4/23 問いを立てる練習(1):渡刈クリーンセンター火災<問いを立てる練習> 【題材のニュース】 豊田市での事故の話です。2月末に起きた渡刈クリーンセンタ―の火災事故は、先日、【リチウムイオン電池」による発火が原因だったとの報道がありました。渡刈クリーンセンターは豊田市の燃えるゴミの焼却を行っており、3機中の1機が使えないそうです。 <質問> 皆さんの中にどんな問いが立ちましたか? ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ シンキングタイム ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ <問いの例> 例を紹介します。授業ならここを子どもたちと考えます。 ? 1機が動かないと、どれだけの影響があるんだろう。【公民・数学】 ? 豊田市以外でも起きていることなのだろうか【公民】 ? ごみ問題って、大昔もあったのかな?【歴史】 ? 世界中でどのようにゴミ問題に取り組んでいるんだろう【地理・公民】 ? どうして燃えるゴミに、リチウムイオン電池を入れてしまったのだろう。【道徳】 ? 小さな電池を燃えるゴミに入れないようにする方法はないのだろうか。【道徳/委員会活動・社会貢献】 ? 普通の電池と違って、リチウムイオン電池は、どうして発火するんだろう。【理科】 ? 発火しないイオン電池ってつくれないのかな。【理科・技術】 ? イオン電池って、どんな仕組みなんだろう。【理科】 ? そもそもイオンって何だろう【理科】 ? エコットの人たちにインタビューしてみたいな。【全教科】 ? 電池の研究をしている先生に会ってみたいな。・・・ラーケーションの利用 時代は、「自ら問いを立て、考え、決断し、行動する人材」を求めています。与えられるものを受け取る時代ではなく、一歩踏み出し、自らつかみ取ることが大切です。 問いを立てる練習は、すぐにテストの点のアップにはつながりませんが、頭の中にある知識をつなげてアウトプットすることで、真の学力を育むことにつながります。最終的に、問いが立てられる子は、学ぶことが好きになります。 こうしたニュースに出会ったとき、見流す、聞き流すのではなく、問いを立てる練習ををしてみましょう。特に今回は、興味をもち問いが立てやすい身近な豊田市のゴミのニュースでした。 ゴミ問題は国際的な問題で、SDGsのように学校にも入ってきています。竜神中でも今年度から、SDGs委員会を立ち上げました。一歩踏み出す子どもを育てていきます。 |
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