本校では低学年の子たちと高学年の子たちが一緒に掃除をする区域があります。

　１年生の教室、昇降口、特別棟（理科室や家庭科室など）です。

　高学年の子たちが掃除のやり方を教えてくれたり、手本を見せてくれたりしています。

　また、少しずつやれることを増やして、２年生以降は自分たちでも掃除がちゃんとできるよう声掛けをしてくれています。

　６年１組さん、算数の授業です。

　グループで相談しながら「水害への備え」の読み取りを行っていました。

　このクラス、この仲間で勉強できるのも、あと少し。

　楽しく勉強してください。

　里奈先生の話を聞きながら、「おこしもの」の作り方を教えてもらっています。

　「蒸す」ということをするので、「蒸す」とは何かを考えました。

　「しゅうまい、肉まんとかは「蒸す」作り方をしますよ」と説明を受け、「あ〜、なるほど」とみんな納得をしていました。

　いよいよ調理開始です。

　６年２組さん、社会の授業で戦争に突入した理由を考えていました。

　現在、世界ではあちこちで戦争、内戦が起こっていますが、今から１００年ぐらい前の日本は数年に一度、大きな戦争を起こしていました。

　その反省から、世界規模の組織を作っているのですが、なかなか戦争がゼロになりません。

　みんなの世代で、戦争を無くす方法を考えるために過去をしっかり学んでほしいなと思います。

　

　３年１組さん、跳び箱の練習中です。

　苦手な子のグループに神谷先生がついてアドバイスしています。

　まっすぐ回ることを課題に、低い跳び箱で練習しています。

　「少しできるようになってきたぞ」男の子
　「どうしても右にいっちゃうんだよな」男の子
　
　アドバイスをもとに何回も練習するうちに手応えを掴んできた子どもたち。

　うまく回れる回数が増えてきました。

　成功した時は、先生も一緒になって大喜びしていました。

　週があけると３月３日。

　「ひな祭り」ですね。

　特別支援学級さんでは「ひな祭り」に合わせて掲示物を作っていました。

　可愛らしい掲示ができましたね。

　２年２組さん、算数の授業で「２分の1の２分の1は、どれだけ？」という問題に挑戦していました。

　大きな紙を実際に折ってみました。

　三角形に折る子
　正方形を作る子
　長方形を作る子

　長方形は思いつかなった子が多かったみたいで「なるほど」「ぼくは気づかなかったな」と話している子がいました。

　下の写真は長方形を作って発表している様子です。

　１年１組さん、図工の作品です。

　残念ながら作成している様子は見られませんでした。

　終わった子たちは運動場に出て、縄跳びをしていました。

　数人の男の子が最後の片付けまで先生の手伝いをしてくれていたらしく、教室に残っていました。

　完成した作品の一部を紹介します。

　かなり細かい所まで作り込んでいます。

　２月から昇降口付近で朝のあいさつ運動を行う子たちが出てきました。

　それまで昇降口付近で低学年の子たちを中心に毎朝、昨日見たテレビだったり、遊びに行った場所だったり、家族で映画を見た話だったり、いろんな話をしていましたが、ふとした時に「朝のあいさつで、みんなを元気にしてみる？」と聞くと、１年生の女の子に話していると「やる！」と言いました。

　当初は２人で始めたあいさつ運動ですが、「校長先生、何をしているの？」と聞いてくる子がいて「あいさつ運動をやっているんだよ」と伝えると、「わたしもやっていいですか？」と仲間が一人ずつ増えていきました。

　現在、頑張っている子たちを紹介します。（恥ずかしいから映さないで！という子もいるので全員ではありません）

　先日、４年１組の教室に４年生が全員集まり、「卒業生を送る言葉」の練習をしていました。

　全員で言う言葉
　一人で言う言葉

　がありますが、４年生、一人で言う言葉を立候補で選ぶ時、とても多くの子たちが立候補したそうです。４年生の先生たちは「高学年になるにあたり、やる気を出している子がいっぱいいて頼もしく感じます」「６年生の子たちのことを考えて立候補してくれているようで嬉しいです」などの声が聞こえてきました。

　きっと残念ながら今回は選ばれなかった子もいるかもしれません。高学年になると４年生の子たち全員の力が必要になります。ぜひ次回、何かやってみませんか？と言われた時には力を貸してほしいなと思います。

