6月18日(火)学校保健大会でスマホやゲームが脳に与える影響を考えました
3校時には講師の方を招き、学校保健大会を開催しました。
今年度のテーマは「スマホやゲームが脳に与える影響について」です。最初に、事前に4年生から6年生とその保護者の方に協力してもらったアンケート結果を保健委員さんが発表しました。駒場っ子のスマートフォンやタブレットの所持率が意外に高いこと、また休日も含めて日常からゲームを含めたこうしたメディア機器を使用している時間が長いことが分かりました。さらに、自分たちの意識と保護者の方が感じている使い方には差があることもまとめから伝わってきました。 こうした駒場っ子の実態をふまえながら、スマホ依存防止学会の富岡ひとみ上席アドバイザーから講話をしていただきました。今回は、テーマにあるようにずばり脳への影響です。 最初に、脳の前頭前野という場所が心を育てるのに重要な役割を果たしていること、そして25歳ぐらいまでにゆっくりと育っていくこと教えてもらいました。そのうえで、スマートフォンやゲームをしているときには、この場所が「動いていない」こと、こうしたメディア機器は「刺激が強いこと」「依存性があること」を写真や事例をもとにお話してくださいました。そして、予防することが大事であるというメッセージを伝えられました。 会の最後には、今もこれからもこうしたメディア機器にふれることが多い環境にあるからこそ、できることを考えてみようと投げかけられました。子どもたちからは、「使う時間を短くする」「使わない日をつくる」という脳を守るためにできることに加え、「コミュニケーションをとるようにする」という脳を育てる視点での考えも出てきました。 この機会を生かし、全校でも「おやこで メディコンチャレンジ!」の取り組みが始まります。自分の脳を「守り、育てる」ために、今できることに前向きに取り組んでいきたいですね。 1年生から3年生へは、明日保健委員の5・6年生が学校保健大会での学びを伝えにいきます。楽しみに待っていてください。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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