褒めること、叱ること
- 公開日
- 2026/09/11
- 更新日
- 2026/09/11
校長室から
人は何歳になっても褒められれば嬉しいし、叱られれば悲しくなります。
子どもたちは人一倍、その感情が強いです。
一方で大人は子育てをしていると、「私の言動はこれでよかったのかな?」と毎日のように悩むものです。
褒めて育てるときに、意識するとよいなと感じることを記していきます。
1「プロセスを褒める」
テストで100点を取ったとき、「すごい、頭がいいね」ではなく、「毎日コツコツ勉強を頑張ったね」と努力の姿勢を具体的に褒める。結果が悪くても、挑戦したことを認めてあげる。お勧めできないのは小さい頃から「物で頑張らせる」ことです。「100点だったら、〇〇を買ってあげるよ」と伝えてしまうと、自分の努力に価値を見出せなくなります。(一度、このモードを経験させると抜け出すのはかなり難しいです)
2 「具体的に褒める」
「すごいね」「えらいね」だけではなく、「自分で脱いだ靴をきれいに並べられたね」と、何が良かったのかを言葉にしてあげます。
3 「過去のその子と比較する」
兄弟や友達と比べるのではなく、「昨日より早く起きられたね」「自分で食器を洗えるようになったね」と、本人の成長に注目して声を掛けます。声をかけない「見る」毎日が大事です。
4 「ありがとう」の感謝を伝える
「掃除ができてえらいね(評価)」よりも「掃除をしてくれているから、〇〇が綺麗になって、嬉しいな。ありがとう」と「感謝」を伝えると、思いやりの心や自己肯定感が高まります。
やってしまいがちなNG
1 「おだてる」「ご機嫌取り」の褒め方
大人の都合よく動かすために無理に褒めたり、中身のないおだてを繰り返すと、子どもに見透かされます。「〇〇を買ってくれたらやる」と見返りを求める子になってしまいます。
2 「条件付きの愛」だと感じさせない
「〇〇ができたから好き」「良い子にしているから可愛い」というニュアンスになってしまうと、子どもはありのままの自分を出さなくなり、自分に自信がもてなくなります。
3 「叱らない」わけではない
褒めて育てないといけないから…と悪いことをしても放置するのは間違いです。危険なこと、人としてダメなことをしたときは、感情的に怒鳴るのではなく、「何がいけなかったのか」を毅然と伝えることが大人の役目だと思います。
どれか1個スタートしてみると、好循環が生まれていきます。