授業や行事,石野中の自然について,旬な情報をお届けします。生徒の学習や活動の様子,石野中を囲む自然の様子をご覧ください。 

5/25 勉強は忍耐 !?

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正門ロータリーから見える校舎南側の植え込みに植わっている松。その根元には鮮やかなピンク色のマツバギク(松葉菊)がきれいに咲いています。
マツバギクの名前は、細い形の葉が松の葉に似ており、花は菊に似ているため「マツバギク」と命名されたそうです。別名である「サボテンギク(仙人掌菊)」は、サボテンのように乾燥に強く、多肉質で厚い葉をもっていることからつけられています。
花は朝に開き夕方に閉じます。曇りや雨の日のには花を開かず晴れの日にだけ花を咲かせますが、春から夏にかけ長期間花を開ける閉じるを繰り返します。花言葉は「心広い愛情」「忍耐」です。


テスト週間に入り、朝や放課など次第に生徒たちは勉強モードの入ってきた様子です。テストでのお互いの結果を納得のいくものにするため、仲間と一緒に繰り返し学習に向かい、何よりすぐにあきらめない忍耐をもって、テスト勉強に励んでもらいたいと思います。
私たちも生徒のがんばりを後押しできるよう、様子を見守りつつ、心広い愛情をもって声かけなどをしていきたいと思います。


*** 今日は何の日? どんな日? **********

◆ 5月25日はこんな日です ◆◇◆◇◆
‣ 広辞苑記念日 ―――――
1955年、岩波書店の国語辞典「広辞苑」の初版が発行されました。初版の編集には7年をかけており、登録語数20万語で定価は2000円でした。辞書は、お世話にならない人はいないでしょう。

‣ タップダンスの日 ―――――
1988年に米国議会に提出され、1989年にブッシュ大統領が署名した法律により制定しました。「タップの神様」と呼ばれたビル・ボージャングル・ロビンソンの誕生日に由来すると言われています。

‣ 食堂車の日 ―――――
1899年、山陽鉄道・京都〜三田尻で日本初の食堂車が走りました。社会が豊かになってきた証ですね。

‣ 有無の日 ――――
第62代天皇・村上天皇の967年の忌日です。村上天皇は、急な事件のほかは政治を行わなかったことから、記念日とされました。


◆ 5月25日にまつわる昔話 ◆◇◆◇◆
おじいさんとおばあさんは、猫のぶちを大切に育てましたが、老いた先のことを思い悩んでいましたが、猫のぶちは、心配をかけまいと仲間とのところへ行くといいます。猫のぶちは、おじいさんとおばあさんに芝居を見せるということになりました。果たしてどんな芝居なのでしょうか?
昔話を見てみましょう。

