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5/21 日当たりよく、真面目に生きる

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春の鮮やかな花が終わる頃、堤防沿いでよく土筆(ツクシ)を採っている人の姿を見かけます。また、ゴールデンウィークが明けると、山の斜面で蕨(ワラビ)を採っている人の姿を見かけることがあります。自然の恵みをその季節ごとに感じ、自身のお気に入りスポットで、採る行為そのものを楽しむ方も多いようです。

本校のプール横の日当たりのよい場所で、ワラビを見つけました。

< シダ植物の豆知識 >
シダ・ワラビ・ゼンマイを見分けるポイントは葉の形と茎の生え方です。
・シダ
 ➡ 地面から枝分かれすることなく生えています。
・ワラビ
 ➡ 葉の形は似ていますが、枝の途中でいくつも枝分かれして大きく伸びます。
・ゼンマイ
 ➡ ワラビと枝の伸び方は似ていますが、楕円型の葉がたくさんついています。

ワラビの花言葉は「真面目」。春になると毎年日当たりのよい丘や低い山などの同じ場所に出てきて、身近で簡単に採れる山菜であることからきているのでしょう。
私たち人間も「真面目」に生きたいものですね。


*** 今日は何の日? どんな日? **********

◆ 5月21日はこんな日です ◆◇◆◇◆
▶ 小学校開校の日 ―――――
1869年、京都市に日本初の近代小学校「上京第二十七番組小学校が開校しました。住民が自分たちで開校のための資金を調達しています。今は、子供達が学べる場所になっているのもこういう活動からなのですね。

▶ リンドバーグ翼の日 ―――――
1927年、チャールス・リンドバーグがパリに到着し、大西洋無着陸横断飛行に成功しました。「翼よ、あれがパリの灯だ」という有名な言葉とともにパリのル・ブールジェ空港に到着しました。

▶ 探偵の日 ―――――
社団法人探偵協会が制定しました。人探しの探偵、浮気調査、さまざまなお仕事がうまれていますね。

▶ モンテネグロ・独立記念日 ―――――
2006年、モンテネグロでセルビア・モンテネグロからの分離独立についての国民投票が行われ、独立が決定されました。


◆ 5月21日にまつわる昔話 ◆◇◆◇◆
仲の悪いおばあさんとお嫁さんは、ふたりで見たものが馬か鹿で言い合いをし、奉行所にまで訴え出ることになりました。有名な大岡越前の名裁きはどのようなものだったのでしょうか?
昔話を見てみましょう。

