1/9 今日はどんな日に?冬休みを含め、17日間の休みも今日が最終日。ということは、いよいよ明日から学校生活が再開されるということになります。同じ締めくくりとなる「大晦日」にはワクワクしていたと思いますが、「明日から学校」という響きには何だかソワソワ。いろいろな意味でやり残したことがないように、今日一日を過ごしてもらいたいと思います。 何より、明日、元気に登校できる準備はしておいてくださいね。 *** 今日は何の日? どんな日? ********** ◆ 1月9日に日本で起こったこととは… ◆◇◆◇◆ ‣ 新両国国技館が落成 ――――― 1985(昭和60)年1月9日、東京・墨田区両国で『新国技館』の落成式が行われました。 初代の国技館は、日本初のドーム屋根完備となった西洋風建築物で、大鉄傘(だいてっさん)の愛称で親しまれておりました。が、火災による焼失などもあり、純和風の国技館に改築。しかし、戦後のGHQの意向で大相撲自体が開催されず、昭和58年には老朽化などからの理由で国技館自体が解体されることになりました。 新しく建て替えられた国技館は、収容規模が大幅に拡大されており、大相撲だけでなくプロレス、ボクシング、格闘技、内閣記念式典、ゲームイベント、ライブ会場、M-1グランプリ会場と多岐に渡る各種イベント会場としても利用されております。 ◆ 1月9日に世界で起こったこととは… ◆◇◆◇◆ ‣ Apple社が初代iPhoneを発表 ――――― 2007(平成19)年1月9日、Apple製品の展示会として開催された「Macworld Expo 2007」にて、「初代iPhone」がアメリカで発表されました。同社から2001(平成13)年10月23日に発売され、世界的に大ヒットとなっていたデジタルオーディオプレーヤー:iPodの筐体を活かし、携帯電話、デジタル音楽プレーヤー、インターネット通信、電子メールなどのアプリを、タッチパネル方式で操作可能にした携帯電話は、画期的な未来の携帯電話として登場から多くの注目を集めました。 それまでも、タッチパネルを利用した操作技術は携帯電話に限らず登場していたものの、同時に一箇所のみの操作処理しか行えないものがほとんどでした。が、iPhoneは “マルチタッチ” と呼ばれる技術の開発に成功し、複数の指を同時に使うことでバリエーションに富んだ操作性を可能にしました。 それまでの携帯電話とは一線を画す機能性を備えた携帯電話の登場は、誤作動やアプリ等の起動の重さ等もありながら、スマートフォン時代を告げる先駆け的立ち位置を確立し、以後毎年新型iPhoneが発表され、世界中から人気と注目を集めております。 ちなみに、日本にiPhoneが登場したのは、2008(平成20)年に登場した「iPhone3G」と呼ばれる世代のものからとなっております。 ◆ 1月9日は何の日?[記念日]◆◇◆◇◆ ‣【2023年】成人の日 ――――― 祝日法によって例年1月の第二月曜日が、『成人の日』として国民の祝日のひとつに定められており、2023(令和5)年は1月9日が1月の第二月曜日に当たります。「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことを趣旨に、全国各地の自治体が主導となって成人式が執り行われております。 「成人」の定義は、1896(明治29)年に制定された民法により、長らく「満二十歳が成年年齢」とされておりましたが、選挙権取得年齢などの理由から2018(平成30)年に民法改正が行われ、「満十八歳が成年年齢」と引き下げられ、新たに再定義されました。 成人の年齢定義に関する民法改正が施行されたのは2022(令和4)年4月1日だったこともあり、2023(令和5)年1月9日に行われる成人式は、民法改正後、初となる成人式となります。が、上記はあくまで成人の年齢を再定義した法律改正であり、(民法改正は)成人式を行う年齢を定めたものではなく、そのような法律はないため、成人式を行う年齢は各自治体に一任されております。 また、民法改正後も成人式は二十歳の方を対象に実施すると表明している自治体は多く、そのため「成人式」という呼び名も「二十歳(はたち)のつどい」などへと変わりつつあります。 ‣ クイズの日 / とんちの日 ――――― とんちが利いたことで知られる一休さんから【いっ(1)きゅう(9)】の語呂合わせにちなんで1月9日に記念日が制定されております。 一休さんは、名を「一休宗純(いっきゅうそうじゅん)」といい、室町時代中期に実在した臨済宗の僧でした。 また、「屏風の虎退治」や「このはし渡るべからず」などの逸話が紙芝居や絵本の題材としてよく取り上げられております。が、一休宗純に関するとんち話は、江戸時代の創作がほとんどとする説が有力とされており、実際の一休宗純に関しては修行を経て悟りを開くも、お寺からの認可証を捨ててしまう僧でありながら、70歳を過ぎて20代の女性と同棲するなどの記録が残っており、破天荒で自由奔放ながら、聡明な人物であったことには違いないとの認識が歴史家の間では囁かれております。 ‣ 風邪の日 ――――― 寛政7年1月9日、大相撲力士で第4代横綱・谷風梶之助(たにかぜ かじのすけ)がインフルエンザで現役のまま亡くなったことを追悼して設けられた記念日。 谷風が生前、インフルエンザが流行っていた際に、「土俵上でわしを倒すことはできない。倒れるのは風邪にかかった時くらいだ」と語っていたことから、その時に流行した流感は『タニカゼ』と呼ばれたそう。また、風邪の日に制定されている1月9日の前後には、次々と新種が猛威を振るうインフルエンザの最新型情報、予防方法、治療のガイドラインなどを厚生労働省が随時情報提供してくれております。 ‣ ジャマイカ ブルーマウンテンコーヒーの日 ――――― 1967(昭和42)年1月9日に、ジャマイカ産コーヒー豆が日本に向けて初めて大型出荷されたことにちなんで、ジャマイカコーヒー輸入協議会が記念日に制定しております。 ◆ 1月9日の花と花言葉 ◆◇◆◇◆ ▶ 🌸:ノースポール ▶ 花言葉:誠実、冬の足音、高潔 花言葉の「冬の足音」は、冬の始まりのころ白い雪のような花を咲かせることにちなむともいわれます。 ▶ 🌸:スミレ ▶ 花言葉:謙虚、誠実、小さな幸せ 花言葉の「謙虚」「誠実」は、道ばたや草かげにひっそりと花を咲かせる、そのひかえめで奥ゆかしい花姿に由来します。 ▶ 🌸:ハコベ ▶ 花言葉:ランデブー、愛らしい 花言葉の「ランデブー(rendezvous)」は、フランス語由来の言葉で「待ち合わせ、会う約束、逢い引き、集合する」といった意味があり、ヒヨコがこの植物に集まることにちなみます。 みなさんにとって、素敵な一日になりますように… ********** ********** ■■ 今日の予定 ■■ 🎌 成人の日 ・学校再開まで、あと1日 |
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