　３年生は算数の授業でそろばんを勉強していました。

　中には習ったことがある子もいましたが、習っていない子は苦労していました。

　「そろばん、難しい！」
　「電卓の方が速いんじゃないかな」
　「なんで、そろばんを勉強するんだ」

　嘆きの声が男の子たちから聞かれました。

　確かに電卓という文明の利器がお家にはあるし、そろばんが置いてあるお店はほとんどないかもしれない。もっと言えば、スーパーなどはバーコードで金額を読み取っているし。

　男の子たちの言う通り、そろばんっていらないのかな？とも考えました。

　でも、そろばんと電卓で速さを競うと圧倒的にそろばんが速いです。得意な人の「読み上げ算」の動画があったら見てみるといいです。ものすごい速さです。

　また、みんなが自分たちだけでお店に行って、お金を払うとき、おそらく買ったものの値段を足し算・掛け算で計算してると思います。多くの場合は頭の中で暗算しますよね。その繰り上げの考え方って、そろばんの考え方なんです。

　直接、そろばんが役に立つ人は少ないけれど、計算スピードが圧倒的に上がるので、勉強しておいて損はないと思います。

　別の見方をすると、できないことができるようになる経験をみんなにはいっぱいして欲しいなとも思います。

　５時間目、２年生の教室では床磨きを行っていました。

　激落くんを使って、ゴシゴシ机の周りを中心に。特に汚れている所はみんなで集まって磨いていました。

　きれいになっったかな？

「校長先生、掃除を頑張ったので、僕の清掃区域を見にきてください」

　３年生の男の子に連れられて、３階のトイレを見に行きました。

　確かにピカピカな鏡になっていました。

　隣の女子トイレも見ました。

　ホコリ１つない綺麗なトイレで、スリッパも整頓されていました。

　２年生の女の子が声をかけてきました。

　「校長先生、私ね、谷中先生に学校中で１番上手な雑巾がけだねって褒められたよ」

　嬉しそうに報告してくれました。

　一番下の写真、３年生の子たちが丁寧にゴミを集めていました。

　砂の一粒も履き漏らさないようにしているようでした。

　みんな、よく頑張っていますね。素晴らしい。

　まったく同じ算数の授業を１組さんでも行っていました。

　安達先生のアイデアで１組さんは教科書やノートは開かずに、スクリーンに問題を映して、みんなで一緒に考えていました。

　「あめだま　５０円玉　１枚ではかえ」（先生）
　「ない」（みんな）
　「あめだま　５０円玉　２枚ではかえ」（先生）
　「る」（みんな）

　５０円を超える数について考えていました。
　みんながどうやったらわかりやすいかを先生たち、考えながら授業をしています。

　１年２組さん、５０円玉で「あめ」「せんべい」が買えるかを勉強中でした。

　せんべいは５２円、あめは５５円だそうです。

　ノートに自分の考えをまとめたので、クラスみんなで考えてみるみたいです。

　実際にお家の方と買い物に行った時も役に立ちそうですね。

　特別支援学級さんでは、トランプを使って、ババ抜きや神経衰弱をやっていました。

　高学年の子や先生がルールを説明しながら取り組んでいました。

　とっても優しい子がいて、「これだよ」と教えてあげる場面もありました。

　４時間目の終わりまでに何枚取れるでしょうね。

　今日の２時間目、野見こども園の年長さんが小学校の見学にきてくれました。

　２年生の体育の授業を見ていました。

　左官先生が年長さんの所に寄っていき、感想を聞きます。

　「小学２年生のお兄さん、お姉さんの縄跳びを見て、どうですか？」先生
　「あやとびがかっこいい」年長さん
　「連続で跳べていてすごい」年長さん
　
　ちょっと照れながらも、嬉しそうの２年１組のみなさんでした。

　

　パートごとに「旅立ちの日に」のポイントになる部分を教えてもらっていました。

　今日は安達先生に卒業式の歌の練習を指導してもらいました。

　残り１４日。６年生の子たち全員の「思い」が歌にどれだけこめられるか、みんなの最後の集大成を楽しみにしています。

　６年１組さん、２組さんの教室には残り日数１４日と書かれたカレンダーが貼ってありました。

　日付と共にメッセージも書かれています。

　廊下にはワックスがけ前に教室の床を磨いてくれた跡が残っていました。