1/2 今日はどんな日に?今年の冬休みは初日の雪以外は、本当に天気も良く、快適かつ充実した冬休みになっていることと思います。昨日立てた「今年の目標」なるものに、今日もしっかりと挑戦してみてください。 *** 今日は何の日? どんな日? ********** ◆ 1月2日に日本で起こったこととは… ◆◇◆◇◆ ▶『第3回NHK紅白歌合戦』テレビ初の実験放送 ――――― 1953年1月2日に、『NHK紅白歌合戦第3回』が生放送されました。しかしこの放送は同年2月1日からのNHKテレビジョンの本放送前の実験放送でした。 当番組は19時30分からの1時間半の正月番組でしたが、第4回から12月31日に紅白歌合戦が行われるようになったため、1953年は異例の1年に2度も紅白歌合戦が開催されました。 ▶ 怪獣SF『ウルトラQ』がテレビ放送開始 ――――― 1966年1月2日は特撮テレビ番組『ウルトラQ』の放送が始まりました。日本のテレビ番組史上初の怪獣が出てくる番組で、円谷プロダクションの制作でした。 この番組がきっかけとなって第1次怪獣ブームが起こり、『ウルトラQ』の関連商品やレコードなどが記録的なヒット商品になりました。 ◆ 1月2日に世界で起こったこととは… ◆◇◆◇◆ ▶ ルーニク1号の打ち上げ成功 ――――― 史上初の人工衛星となったルーニク1号が打ち上げられました。ソ連のルナ計画の一環で、ルーニク1号は2号とともに月に命中した後も、ルナ3号が1959年10月4日に打ち上げられて月面の裏側を初めて撮影に成功。それ以降は、月面観測を目的としてルナ9号は1966年2月3日に初めて月面に軟着陸しました。 ◆ 1月2日は何の日?[記念日]◆◇◆◇◆ ▶「初夢の日」――――― 「初夢の日」は初夢を見てその年の吉凶を占う習慣にちなんだ記念日で、日本記念日協会にも認定されています。 「初夢」とは、新年になって初めて見る夢のことで、「初夢の日」では、1月1日から2日の朝にかけてみる夢ではなく、1月2日から3日の朝にかけて見る夢を「初夢」にしています。その理由は、正月2日が事始めの日なので、2日の晩に見た夢を初夢にしています。 初夢に見る夢は、「一富士二鷹三茄子(いちふじにたかさんなすび)」の夢を見ると縁起がいいと言われています。 ☞「一富士二鷹三茄子」の意味とは? ――――― 「一富士二鷹三茄子」とは”初夢に出ると縁起がいいもの”を意味することわざです。なぜ富士や鷹、茄子の夢を見ると縁起がいいのか、気になる方もいるでしょう。 ▶ なぜ富士や鷹が?語源は諸説ある ――――― なぜ「富士」や「鷹・茄子」の夢を見ると縁起がいいと言われているのでしょうか?江戸時代から使われている「一富士二鷹三茄子」の語源は、諸説あります。1つ目は徳川家康と縁のある駿河(現在の静岡県)の名物を並べたという説です。 日本の象徴とも言われる「富士山」とそこに住む「鷹」、家康も好んでいたとされる「初物の茄子」を並べたと言われています。また、駿河のなかで高いものを順に並べたという説や、語呂合わせとして「富士」は”無事”を、「鷹」は”高いこと”を、「茄子」は”成すこと”を表しているという説もあります。 ▶「一富士二鷹三茄子」の続きとは? ――――― 続きは「四扇五煙草六座頭」 「一富士二鷹三茄子」の続きには”四扇五煙草六座頭(しせんごたばころくざとう”が当てはまります。なぜ「扇(おうぎ)」と「煙草・座頭」が続くのかについても諸説あります。 一説によると「扇」は”形が末広がりであるため子孫繁栄”を、「煙草」は”上にのぼる煙が運気の上昇”を、「座頭」は”髪の毛がないことから怪我をしないこと”をそれぞれ表しているのです。ちなみに「四扇」の読み方は複数あり、「しおうぎ」や「よんせん」とも読まれます。 ▶ 四番目は「葬式」、五番目は「雪隠」と表すことも ――――― 「一富士二鷹三茄子」には「四扇五煙草六座頭」と続くことを解説しましたが、四番目には「葬式」が、五番目には「雪隠(せっちん)」が使われることもあります。「雪隠」とは”便所”を指しており、「葬式」も「雪隠」も縁起の良いものではありません。 「葬式」と「雪隠」が使われた理由には”逆夢(さかゆめ)”が関係しています。古くからある言い伝えでは、悪い夢をみると現実では良いことが起こるとされているため「葬式」や「雪隠」が加えられたと言われています。 ▶ 昔の人がやっていた良い夢をみる方法とは? ――――― ・枕の下に「宝船」の絵をいれて寝る 室町時代では枕の下に「宝船(たからぶね・ほうせん)」の絵をいれることで、良い夢を見ることができると言われていました。「宝船」とは縁起物の1つで、七福神(しちふくじん)やお宝が乗っている船を意味します。 ・悪夢をみた場合は絵を川に流す 宝船の絵を枕の下に入れているにもかかわらず悪夢を見てしまった場合、絵を川に流すという風習もあります。縁起直しとして「悪夢」を「穢れ」に例えて水に流すことで、現実では悪いことが起きないとされていました。 ▶「書初め」――――― 1月2日は事始めの日ということで、新年に最初に毛筆で字や絵をかく「書初め(かきぞめ)」をします。 「書初め」の起源は、平安時代に行われていた「吉書(きっしょ)」です。「吉書」は公家や武家が改元または年始の吉日に天皇陛下に奏上した文書でした。この行事が江戸時代には寺子屋での行事として引き継がれて、年始の仕事として書初めが行われるようになりました。 「書初め」のやり方は、元旦に組まれた水「若水」を使って墨をすり、その年の恵方に向かい筆で字などを書きます。書初めで書かれた書は小正月まで貼っておき、小正月のどんどん焼の火にくべて焼きます。燃えかけた書が上に高く舞うことを楽しむという習わしがあります。 ▶「初売り」――――― 「初売り」では、事始めの1月2日に商店などが店を開けて商品を売り始めます。「初あきない」や「売り初め(うりぞめ)」とも呼ばれます。 また、かつては「初荷(はつに)」と呼ばれる商家が仕事始めの儀式として、商品を出荷しお得意先などににぎやかに届けるという習慣もありました。 ▶「月ロケットの日」――――― 「月ロケットの日」とは、1959年1月2日に世界初の月ロケットの打ち上げが成功したことを記念した記念日です。ソ連が打ち上げたルーニク(ルナ)1号は月面観測を終えると、史上初の人口衛星になりました。 その後、1959年9月12日に打ち上げられたルーニク2号とともに月面に命中。月面に到達した最初の人工物になりました。 ◆ 1月2日の花と花言葉 ◆◇◆◇◆ ▶ 🌸:ロウバイ ▶ 花言葉:ゆかしさ、慈しみ、先導、先見 花言葉の「ゆかしさ」「慈しみ」は、まだ花の少ない冬期に、そっと黄色い花を咲かせるロウバイのひかえめで奥ゆかしい姿にちなむといわれます。 ▶ 🌸:タケ ▶ 花言葉:節度、節操のある 花言葉の「節度」「節操のある」は、竹が茎の区切りとなる節(ふし)をもっていることにちなむといわれます。 みなさんにとって、素敵な一日になりますように… ********** ********** ■■ 今日の予定 ■■ ・冬季休業(10日目) *学校再開まで、あと8日 |
|