心優しい子に育つために大人が心がけたいこと
- 公開日
- 2026/11/06
- 更新日
- 2026/11/06
校長室から
心優しい子に育ってほしい!勉強はできるに越したことはないけれど、誰からも信頼される子に育ってほしい!大人が子どもに願うことの1つではないかと思います。
じゃあ、何をどうすれば心優しい子に育っていくのか?と言われると考え込んでしまったり、「〇〇さんの家はこんなことがあったら、どうしてる?」と仲のよい友達に聞いたり、育児書を読み漁ったりすることもあるのではないかと思います。
私が思うことなので、正解というわけではないですが、参考までに…。
① 簡単なことで良いので家庭内の役割を任せる
年齢にもよりますが、配膳、お風呂掃除、ゴミ出し、新聞取り、食器洗い、洗濯物干しなど、その子が頑張れば毎日できそうなものに取り組ませます。やってくれたら毎日「助かったよ。今日もありがとう」と伝えます。「自分は人の役に立てる存在なんだ」と喜びを知ることが、自発的な思いやりに繋がっていくのではないでしょうか?『小学1年生ならば、家族の箸を並べる…』でも立派な役割です。
② ほっとできる居場所をつくる
子どもたちは外の世界で大人の想像以上に頑張っています。気を張っています。家庭が「失敗しても、ダメな部分を見せても、そのまま受け止めてもらえる安全基地」になっていると、十分にエネルギーを充電でき、外の世界で友だちに優しくするエネルギーが湧いてきます。「外では良い子と他のお母さんに言われるんだけど、家では好き勝手なんだよね…」と思われる方、子育てが大成功している証だと思います。
③ 兄弟や友だちと比較しない
これ、一番ダメだと思います。「お兄ちゃんを見習いなさい」「〇〇ちゃんはできるのに…」比較されると、自己肯定感を失い、他の子の幸せや成功を喜べない心が育ってしまいます。比べるならば『過去の本人』と比べてあげてください。「前より…」から言葉を始めてあげてください。(「前よりは」は✖です。「前より〇〇がこんな風になったね」が〇です)
④ 結果だけを評価しない
テストが返ってきました。結果だけを褒め続けると、人の優劣を品定めする子に育ちます。自分より点の低い子を見下してしまう子になってしまいます。本人の良い変化に目を向けてあげてください。「なぜ点数がよくなったのか?」を親の目線で伝えてあげてください。なかなか勉強に目が向かない子もいます。そんな子には「〇〇ちゃんはできると思うよ。お母さんは自分なりに頑張れる子だと信じているよ」と、親御さんの信頼を伝えてあげてください。結果、点数は上がらなくても、親御さんから信頼されているという思いは心に残ります。
⑤ 条件付きの愛にしない
「〇〇ができたら褒める」「親の言うことを聞かないと愛さない…」これが続くと、子どもは親御さんの顔色をうかがう子になってしまいます。これが継続すると、中学生ぐらいで、親の言うことを全く聞かなくなります。子どもの存在そのものを肯定する言葉かけを日常からしていくのはどうでしょう。小学3・4年生の子たちも「昨日、お母さんがおんぶしてくれたんだ」と嬉しそうに教えてくれます。