5/1 蜂の巣に学ぶ
例年、この時期になると心配になるのが蜂の巣。今年も校舎南側の軒に一つできていました。生徒の安全を第一に考え、今ではちゃんと取り除かれていますので、安心してください。
▶ 蜂の巣にまつわる話 ――――― 日本では、蜂の巣は「繁栄の象徴」として喜ばれることが多かったようです。 昔は蜂の巣をガラスケースに入れて飾っている家もよくありました。基本的に、鳥や動物などが頻繁にやってくる家は、気(エネルギー)の流れがよいと言われています。 また、蜂は地球上の“タイムキーパー”であるとも言われています。これは、メキシコ南部〜北米中央に住む先住民族「マヤ」の人々の考え方です。 蜂は、時の流れと共に、地球で何が起きているのかを私たちに知らせる存在だというのです。 今、世界中で野生の蜂が少なくなっています。マヤ族には、「蜂がいなくなると私たちもいなくなる」という言い伝えがあります。蜂が示すのは、環境が変わったサインであり、時の流れが変わったサインでもあります。そこには自然界の秩序が変わってきていることをキャッチしなさいというメッセージがあるのです。その蜂が家にやってきて巣を作るのは、“幸運の前兆”と考えてもいいでしょう。「今がその時だ」と教えてくれているのです。 ![]() ![]() |
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