2月10日 高橋地区鳥瞰図を未来へ届ける会 3
【鳥瞰図で 学んだこと】
(3)高橋地区鳥瞰図は、今から75年前、終戦後2年間での復興の証として高橋村立野見小学校の講堂に掲げられました。当時の思い出を鈴木さんにお聞きします。 鈴木さんのお話 「戦後、立派な講堂があった学校は少なく、講堂があることが 野見小学校の誇りでした。その立派な講堂に 立派な鳥瞰図が掲げられて、鳥になったらこんな風に見えるのかと楽しく眺めていました。」 (4)鳥瞰図にゆがみが出てきたので、郷土資料館の方に相談したところ、鳥瞰図の右下に書いてあるクラチスタヂオさんが見てくださいました。その時、先代の社長さんが描いたものであることが分かりました。 (5)今日お見えになっているクラチスタヂオの方のお父さんの倉地政光さんが、野見山や古瀬間の御嶽山に登って、スケッチして描いたそうです。75年前は、航空写真もドローンもない時代でしたので、自分で高い山に何度も登ってスケッチされたそうです。 (6)「これからも、この鳥瞰図を 資料として、野見の子どもたちに親しんでもらいたい」と クラチスタジオさんが無償で修復と保護をしてくださいました。わたしたちは、未来の野見小の仲間にも見てもらえるように大切にしていきます。ありがとうございました。 |
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