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5/4 違いが分かるかな !?

秋には紅葉し、冬には葉を落としたり、冬でも緑の葉をつけている木々があるため、それぞれに意識がいくものです。しかしこの時期、学校の周りは緑一色。鮮やかな緑色の木々も夏らしさを感じ、それなりに目を楽しませてくれますが、それぞれを意識することはあまりありません。

秋に高揚する葉を見てみると、形は同じでも新たな発見をすることもあります。

 <「モミジ」と「カエデ」>
秋の紅葉の代表ともいえる「モミジ」と「カエデ」。モミジのことを「カエデ」と言ったり、カエデのことを「モミジ」と言ったり、同じ意味に使われる場合も多いようです。何か違いがあるのでしょうか。

 < どちらもカエデ! >
実はどちらもカエデ科カエデ属で植物の分類上は同じですが、普通は、葉の見た目で使い分けています。葉の切れ込みが深いカエデを「○○モミジ」、葉の切れ込みが浅いカエデを「○○カエデ」と呼んでいます。例えば、「イロハモミジ」「ハウチワカエデ」です。

 < 実は、「カエデ」は「カエルの手」のこと >
しかし、「カエデ」と「モミジ」は別の意味をもった言葉で、その名の由来が違います。
モミジは、秋に草木が黄色や赤色に変わることを意味する動詞「もみず」に由来し、それが名詞化して「もみじ」になり、それから転じて、特に目立った色を変えるカエデの仲間を「モミジ」と呼ぶようになりました。
一方、カエデは、葉の形がカエル(蛙)の手に似ているので、「かへるで」、後に「カエデ」と呼ばれるようになりました。
昔は、カエデの仲間で、葉が手のひらのように切れ込んだものをすべて「かへるで」と呼びました。「モミジ」も手のひらの形をしているので「かへるで」と呼んだそうです。そのため、今も「モミジ」と「カエデ」は同じ意味に使われているのと思われます。


さて、写真は、「モミジ」? それとも「カエデ」? どっち !?
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学校行事
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5/9 生徒会活動(委員会活動)3