授業や行事,石野中の自然について,旬な情報をお届けします。生徒の学習や活動の様子,石野中を囲む自然の様子をご覧ください。 

8/1 生き物の観察

日差しが強くなり、校内の石垣やコンクリート沿いなどでトカゲをたくさん見かけるようになりました。
そして時々、青いキラキラした尻尾を持つトカゲを見かけることがありますよね。「見たことの無い珍しいトカゲ、これは新種発見に間違いない!」と思いきや、実は身近なニホントカゲというトカゲの仲間です。
校内で撮影に成功した二ホントカゲです。自然らしくないメタリックカラーが目立つ美しいトカゲです。青い尻尾なので一度見かけるととても印象に残る姿です。

身近なトカゲには2種類いるのですがトカゲなのかカナヘビなのか気になるポイントですよね。
 < トカゲとカナヘビの違い >
トカゲとカナヘビは勘違いしやすい種類と言えます。というのも二匹を並べて見かける機会がないので、なんとなく同じ形の生き物に思えてしまいます。
子供の時は色合いが分かりやすいので、尻尾の方に注目しましょう。ニホントカゲの場合には尾の青い色や黄色の線が分かりやすい判断基準です。この2種は子供のころから姿が違います。
つやつやのニホントカゲに対し こちらのカナヘビはざらざらっぽい雰囲気で、色も茶色一色になっていますね。小さい時からこんなに違うので尻尾の色と体の雰囲気に注目してみてあげてください。

 < 驚異のすばしこさ >
ちなみにですが、小さい時のニホントカゲの逃げ足の速さは身近で見られる生き物の中でも特に速いです。傾向として日陰、物の影に逃げる性質があり、靴を立てて日陰を作ると自分の足に逃げ込んでくることがあります。とはいえ眼で追っても切り返し(急に角度を変える)で視界から消えるんですよね。捕まえた方は大したものだと思います。
そんな元気なニホントカゲの子どもは比較的見つけやすいので探してみてください。
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