感謝のことば
桜のつぼみがふくらみ,まもなく開花を迎えようとしています。早いもので,私が伊保小学校に参りまして,まもなく1年となります。この1年間,伊保小学校でいろいろなものをいただきました。
明るく素直で,がんばりやの子どもたちからは,「あいさつ」を通して元気をもらいました。朝,元気のよい「おはようございます」の声を聞くとこちらも元気になります。 愛情一杯で良識ある保護者の皆様からは,「学校への協力」というすばらしいご支援をいただきました。学校では,法令に従いつつ,地域や児童の実情に応じた教育活動を進めるのですが,保護者のご理解とご協力なくしては学校の教育力を十分に発揮することはできません。子どもたちの自信を育て,社会に適応できる力を身につけさせてやることが学校の使命です。1年間の教育活動が円滑に実施できたのも,保護者の皆様のご支援のおかげであると深く感謝しております。 そして,心の温かい地域の皆様からは,「温かく学校を見守る」という安心をいただきました。また,「地域の教育力」としてさまざまな地域講師の方のご支援をえて,地域に根ざし,地域に生きる子どもを育てることができました。ほんとうにありがとうございます。 社会を取り巻く環境の急激な変化により,子どもたちのまわりには解決すべき課題もたくさんあります。この1年間,伊保小の子どもたちのよいところを十分に理解しながら,個々の子どもたちのかかえる課題を考えて,解決の努力をしてきました。 小学校は,初等教育の段階であり,個人として,また,社会人としての基礎を築く段階です。「三つ子の魂百まで」のことわざを借りれば,小学校時代に身についた生活習慣は,その子の生涯の人生に大きく影響を及ぼすものだと考えられます。 一人一人を見つめつつ,集団指導の中で得意なことは伸ばし,苦手なことは補強していく。これからも,そのようなあたりまえだけれど地道な取り組みが必要だと感じています。それも,保護者や地域の皆様のご理解と,ご支援やご協力により達成できるものと考えております。 今年1年の,学校へのご支援に感謝するとともに,伊保小の子どもたちの健やかな成長のために,今後ともご支援を賜りますようお願いいたします。 修了式
◇ 式次第
1 開式の言葉 2 修了認定 3 児童代表のスピーチ(写真は1年と3年の発表の様子) 4 校長先生のお話 5 校歌斉唱 6 閉式の言葉 ◇ 式のようす みんな,1年の終わりにふさわしい態度で参加できました。代表の児童は,大きな声で堂々と,今年がんばったことや来年の目標を発表できました。 校長先生からは,みんなの1年の成長をたたえるとともに,来年ひとつ学年が上がったら今よりももっと成長できるよう,励ましの言葉がありました。 卒業式
卒業生別れの言葉(抜粋)
「在校生の皆さん,私たちの歩んできた道のり,引き継いできた伝統を皆さんに託します。伊保小学校を大切に思う私たちの心を受け継ぎ,もっともっと心のかようすてきな学校にしてください。いよいよお別れのときがきました。私たちは輝く未来の扉を開け,新しい一歩を踏み出します。この伊保小学校で学んだことに,自信と誇りをもち,夢に向かってはばたいていきます。」 この言葉と歌「旅立ちの日に」をもって,6年生は卒業していきました。 今年度,全校児童が楽しい学校生活を送れたのも,行事で活躍できたのも,安全に登下校できたのも,そして,元気の良いあいさつがとびかう学校になったのも,6年生のおかげです。 そんな6年生が卒業するのは少し残念ですが,6年間のがんばりをたたえ,卒業をお祝いしたいと思います。6年生の中学校での活躍を期待しています。 卒業おめでとう! 2分の1成人式
4年生が「2分の1成人式」を行いました。式では,10年間の自分の成長を確かめ,両親へ感謝の気持ちを伝えました。また,これからどんな目標を持ってがんばるか,一人一人が発表しました。大人になるということは,「自分で判断して正しい行動ができる人」「自分のことは自分でできるのは当たり前で,人を助けることができる人」になるということです。今後の4年生のがんばりに期待しています。
6年生を送る会
3月7日に6年生を送る会がありました。この会に向けて,これまで5年生を中心に,1年から4年の児童が,分担して準備を進めてきました。今までたくさんお世話になった6年生に,みんなで感謝の気持ちを伝える会にしようと,張り切って取り組んできました。
プログラム ○ はじめのことば ○ 教頭先生の話 ○ 思い出ビデオ ○ フレンド班での交流ゲーム ○ 学年の出し物(1年と3年) ○ 色紙贈呈(1年から6年へ) ○ 校旗等の引継(6年から5年へ) ○ 全校合唱「ありがとう」 ○ 6年代表の言葉 ○ 校長先生の話 ※ 花のアーチをくぐって退場 5時間目の送る会の前に,フレンド班ごとに集まって弁当を食べました。下級生から6年生へのメッセージを伝えながら,楽しい会食となりました。このとき,6年生へプレゼントのペンダントも渡しました。 そして,5時間目,感謝の会では上記のプログラムのように会が進んでいきました。5年生が中心となって全校で一生懸命,企画や準備をしてきただけあって,感動的なすばらしい会となりました。6年生は満面の笑顔で,中にはときおり目をにじませている子もいて,1年生から5年生までの子たちの,感謝の思いを受け止めてくれたようです。 また,この会を通して5年生が「もうすぐ最高学年になるんだ」という強い思いをもってくれていることが分かり,5年生の頼もしさを感じました。卒業式まで後わずか,6年生の築いたよい伝統を,5年生が引き継いですばらしい卒業式になるものと期待しています。 |