってください。

さて、今日は、皆さんにとって旅立ちの日です。むしろ、「巣立ちの日」と言った方がよいかもしれません。私は、自分の中学の卒業式の時、校長先生が「鷲(わし)の巣立ち」について話してくれました。その時、少しドキドキして聞いていたことを今でも覚えています。鷲は、どの鳥も通わない断崖絶壁に巣を作るのだそうです。まず、外側に野バラなどのトゲのある枝を組み合わせて枠(わく)を作り、その内側に木の葉(このは)などを敷き詰め(しきつめ)、最後は親鷲(おやわし)の柔らかく暖かい羽毛を敷きます。雛(ひな)がかえると、親鷲はかわいい雛に最大限の努力を払って餌を与えて育てます。人間で言えば、ここまでが義務教育でしょうか。しかし、親鷲は、雛がもう十分独り立ちできるようになると、あの巨大な口ばしで、内側にあった柔らかい羽毛と枯葉(かれは)を散らしてしまうのです。すると、残っているのは鋭いトゲのあるバラなどの枝です。雛は、痛いので飛び立とうとしますが、恐ろしくて飛び立てず、しがみつくとトゲが刺さり血が出ます。どうすることもできなくなり、思い切って大空に飛び立つのです。これが、「巣立ち」です。飛び立ってみて初めて、自分の翼の力で飛べることを発見するのです。

皆さんの今日の「巣立ち」は、9年間の義務教育を終え、社会人への出発点に立つことを意味します。不安や戸惑いもあるでしょう。その揺れ動く心を安定させるためには、行動する方向を示してくれるコンパスが必要です。先生・家族・友人などに相談することはあるでしょうが、基本は、自分の頭でまず考え、判断することが大切です。第二次世界大戦が終わって30年間、ルバング島のジャングルの中で、一人で戦い続けた小野田さんという人の話を聞いたことはあるでしょうか。小野田さんは、「コンパスは、方向は教えてくれるが、川や谷を避ける方法は教えてくれない。コンパスばかり見ていると、川や谷に落ちてしまう。自分で考え、判断しなければ。」と話しています。自分で考え、判断し、そして実行です。

巣立ちは大変というイメージを持った人もいるかもしれませんが、心配無用です。皆さんは、この日のために、3年かかってこの足助中学でのさまざまな体験から、「自立の精神」を学んできました。「心・言葉・行動」の頭文字(かしらもじ)からとった、三つの「こ」は、皆さんが自立の基礎を身につけるための大切な練習だったのです。

明日からは、足助中学で皆さんの顔を見ることはできなくなりますが、私たち職員一同、皆さん一人一人の思い出を心にしっかりとどめ、これからもずっと皆さんのことを応援していきます。

3年B組の自由曲「予感」の中にこんなフレーズがあります。
影をなす不安と焦り(あせり)のかなたに
光あふれる美しい世界が広がる
迫り来る試練と嵐のかなたに
緑さやかな安らぎの世界が広がる

卒業生の皆さんが、希望あふれる世界に向かって、自分の翼を力強く羽ばたかせながら飛び続けることを心から願い、式辞とします。


平成30年3月6日 足助中学校長 筒井 健一


第71回卒業証書授与式

卒業式の朝を迎えました。
昨日の雨もあがり、空気が澄み切っています。
昨日は、雨と結露のため、十分な掃除ができなかったので、今朝は朝一で在校生たちが心を込めて会場から廊下まで、ごみ一つ落ちていないように、地を這いながら、綺麗にしています。

みんなで卒業生たちの門出を祝います。
今年は、会場後方で、式の始まる前に、卒業生を送る会で流した「思い出ビデオ」を放映します (*^_^*)
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卒業生たちの心遣い

朝の始業直前、卒業生たちが職員室に来て、感謝の言葉を述べ、感謝のメッセージを全職員に渡してくれました。涙ぐんでいる職員もいました。卒業生が学校に通ってくるのもあと4日です。
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卒業式の練習  2月23日(金)

卒業式の練習が着々と進んでいます。返事から所作に至るまで、細かく丁寧に行っています。
当日の卒業証書授与では、校長は一人一人に心のメッセージを伝えながら渡していきます。

