本日は年に1度の、教育委員会学校訪問でした。生徒の様子から、「竜神中の授業は一朝一夕でできるものではなく、目標をもって生徒と先生で毎日取り組んできたからできる授業である。」と、うれしい感想をいただきました。さらい、具体的に以下の助言をいただきました。
【助言】 ◯は良いところ ◆今後の課題
◯先生と生徒の笑顔が印象的。普段着のいつもの姿がよかった。
◯生徒は話すことに抵抗がなく、席を動かしてすぐに対話ができる。
◯対話の仕方から、対話のトレーニング(アドジャン)が生きている。
◯生徒は友だちの反応を見ながら「ここだよ」などと、随所に教えあっている。
◯振り返りの時間になると、すぐに生徒はノートやタブレットにつづり始める。これは、何を学ぶ時間だったか、はっきりと理解しているからである。
◯先生の指示の声が短い先生が多く、生徒の学習時間を十分に確保できている。
◯自分の考えをもつ時間では、熱く静かに頭がフル回転している。
◆意見を「もつ」→友だちの意見を「きく」まではよくできている、その先の新しい意見を「つくる」段階で、さらに先生のひと工夫がほしい。
◆課題設定ではよく工夫されている。できれば、より子どもの言葉を引き出して、子どもの声から課題をつくりたい。
◆課題、見通し、振り返りのうち、「見通し」のもたせ方をひと工夫したら、より自分事になる授業があった。
◆一部の授業で、生徒の発表の声が小さかったので、改善したい。
◆振り返りの場面では、「次に何がしたいか」など、次を意識した振り返りができるようになるのが理想である。
◆の5点は、よりハイレベルな授業をするための「目標」と受け止め、全教員で研修をしていきます。
最後に、廊下でのあいさつ、柔らかな表情など、生徒の良さも認めて認めていただいたことも。今後の励みになりました。