体育館からトントン音が聞こえてきました。「あれ？　今日は工事が入っていたかな」と覗いてみると、体育の先生が跳び箱の布の部分を張り替えていました。【写真上・中】
「30年以上も前、竜神で勤務していた時に先輩から跳び箱の修理の仕方を教えてもらった。」
「これがその時に修理したもので、今も現役。【写真下】」
「生徒にきれいな跳び箱で授業をさせてあげたい。」
　先輩の先生の温かい言葉から、改めて何が大切か考えさせられました。こうした修理や準備も含めて授業です。跳び箱１台は大変高価です。30年経っても布以外は全く問題なく使えます。跳び箱を直す技術は、後輩に受け継がれていきます。
「困ったら声をかけてな。直しに来るから。」
　先輩の言葉に胸が熱くなりました。

留学生の引率で来られたロバート先生による特別授業の様子です。モチーフを透明な紙にトレースする授業を受けました。点や線を置くように描くことで、とても雰囲気のある作品に仕上がりました。ロバート先生に、「アメージング」「ベリーグッド」と声をかけてもらい満足そうに活動していました。今回の特別授業を通して、文化が違うと絵の捉え方、表現の仕方が大きく変わることを教えていただきました。

　「今日は短い時間だったけれど、みんなが積極的に笑顔で話しかけてきてくれて嬉しかったし、楽しかったです。馴染めるか不安だったけれど、もう今から明日が待ち遠しいです。」
　本日、下校する留学生たちが、こんなことを伝えてくれました。
　きっと、明日は今日以上に温かな思いを、本校生徒も味わえることでしょう。

　給食の様子です。食文化の違いから、なかなか手を出しにくいメニューがあることを感じた生徒たちが、「This meat is chicken.Good taste!」「Let’s eat together!」など習得した英語を活用して、給食の美味しさをアピール。
　おそるおそる口に運んだ留学生が「見た目からは想像できない美味しさに驚きました。」と表情をほころばせる姿が見られました。

　

　とてもフレンドリーで笑顔がいっぱいの留学生です。
　３日間、竜神交流館の駐車場に大型バスを停車させていただいているので、お子様のお迎えの車には駐車方法など、少し協力してもらっています。ありがとうございます。

　給食から交流が開始です。それぞれの学級からお迎えに来る生徒たちは、留学生と旧知の仲であるかのように、笑顔で話しかけていく姿が見られました。
　朝の活動で継続してきた「アドジャン」や、仲間との対話を通して問題解決を図る授業によって、生徒たちが高めてきたコミュニケーション能力が実生活で生かされている証です。

　留学生のおかげで生徒もハッスルして学びます。こうした配慮や気遣いが学べるのも、国際交流体験の魅力です。

　竜神中は、特色ある学校づくり推進事業の一つとして国際交流を行っています。今年度もイギリスのダービーシャーからBelper Schoolの生徒たちが16名、3日間訪問します。
　１・２年生の全てのクラスで留学生が生活します。

　Belperから親書をいただきました。→こちらをクリック

　親書には、「昨年度の訪問が忘れらない貴重な体験でした。生徒たちのおもてなしの温かさや寛大な心に深く感謝している。これからも学校同士の関係を強化して友情のきずなを深めたい。・・・」と熱い思いが記されていました。

　これも昨年度の１・２年生のおもてなしのおかげです。今年度は３日間しかありませんが、３日間が生徒にとっても忘れらないものになるとうれしいです。

　イギリスのダービーシャー州にあるベルパースクールから１６名の留学生が、本日から3日間、本校1・2年生と生活をともにします。
　学校案内を受ける留学生たちは本校の授業の様子を見学しながら、口々に「日本の文化に触れられる授業を早く受けてみたい。」「親しみやすい生徒が多くて、これからの生活が楽しみです。」と感想を述べていました。

　ヤングケアラーが問題になっています。

　ヤングケアラーとは、学校に行く、友達と遊ぶといった子どもらしい生活ができないくらい家事や家族の世話をすることを言います。
　生徒の様子を見ていると、気になるときがあります。学校はいつでも相談に乗ります。

