「青少年をアルバイト感覚で犯罪に加担させないために」
今、「闇(やみ)バイト」が社会問題になっています。
「バイト」ではなく、犯罪です。
皆さんは「闇(やみ)バイト」の対象者が低年齢化していることもご存知かと思います。
犯人は、SNSやインターネット掲示板などで、具体的な仕事内容を明らかにしないで、「短時間で高収入が得られる」などと甘い言葉で募集してきます。
軽い気持ちで、スマホ、パソコン、タブレット端末などから一度でも応募してしまうと、詐欺(さぎ)の受け子や出し子、強盗(ごうとう)の実行犯など、犯罪組織(はんざいそしき)の手先として利用され、犯罪者となってしまいます。
「高額」「即日現金」「軽作業」「書類を受け取るだけ」「荷物を運ぶだけ」「ホワイト案件」「安全にかせげます」等の言葉があれば非常にあやしいです。
楽をして大金をかせげるアルバイトはありません。
また、申し込む時に、匿名性(とくめいせい)の高いアプリ「テレグラム」や「シグナル」のインストールを求められる場合は、「闇(やみ)バイト」の可能性が極めて高いです。
あやしい、まずいと思ったら、友だちや家族、警察にすぐ相談しましょう。
やめたいと思っても、応募のときに送ってしまった個人情報、身分証明書などから「家に行く」「家族に危害を加える」と犯罪組織からおどされて、逮捕されるまでやめられません。
逮捕されても、もちろん犯罪グループは助けてくれません。
「闇(やみ)バイト」は使い捨てなのです。
自分はまだアルバイトはしないし、関係ないなと感じる人もいるかもしれませんが、スマホ、パソコン、タブレット端末などでSNSやネットを使うということは、常に危険と背中合わせ。
このような出来事に巻き込まれる可能性があるということなのです。
「闇(やみ)バイト」の情報は、こども家庭庁、文科省、警察庁などのHPにも掲載されています。
ぜひ、ご覧ください。また、ご家庭でも話題になさってみてください。
闇(やみ)バイト防止 啓発資料 →
10代のみなさん それ、「バイト」ではなく「犯罪」です!!