▶ 鹿でも馬でもない ―――――
昔々、とても仲の悪いお嫁さんとおばあさんがいました。二人は顔を合わせる度に口げんかをしていました。
ある日、おばあさんがいろりのふちに座っていると、お嫁さんがそばに座りました。そして、いつもの言い合いを始めます。口を先に開いたおばあさんは、「どこぞの嫁は、飯は一人前食うが、着物一枚、縫えんそうじゃ」と言うと、返すように「どこぞのばあさんは、いつも嫁いじめをして楽しんでいるそうな」と言いました。
しかし、二人ともいろりのそばを離れようとはしませんでした。二人とも黙ったままでしたが、しばらくすると、お嫁さんがぼんやりと外を見ると馬が一頭、歩き回っていました。黙り続けているとますます気まずくなっていくと思ったお嫁さんは「ばあさん、馬が歩き回っているよ」と言いました。それをみたばあさんは「あれは馬じゃない。鹿だ。よく見もしないで、何を言うか」と言いました。
そして、二人は、「馬じゃ!」「鹿じゃ!」と言い合いになってしまいました。どちらが正しいかを決めようと奉行所になんと訴え出たのです。
そして、その裁きを下すのは大岡越前でした。裁きを受ける前の晩に、おばあさんは黙って越前のお屋敷へ行って「どうか嫁の前で、わたしたちが見たのは鹿だと言って下さい。この裁きに負けてしまうと、嫁がますますつけあがります」とお願いにきていました。
越前はわかったと答え、おばあさんが帰った後、お嫁さんも、「どうかばあさまの前でわたしたちが見たのは馬だと言って下さい。この裁きに負けると、ばあさまますます頑固になります」お願いにきました。越前のわかった、任せておけという言葉を聞いて、お嫁さんは大喜びで帰っていきました。
次の日、二人は奉行所へやって来ました。二人とも、相手をぎゃふんと言わせてやると思っていました。おばあさんもお嫁さんも、越前にお願いをして話はついたと思っていたので、自分が負けるはずないと余裕の笑みをこぼしました。
さて、二人がお白州に座ると、越前が出て来て「それでは、二人の言い分、どちらが正しいか決めよう。ばあさんから申せ」というと、おばあさんは、「大岡さま、わたしたちが見たのは間違いなく鹿でございます」と言いました。越前は、「いいや、あれは鹿ではない」と言ったのです。それを聞いたおばあさんは青ざめてしまいました。それを聞いたお嫁さんは、勝ったのが決まったかのように前へ出て「大岡さま、わたしたちが見たのは間違いなく馬でございます」と言いました。越前は、「いいや、あれは馬ではない」と言ったのです。これを聞いたお嫁さんも青ざめてしまいました。
越前は、「裁きを申し渡す。あれは鹿でもなければ馬でもない、馬鹿というものじゃ」と言いました。二人は、きょとんとした顔して「馬鹿でございますか?」と尋ねました。越前は「馬や鹿で言い争いなどをするなど、お前たちは大馬鹿じゃ」といったのです。そして、「二人とも馬鹿でよかったのう、いくら仲の良い嫁姑でも仲が悪くなることもあろう。しかし、お前たちは大馬鹿と言われるほどの仲じゃ、これからは仲良くなるしかないではないか?」と続けました。
おばあさんも、お嫁さんもくだらないことでケンカをしていたのが恥ずかしくなりました。おばあさんは「ごめんよ、つまらない意地をはって、きっと鹿だよ、角がなかったのだから」といい、お嫁さんは「角がない鹿だったんですよ」と言いました。
急に仲良くなった二人をみて、越前は満足そうにいったのです。「これにて、一件落着!」

どちらも歩みよりができて良かったですね。世間には歩み寄りが難しいと嘆いて仲良くすることができない人たちもたくさんおります。人と仲良くできることほど幸せなことはありませんね。


◆ 5月21日の花と花言葉 ◆◇◆◇◆
5月21日のお花と花言葉を4つご紹介します。
あなたが知っているお花と花言葉はあるでしょうか?

▶ カスミソウ
花言葉⇒『清らかな心』『無邪気』『親切』『幸福』
カスミソウは、白で可愛らしいお花です。この花言葉にある『清らかな心』は、純白で奥ゆかしく、可憐な花姿に由来すると言われています。

▶ ラークスパー
花言葉⇒『陽気』『快活』
ラークスパーは元気なお花です。ラークスパーは、『陽気』『快活』という花言葉があります。この花言葉は、草原や河川敷で天までとどけとばかりに空高く鳴きながら舞いあがるヒバリの元気な姿に由来すると言われています。

▶ 藤(フジ)
花言葉⇒『優しさ』『歓迎』『決して離れない』『恋に酔う』
フジは、きれいな紫色のお花です。フジは、『優しさ』『歓迎」』『決して離れない』『恋に酔う』という花言葉があります。この花言葉にある優しさ、歓迎は、外国人にも和の風情を強く感じさせると言われ、外国の方々を温かく迎え入れようという姿勢を表していると言われています。

▶ ムクゲ
花言葉⇒『信念』『新しい美』
ムクゲは、早朝に花を開き、夕方にはしぼんでしまうお花です。ムクゲは、『信念』『新しい美』という花言葉があります。この花言葉にある新しい美の花言葉は、新たな花が次々と咲き続けることに由来すると言われています。


あなたにとって、幸せな一日でありますように……。

                    (「知恵の木」より引用)

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■■ 今日の予定 ■■
 ・部活動:剣道部、ソフトテニス部(男女) *校内練習・午前
 
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学校行事
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5/24 自転車講習会(1年)