4年生 総合的な学習の時間ですかつて発展途上国といって、資源を主に輸出する国では、材料を安い値段を売らざるをえない状況がありました。カカオをもとにチョコレートを作ったとします。300円で売られていたとしても、もうかるのは加工した工場の人たちや運んだ人たちで、カカオを作った人たちの手元には10円ぐらいしか入らない状況があったのです。カカオを主に生産する国の人はいつまで経っても苦しい暮らしのままでした。一方で工場で働く人はどんどんお金もちになっていきます。 これはおかしい!と考えられたのがフェアトレードの考え方です。 フェアトレードの商品は、他の同じ商品に比べて、値段がやや高いです。その分が作っている人たちの手元にお金がいくからです。日本は実はフェアトレードが遅れている国で一人当たり年間90円ぐらいの購入に留まっています。スウェーデンやイギリスでは40〜50倍ぐらいの金額を購入しています。 フェアトレードの商品は種類が少ないですが、品質は高いので、マークを見つけたら購入を考えてみてもらえるといいですね。(下の写真のマークがフェアトレードのマークです) |