3年生が足助中学校に通ってくるのも、今日を含めてあと「8日」です。
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2月5日 全校朝礼 「教頭の話」

校長が不在のため、教頭が話しました。
テストが目前にせまっているため、やる気を促すありがたいお話です。

やる気の源として知られている脳内物質「ドーパミン」!
外部から受けた刺激を神経細胞に伝える神経伝達物質です。
よく使われる「アドレナリン」の前段階です。
ストレスや不規則な生活習慣が続くと、ドーパミンは低下するとのこと。

教頭からのメッセージは「まずはやってみよう!」です。

ちなみに 教頭は「理科の先生」です (*^_^*)
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「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」 1月31日の夜

昨夜は、ロマンティックな夜でした。
3年10か月ぶりの皆既月食、月の距離が地球に最も近くなるスーパームーン、1か月に2回満月になる際の2回目の満月をさすブルームーンが同時に起きるスーパーな夜でした。特に珍しかったのは赤銅色の月です。寒空の中で温かさを演出していました。

個人的には、ブルームーンが好きです。見ると幸せになるそうです。
学生時代、門あさ美(かどあさみ)の「ブルームーン」という歌が大好きでした。この話題についていける人は、ごくわずかだろうと思います。
ブルームーンという言葉は、昔、「ごくまれに」という意味でも使われていたそうです(*^^)v
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1月30日(火) こんな美味しいリンゴ 食べたことない

家庭科で上手に切ったりんごを2年生が持ってきてくれました。集会での話の感想や「英語を頑張ってください」という激励のメッセージ付きです。

こんな美味しいリンゴは 食べたことがありません (*^_^*)
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歴代校長の顔写真

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どこの校長室にも、歴代校長の顔写真が飾られています。足助中の校長室にも、「中部中、西部中、北部中、東部中」時代から、30人の校長の写真が飾られており、常に背面から私の仕事ぶりをチェックしておっていただけます (^-^;

写真を飾るスペースが残り一人分だけになってしまったので↑、新しく作り直しました↓。これで、この先50年は大丈夫です。

歴代の校長先生方、場所を移動させていただきましたが、居心地はいかがでしょうか(#^.^#)
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校長室に新たな仲間

また校長室に新たな仲間が加わりました。
パソコンのコードが机の下で絡み合っていましたが、いつの間にか公務手さんが収納ボックスを作ってくれました。段ボールの箱を利用している人はたくさんいますが、コードが上手に納まるように、ふたまで綺麗に作る人はそんなにいません。足助中の公務手さんは一味も二味も違います !(^^)!
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冬休み明け集会 「校長の話」

・2週間ほど前に「良い年を迎えてください。」とみなさんに話したばかりなのに,年が改まると,身も心も引き締まる思いがします。
・平成30年になって、もう9日過ぎましたが、みなさんの家では、どのような形で正月を迎えたでしょうか?

・さて、みなさんは、「元日」と「元旦」の区別は知っていますね?
・元日は1月1日のこと、「元旦」は1日の朝のことですね。「旦」の字の下の線は水平線を表し、「旦」が日の出の形に似ていることから、この字になったとも言われています。
・ここにはってある日の出の写真は、ある場所で撮ったものです。
・「1年の計は元旦にあり」という言葉も聞いたことがありますね。まだ、新年の目標を立ててない人は、ぜひこの日の出に向かって目標をたててください。
・私も,良い年を迎えようと思って,元旦(元日の朝)に近くのお寺とお宮さんを参ってきました。我が家では毎年,お寺とお宮さんの両方に行きます。
・お寺では,筒井家の先祖様に挨拶をしてきました。お宮さんでは,自分のことだけでなく,他人のこともお祈りしてきました。以前新聞で読んだ記事に,自分のことだけでなく,他の人のこともお祈りをするとよいと書いてあったのを思い出して,いろんな人の幸せもお願いしてきました。もちろん,みんなの幸せもお願いしてきました。

・今年は、十二支の「戌年」です。ここで、クイズです。「戌年」は、十二支の中で何番目でしょう?→11という数字に意味があります。(戌の刻=夜8時)
・犬は、十二支の動物の中で、「勤勉」で「努力家」と言われています。
・私は戌年です。他にも、澤田先生、井川先生、本藤先生も戌年です。みんな、勤勉で努力家です(^_^)
・戌年の今年は、「勤勉と努力」の年です。

