「とろろ」のようにねばり強く

5年生 防災出前講座です

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 今日は、5年生全員で洪水を実際に体験された方のお話を聞きました。

 ゲストティーチャーは「鈴木前校長先生」です。

 「47豪雨」の経験を話してくださいました。

 荒井町から避難所である学校へ家族で行こうとします。しかし、どこが道で、どこが田んぼか、茶色い水で一面が覆われており、危険性を感じました。そこで、越戸方面に向かって国道沿いを歩くことにしました。なぜ国道沿いは歩けたかというと、街頭がここまでが道路だよという目印になったからだそうです。

 なんとかお寺にたどり着き、荒井町の人たちみんなで2、3日避難をしました。水が少し引いてきたのでゴムボートに乗せられ、親が引っ張ってくれる形で家に戻りました。1Fの壁1m50cmの所まで水が来たことがわかりました。泥がたくさん入り、家電は全て使い物にならない状態でした。鈴木前校長先生は、山間部の祖父の家で過ごすことになり、親御さんが毎日、家に行き、整理整頓をしてくれたそうです。住めるようになったのは3〜4か月後ぐらいだったそうです。

 鈴木前校長先生は、貯金箱を持って逃げたそうです。親がお札を持っていたけれど、公衆電話でお札は使えません。貯金箱に入っている小銭が大いに役立ち、親戚に連絡を取ることができたそうです。休みの日には親戚が来てくれて、家の片付けの手伝いをしてくれたそうです。

 実際に体験された方のお話は、重みが違うなと感じました。

 ここまでの勉強、5年生の子たちにとって、いい勉強になったのではないかと思います。
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