8/29 今日はどんな日に?そんなキバナコスモスが咲き乱れる花壇をよく見ると、ちょっと違った種類の花が咲いていました。「クスダマツメクサ」といわれるものです。「幸せの黄色いクローバー」ともいわれるもので、キバナコスモスと同様、今後は毎年この花壇を彩ってくれることになりそうで楽しみが増えます。 夏休みも残すところ3日。やり残したことに気を取られるのではなく、限られた時間でできることを考えて生活してください。何より、学校のスタートに当たってのエネルギーをしっかりと充電しておいてほしいと思います。 *** 今日は何の日? どんな日? ********** ◆ 8月29日に日本で起こったこととは… ◆◇◆◇◆ ▶ 筑後川の戦いが起こる ――――― 「筑後川の戦い」とは、南北朝中期に起こった九州最大の合戦です。筑後川をはさみ、征西将軍懐良(かねなが)親王や菊池武光の南朝軍と、少弐頼尚(しょうによりひさ)の足利方があいまみえた結果、南朝軍が勝利しました。 ▶ 廃藩置県が行われる ――――― 1871年8月29日(明治4年7月14日)、藩を失くして府と県に置き換えて新しい地方行政を行う廃藩置県が実施。中央に権力を集めて一元化を図るのが狙いで、各府県には知事が明治政府から派遣されました。 ◆ 8月29日に世界で起こったこととは… ◆◇◆◇◆ ▶ 7年戦争が始まる ――――― 1756年8月29日にプロイセン軍がオーストリアのザクセンに侵攻したことがきっかけとなり、7年戦争が始まりました。7年戦争とは、シュレジエンの領有をめぐるプロイセンとオーストリアの戦争です。ここにイギリスとフランスの間で争われていた植民地問題が加わって、大規模な戦争となりました。 主にフランスとロシアの援助を受けたマリア・テレジア率いるオーストリアと、イギリスとプロイセンの連合軍との争いです。プロイセン側が勝利した結果、フランスとオーストリアは権威を低下させることになり、ヨーロッパ全体の力関係が大きく変わりました。 ▶ 飛行船「ツェッペリン号」が世界一周飛行を成功 ――――― ドイツ生まれの巨大飛行船「グラーフ・ツェッペリン」、通称「ツェッペリン号」は、史上初の世界一周旅行を1929年8月29日に終えました。同年8月8日にアメリカのニューヨークを飛び立ち、ドイツのフリードリヒスハーフェン、日本の霞ケ浦、アメリカのロサンゼルスを経由して、全飛行距離32,790kmにも及ぶ距離を飛行。 日本の霞ヶ浦には5日間滞在し、東京上空も飛行した際は「君はツェッペリンを見たか」が流行語になりました。 ◆ 8月29日は何の日?[記念日]◆◇◆◇◆ ▶ 文化財保護法施行記念日 ――――― 8月29日は「文化財保護法施行記念日」です。1950年8月29日に、国宝や重要文化財を守るための基本条項をまとめた法律「文化財保護法」が制定されたことを記念して制定されました。 文化財保護法が制定される前にも国宝保存法がありましたが、1949年に法隆寺金堂が全焼したことをきっかけに、それまでの文化財を保護する法律をまとめた新しい法律が制定されています。 ▶ ケーブルカーの日 ――――― 「ケーブルカーの日」とは、日本初のケーブルカーが開業したことを記念した記念日です。1918年8月29日に奈良県生駒山の鳥居前と宝山寺を結ぶケーブルカーが誕生しました。このケーブルカーは今でも営業されています。 ▶ 焼き肉の日 ――――― 8月29日は「焼き肉の日」でもあります。「や(8)きに(2)く(9)」の語呂合わせから、全国焼き肉協会が制定しました。夏の盛りに焼き肉を食べてスタミナをつけてもらいたい、という願いが込められています。 ▶ 秋田県の記念日 ――――― 「秋田県の記念日」とは、秋田県という名称が使われたことを記念した記念日です。1871年(明治4年)の廃藩置県の際、秋田県と名付けられたことを記念して秋田県が1965年に制定しました。県民が県政に関心を持ってほしいという思いが込められています。 ▶ 核実験に反対する国際デー ――――― 「核実験に反対する国際デー」とは国連が定めた記念日です。この記念日を通して、核実験や核兵器の廃止を訴えています。1991年8月29日にカザフスタンの核実験場「セミパラチンスク核実験場」が閉鎖されたことから制定されました。 核の人類や生物、地球環境に及ぼす脅威を認識し、また核実験による犠牲者への祈祷の意味も込められています。 ◆ 8月29日の花と花言葉 ◆◇◆◇◆ ▶ 🌸:サルスベリ ▶ 花言葉:雄弁、愛嬌、不用意 花言葉の「雄弁」は、枝先に群がり咲くサルスベリの華やかな咲きっぷりに由来するといわれます。また、枝をこすると葉や花が揺れ、盛んに話しているようにみえることから「雄弁」の花言葉がついたともいわれます。 ▶ 🌸:ケイトウ ▶ 花言葉:おしゃれ、気取り、風変わり 花言葉の「おしゃれ」「気取り」は、花名の由来にもなった、赤く立派なトサカをもつ雄鶏にちなむといわれます。「風変わり」の花言葉は、古くこの花が花言葉をもっていなかったので、「奇異、風変わり(singularity)」のシンボルに見立てられたことに由来するともいわれます。 ▶ 🌸:クローバー ▶ 花言葉:私を思って、幸運、約束、復讐 西暦432年にアイルランドを訪れた司教、聖パトリックは、クローバーの三枚の葉でキリスト教の三位一体(「父(神)」と「子(キリスト)」と「聖霊」は、一つの神が三つの姿となって現れたもの)を説明し、同時にさまざまな奇跡を起こし、キリスト教の布教に努めました。後にクローバーはアイルランドの国花となり、3月17日の聖パトリックの祝日にはクローバーの葉を胸にさすならわしになっています。クローバーの花言葉の「約束」はこの故事に由来します。 ▶ 🌸:エゾギク(アスター) ▶ 花言葉:変化、追憶、同感、信じる恋 花言葉の「変化」は、エゾギクの多様な花色に由来するといわれます。また、「信じる恋」の花言葉は、古くはこの花が恋占い(「好き、嫌い、好き・・・」と花びらを一枚ずつ散らす)に使われていたことにちなむといわれます。 ▶ 🌸:シュウカイドウ ▶ 花言葉:恋の悩み、片想い 花言葉の「恋の悩み」は、下方に垂れ下がり、うなだれた状態で花をつける様子がどことなくさびしげに見えることにちなみます。 「片想い」の花言葉は、ハート形の葉の片方が大きくなること(左右非対称)に由来するといわれます。 みなさんにとって、素敵な一日になりますように… ********** ********** ■■ 今日の予定 ■■ ・夏季休業:40日目(残り3日) |
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