・さて、今日は平成30年のスタートですが、平成29年度は最後の3か月です。
・3か月というと、まだ先のような感じですが、3年生にとっては、足助中に通ってくるのは、たった40日です。
・どうぞ、1日1日を大切にしてください。1日は1時間1時間の積み重ねです。1時間は1分1分の積み重ね、「今」の積み重ねです。
・「今」をどれだけ大切にするかで、将来もかわってきます。3か月は、あっという間に過ぎてしまいます。「今」を大切にしてほしいということを、今年最初のメッセージにします。

・冬休み前の集会で、足中生を褒めてくれる電話がいくつかかかってきたという話を紹介しました。でも、その内容は、足中生にとっては、当たり前の行動でした。
・冬休み前の集会では言い忘れましたが、「当たり前のことを、当たり前にできる人はすばらしい」です。

・残り少ない平成30年度ですが、「今」を大切にしながら、「当たり前のことを当たり前に」やっていってください。
・「当たり前」の積み重ね、「今」の積み重ねが、大きな成長につながります。
・最後の3か月を大切にしましょう。

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2018 謹賀新年

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2018年が皆様にとりまして輝かしい年になることを祈っております。
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「心が温かくなる話」 その3

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先日、足助観光協会に、大阪の主婦から手紙が送られてきたそうです。内容は以下のとおりです。

<12月6日 66歳 主婦 大阪府熊取町>
 先日、友人と紅葉を見に出かけた帰りのバスであった出来事です。バスに乗り込むと、詰め襟、セーラー服姿の中学生が前に座っており、私たちは後方に座りました。そうすると、生徒たちが一斉にこちらを見たのです。珍しいのかなあと不思議に思いました。
 そして、次のバス停で数人が乗り込むと、生徒たちは全員、席を立ったのです。乗ってきた数人は、その席に座りました。「みんな次のバス停で降りるのかな」と思っていましたが、降りません。ずっと大きなカバンを抱えたまま、立って談笑しているのです。
 生徒たちは、席を譲るために立ったのです。私たちの方を見たのは、きっと席の空き具合を確認するためだったのでしょう。あの年頃で、周囲への気配りを自然にできることに感心しました。生徒たちは、紅葉とともに、私たち都会人の心を癒してくれました。


当たり前のことを、当たり前にできる足中生を、改めて誇りに思います。今年は、香嵐渓にからんだ賞賛の電話や便りが三つ届きました。立志式での生徒たちの凛とした所作も、たくさんの方から褒めていただきました。2017年もあと2週間です。温かい気持ちで、1年を終えることができそうです。

立志式 「校長式辞」

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    式 辞

氷点下の朝です。香嵐渓には、もみじ祭りの余韻が残っています。足助中のもみじも、赤から琥珀に色を変えて、今日の立志式のために、きれいな色を残してくれています。本日は、多くの来賓の皆様、保護者の皆様、1年生・3年生、教職員、ここに集うすべての人が、そして外のもみじも、2年生の立志を祝福しています。2年生のみなさん、立志おめでとうございます

足助中学校が統合したのは昭和46年ですが、それより以前の、昭和41年より行われてきたこの立志式も、今年で52回目を迎えます。これまで、7千人近くの2年生たちが、この舞台で立志の言葉を述べてきたことを思うと、足助中学校の伝統の重みを感じずにはいられません。本日、ここにいる2年生も、足助中学の伝統に新たな1ページを加えることになります。

さて、2年生の皆さん。皆さんは、この4月で、中学の中堅の学年となり、自然教室の登山、職場体験、足中祭、新人戦など、いくつものハードルを乗り越えて、着実に成長してきました。その道のりは決して平たんではなく、山あり谷あり、時には、強い向かい風が吹き付けたこともありました。しかし、これらの試練は、皆さんの足腰を強くするために、神様が与えてくれた贈り物だと、私は思います。

「逃げるな。本気で取り組め。」という厳しい激励をくださった方もたくさんいたはずです。昨今は、「苦しければ無理せず休もう」という時代です。そんな中にあって、「本気」という言葉は貴重です。ありがたい言葉です。「本気」で指導してくださった方のおかげで、今があるのです。みなさんの成長を心から願い、「本気」で指導していただいた多くのみなさんに感謝し、これから「本気で取り組む姿」で、恩返しをしていってください。

