地震について改めて考えてみる
- 公開日
- 2026/04/21
- 更新日
- 2026/04/21
校長室から
今日の写真は4月14日に本校で行った避難訓練の際に、訓練を行った感想を述べている様子です。
ここ最近、長野県や東北・北海道で震度5を超える地震が頻発しています。幸い大きな被害は少ないそうですが、地震に関しては「減災」(さいがいをへらす)はできても、「防災」(さいがいをふせぐ)はできません。日頃の備えをしっかりしておくこと、揺れ始めたらどこに避難することが命を守ることに繋がるかを自分自身で考えることが大切だと思います。
宮城県気仙沼市というところにリアス・アーク美術館という場所があるそうです。この美術館には震災で流され、ボロボロになった洗濯機、フニャフニャになった鉄筋だけが残った電柱、火災であぶられ膨らんだドラム缶など、数多くの物が展示されています。
みんなは「瓦礫(がれき)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
津波によって流された物、家、火災で焼けてしまった建物、これらの物をテレビや新聞では「瓦礫」と伝えることがあります。しかし、この美術館の館長さんは「それは瓦礫ではなく、被災物だ」と話されます。
「瓦礫」とは瓦の破片や小石をさし、転じて「価値のないもの」「邪魔なもの」という意味を含みます。「被災物」は、かつて誰かの生活の一部であり、家族の思い出や地域の歴史を刻んできた「魂のある物」として示されます。最近では報道番組でも「瓦礫」という表現を避け、「壊れた家財」などに言い換える工夫をされているそうです。
この美術館では、この「魂のある物」を展示することによって、人々の想いを紡いでいく役割を示しているそうです。愛知県からは遠い場所ですが、一度は訪れてみたいなと感じます。