先日、1年生は、生活科の学習でチョウの学習をしました。チョウの幼虫は、種類によって食べる野草の葉が決まっていること、ビオトープには140種類以上の野草があるので、いろいろな種類のチョウが集まってくることを知りました。しかし、大きくてかっこいいアゲハチョウの仲間は、ビオトープではあまり見られません。アゲハチョウの幼虫は、ミカンなどの柑橘類の葉を食べるものが多いのですが、ビオトープには柑橘類の木がないからです。ビオトープでアゲハチョウを見たい、でもどうしたらいいのか、1年生みんなで相談しました。種から育てようかという意見など、いろいろ考えましたがまとまらず、困った1年生は教頭先生に相談しました。「学校で苗木を買うこともできるのだけれど…」、教頭先生から出された苗木を買ってもらう条件は2つ。「苗木が根付くまでは、水やりなどのお世話をすること」「生活科の時間に、ときどき苗木にあいさつをしに行くこと」。全員しっかり約束ができたので、苗木を植える場所を相談して決め、7月8日は、草を片付けて苗木を植える場所を作りました。来週の月曜日(11日)には、木の先生に来ていただいて、いっしょにキンカンの苗木を植える予定です。