‣ ネコの大芝居 ―――――
昔々、ある村におじいさんとおばあさんが住んでいました。しかし、いくら働いても暮らしは楽になりませんでした。不平は言わずに神さまに感謝をしながら日々暮らしていました。
ある日、おじいさんが「わしらにも子どもがいたらよかったのだか・・・」と言い、おばあさんも、「今さら無理ですけど、せめて猫の子でも飼いたいですね」と話していました。
その日の夕方、迷い猫がやってきました。おじいさんもおばあさんは、猫に「ぶち」という名前をつけて育てることにしました。ぶちはおじいさんとおばあさんに懐いていきました。
おじいさんもおばあさんも十五年の歳月が経ち、だいぶ、年をとってしまいました。猫のぶちも同じで、年寄りになっていました。おじいさんとおばあさんは、体が弱くなってきて、畑仕事などがしんどくなっていきました。
ある晩、おじいさんとおばあさんは、「私たちもずいぶんと年寄りになったけど、ぶちも人間で数えたら私たちよりも年寄りです。私たちが先に死んでしまったらどうしましょう。みんな一緒にあの世へ行けたらといいのに」と、話していたのです。猫のぶちは、その話をぼんやりと聞いていましたが、突然、二人の間に座ると「長い間、二人にかわいがってもらいましたが、そろそろおひまをいただきたい」と言い出したのです。これには、おじいさんもおばあさんもびっくりしてしまいました。
おじいさんとおばあさんは、「お前に人間の言葉がわかるとは思わなかったから、とんだ話を聞かせてしまったね。わたしたちはまだまだ元気だから、安心してここにいてくれ、かわいいお前を残して、誰が死ぬもんか。死ぬ時はみんな一緒じゃよ」と言いました。
猫のぶちは「二人の気持ちは、涙が出るほどうれしいです。でもこれ以上、心配をかけるわけにはいきません。長年、可愛がってもらったお礼に、二人が大好きな芝居を見せたいと思うのですが、どのような芝居が好きですか?」と尋ねたのです。おじいさんもおばあさんもここにいてくれとぶちにお願いしますが、ぶちは、仲間とのところへ戻るといって引き止めることはできませんでした。
二人は、考えこんでいましたが、若い頃にみた『忠臣蔵』がみたいと言いました。猫のぶちは「本当に長い間お世話なりました。来月三日のお昼、裏山の空き地へ来てください」というと、家を出ていってしまいました。
おじいさんとおばあさんは、ぶちに会いたい思いを抱えながら約束の三日がきました。おじいさんとおばあさんは、待ちかねて裏山へ行くことにしました。裏山へ来てみると、誰の気配もありませんでした。「だまされたのかな? だまされてないよね?」と話し合っていると、草むらから鈴の音がしてきました。猫のぶちでした。
猫のぶちは、「おじいさん、おばあさん、よく来てくれました。石に座ってゆっくり見物していってください」と頭を下げて、草の中に姿を消してしまいました。そして、♪チョンという拍子木の音がひびいて、後ろには白い幕も張っていて、草原の中に立派な舞台が現れました。二人がびっくりしていると、役者が次々と舞台へ出てきました。
どの役者も美しい衣装を身にまとい、後ろには三味線をひく人や歌を歌う人がずらりと並んでいました。
どの役者もお芝居が上手いので舞台にひきこまれていきました。忠臣蔵の長い芝居が終わった時には、まるで夢の中にいる気分です。芝居が終わると、芝居の素晴らしさにおじいさんとおばあさんは感動していました。
二人が、ほっと息をついた時、前へみると、舞台がすべて消えて、元の草原に戻っていました。その時にどこかで猫の鳴き声がしましたが、ぶちは二度と姿をみせませんでした。

猫のぶちは、どうなったのでしょうか? おじいさんとおばあさんのために、開いた芝居の舞台は命がけだったかもしれませんね。素晴らしい恩返しのお話でしたね。


◆ 5月25日の花と花言葉 ◆◇◆◇◆
5月25日のお花と花言葉を4つご紹介します。
あなたが知っているお花と花言葉はあるでしょうか?

‣ ラナンキュラス
花言葉⇒『とても魅力的』『晴れやかな魅力』『光輝を放つ』
ラナンキュラスは、鮮やかなお花です。ラナンキュラスは、『とても魅力的』『晴れやかな魅力』『光輝を放つ』という花言葉があります。この花言葉は、シルクドレスのような肌触りの花びらやその明るく鮮やかな色あいに由来するといわれます。

‣ パンジー
花言葉⇒『物思い』
パンジーは、とても可愛いお花です。パンジーには、『物思い』という花言葉があります。この花言葉は、花名と同様に花姿が思索にふける人の顔に見えることに由来すると言われています。

‣ ユズ
花言葉⇒『健康美』『汚れなき人』『恋のため息』
ユズは白いお花です。ユズは、『健康美』『汚れなき人』『恋のため息』という花言葉があります。この花言葉にある健康美は、さわやかな香りの黄色い果実を結実することを象徴したものであると言われています。

‣ ヒソップ
花言葉⇒『清潔』『浄化』
ヒソップはハッカのにおいがするお花です。ヒソップは、『清潔』『浄化』という花言葉があります。この花言葉は、西洋において、けがれを取り除く働きがあるとされ、神殿などの神聖な場所を清めるのに用いられたことに由来すると言われています。


あなたにとって、幸せな一日でありますように……。

                    (「知恵の木」より引用)

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■■ 今日の予定 ■■
 ・通常日課(50分日課) 6時間授業 部活動なし
 ★テスト週間
 ・最終下校 ➡ 16:30
 
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学校行事
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