くわしくは→→こちらのチラシをクリック

　この冬に表彰を受けた生徒からの表彰報告がありました。
　書き初め大会や標語など、一人一人の努力が認められました。「中学校で初めて賞をもらった。」と、生徒がうれしそうに後からこっそり教えてくれました。その言葉に、３年間の重みを感じました。

　令和６年度の表彰一覧は→→こちらをクリック

　１２年生全員での翔竜会練習に向かう姿。
　静かな闘志という言葉がぴったりの凜とした移動風景に目が釘付けになりました。

　2/20（木）の朝活の時間に、読み聞かせを開催しました。今年度最後の読み聞かせです。
　一年間「ダンボの会」の皆様にご協力いただき、生徒は充実した時間を過ごすことができました。本で心を動かす時間は本当に貴重です。ありがとうございました。

　３年生にとって最後の読み聞かせは、おそらく人生で最後の読み聞かせです。私も３年３組で読み聞かせの順番でしたので、とっておきの本を用意しました。

「ほんとうは、どうしたいの？」（講談社）

　がんばっているのにうまくいかないとき、心の中でどんな言葉を唱えたらよいか、参考になる本です。もう少し前にこの本に出会っていたら、子どもの子育てのときにガミガミ言わなくて済んだかもしれないと、後悔の気持ちが生まれた本です。

「そうか、そう思うんだね」
「そうなんだ。そうなんだね。」
「ほんとうは、どうしたいの？」
「ほんとうは、どうなりたいの？」

　３組生徒のまっすぐで温かいまなざしに心ふるえました。一人一人が心を動かしていることが伝わってきて、うれしい時間でした。
　お礼の言葉にもしびれました。

　読み聞かせボランティアの皆さんのおかげで、今年も生徒の心が育つ時間が創れました。ありがとうございました。

　本日、委員会活動が行われました。３年生にとっては、義務教育最後となる委員会活動です。
　後期の取組を振り返り、継続していくべき活動やなかなかうまくいかなかった取り組みについて、率先して意見を述べる３年生の姿が見られました。
　また、定めた目標に到達するための手立てについて、仲間と相談しながら考えを練り上げました。「まだ、卒業まで１０日間あります。最後まで自分たちが行っているキャンペーンを盛り上げて、全校で目標に向かって頑張っていきたいです。」という声が聞かれました。

　志願変更の締め切りを迎え、迷いなく受検できるようになったところで、３年生は卒業式のガイダンスを行いました。実際の練習は、公立高校の入試後に本格的に行います。

　ガイダンスの中で、学年主任が次のように語りかけました。

「卒業証書をもらう場面が２２７回（２２７名）ある。その一つ一つで、主役が違う。君たちと同じで、親もわが子が証書をもらう瞬間を大切にしている。だから、２２７名で一人のための時間をつくりたい。その子がその瞬間、主役になれるようにみんなで式をつくっていこう。」

「式の練習時間は例年通りで増やさない。でも今年度は一か所複雑な動きがある。・・・（動きの簡単な説明）・・・だから、一回一回の練習に集中し、効率を上げたい。」

　真剣に聞く生徒のまなざしが印象的でした。

　今年の翔竜会には合唱があり・・・そうです。
　１・２年混成で迫力がものすごいです。音を聞かせられないのが惜しいです。

　翔竜会の練習風景です。
　リーダーの呼びかけで、パート練習をいったん中断して合わせ練習。切り替えも見事ですが、動きもきびきびしていて気持ちがよいです。

　１年生の学級委員会が最近、毎朝、あいさつ運動をしています。１年生のあいさつがどんどん良くなっていることは、もちろんうれしいです。それ以上にうれしいのは、２年生が１年生のあいさつ運動に応えるかのように、１年生に笑顔でていねいにあいさつを返す姿をたくさん見かけたことです。
　
　うれしいなあと思うのは、先生へのあいさつ以上に、学年を問わず生徒同士があいさつを交わせること。
　さらにうれしいのは、学校外でも地域の方にさわやかなあいさつを贈ることができること。
　この子たちならできるかもと期待させてくれる、素敵な子たちです。

　25日から3日間、イギリスのダービーシャーから16人の留学生が竜神中で生活します。
　生徒はとても楽しみにしています。迎えるための名札を作っていました。

※3年生は入試のため、交流をできる限り控えます。