連日、酷暑が続いていますが、梅坪っ子の皆さんは 元気に過ごしているでしょうか?
さて、教職員たちは 本日も全員が出勤し、校内研修を行っています!
第1部は、本校の学区内にある 梅ヶ丘学園 についての講義を拝聴しました。
梅ヶ丘学園には、本校の子どもたちも大変お世話になっています。
講師は、梅ヶ丘学園の施設長様です。
梅ヶ丘学園は、様々な事情によって、保護者と離れて暮らさなくてはならない子どもたちを養護し、退所したあともつながりを持ちながら相談に応じたり、必要に応じて自立の手助けを行う児童養護施設です。
日頃の入所措置、ショートステイ事業はもちろん、地域交流、里親啓発事業などにも力を入れてみえます。
子どもたちの施設内での生活の様子を教えていただきました。
大切なことは、特に 職員と子どもたちの関係性が良好なこと。
これは、学校と重なる面があります。
スタッフは、児童指導員、保育士、看護師、心理療法担当職員など、総勢50名弱の皆さんが、シフトを組んでお仕事をされています。
何かあった時に「子どもの気持ちがわかる」「まず子どもに共感できる」ことが、よい職員の条件だそうです。
施設長さんからは、梅ヶ丘学園の将来像として、国の動きに合わせて 施設とグループホームの併設を考えてみえて、現在、若草町にグループホームを建設中だそうです。
最後に、現在日本では、子どもの少子化に関係なく、虐待件数が増えているというお話がありました。
虐待の具体事例についても教えていただきました。
児童虐待防止法が施行されて時間が経ちます。
学校現場においても、不自然なあざやケガの跡、表情など、子どもたちの異変に気づいたらすぐに通報するという基本スタンスを全員で再認識できました。
終始、パワーポイントを使って 丁寧に分かりやすく話してくださり、今後も 梅ヶ丘学園さんと連携を図っていこうと思いを強めた研修でした。