本日の立志式は、決意を新たにし、新たな一歩を踏み出す日です。そこで、みなさんのさらなる成長を願って、アメリカの自動車会社、フォードモーターの創設者である「ヘンリー・フォード」の言葉を贈ります。私は、この九月、豊田市中学生海外派遣団として、姉妹都市のデトロイト市とアナーバー市を訪問しました。その近隣にあるディアボーンという町に、フォードモーターがあり、生徒たちとともに工場や博物館を見学してきました。フォードモーターは、今でこそ、ビッグスリーと言われるトップの会社ですが、世界恐慌や第二次世界大戦を乗り越えてきた歴史の裏には、創設者ヘンリー・フォードの強い信念と壮絶な人間ドラマがあったことを知りました。彼は自分の人生経験から得た多くの言葉を残しています。前置きが長くなりましたが、この言葉をみなさんに贈ります。
「未来を考えない者に未来はない。」
「未来を考えない者に未来はない。」
これは、裏返せば、「未来を真剣に考えた者にのみ、未来はやってくる」ということだと思います。2年生のみなさん、未来をまっすぐ見て、真剣に考え、自らの人生を自らの信念で切り開いていってください。

最後になりましたが、ご来賓の皆様には、ご多用のところご臨席をたまわり、また、日頃より足助中学に対し、温かいご支援を賜り、ありがとうございます。足助の宝である子供たちへの応援を、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。皆様にもヘンリー・フォードの言葉を一つ紹介し、お礼にかえさせていただきます。
「二十歳であろうが、八十歳であろうが、学ぶことをやめた者は老人である。」

保護者の皆様、お子様の立志、誠におめでとうございます。生徒たちは、きのう、皆様から贈られた手紙を真剣な顔で読んでいました。何か感じるものがあったはずです。生徒たちはさまざまな経験を通して、着実に一歩一歩、歩みを前に進めています。ご安心ください。この後、舞台の上で見られる凛然とした姿は、間違いなく成長した姿です。どうぞ、本日の凛々しい姿を目に焼き付けていただき、希望あふれる生徒たちへの応援をこれからもよろしくお願いします。

それでは、本日の立志式が2年生の心に深く刻まれることを願って、式辞とします。

校舎のカバーが撤去されました !(^^)!

昨日のホームページに「早くカバーがはずれてほしい」という記事を載せたところ、なんと本日、突然、北側校舎のカバーが撤去されました(万歳)。
いっきに廊下が明るくなり、一番下のような景色が見られるようになりました。
足場の隙間から見える景色は、額の中の絵のようです (*^_^*)
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11月8日 「氷雨」

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日野美歌さんの「氷雨」を思い出させるような冷たい雨が朝から降っています。今日は外気温も15度ぐらいにしかならないようです。
足助中の最上階から見える足助の街並みとそのバックにある山の景色は絶景ですが、残念ながら今は外壁塗装工事の関係で校舎にカバーがかかり、外は見えません。一日も早くこのカバーが撤去されることを、足助中一同心から願ってます。

ということで、靄(もや)のかかった山と足助の街並みの景色をどうしても撮りたかったので、下の駐車場から撮りました。幻想的で素敵です。
ちなみに、下の写真は、ちょうど1年前の快晴の時に、最上階から撮った景色です。今年は、こんな景色が見られるか心配しています (^-^;
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艶やかな校長室

校長室の花が、また一段と艶やかさを増しました。
心の相談員さんの心づかいに、静かに感謝です。
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足助中の紅葉 11月6日

香嵐渓より綺麗と言われる足助中学校駐車場の紅葉が色づきはじめました。
まだ、お酒を少したしなんだ後、ほんのり頬が赤くなった程度の色づきです(#^.^#)
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11月1日の給食

11月最初の給食は、「秋いっぱいごはん」です。あじフライ、ごぼうサラダ、具だくさん汁とのコンビネーションも最高です。
香嵐渓では、本日より「もみじまつり」が始まりました。足助の秋も本番です。

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学校行事
4/5 入学式・始業式

保健だより

給食だより

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