新着情報一覧

ガリレオ・ガリレイを知っていますか?

公開日
2026/02/25
更新日
2026/02/25

校長室から

  天文学の父といわれ、大学の先生だったガリレオ・ガリレイ。彼は自作の望遠鏡で月や木星、太陽などを観察し、当時主流だった「天動説」(地球を中心に星々が動いている、地球は動かない)を否定する「地動説」(地球は動いている)を支持しました。しかし、1633年に「ローマ異端審問所」での裁判で有罪判決を受け、地動説を訴えてはいけないとされてしまいます。現在の科学ではガリレオの主張の正当性は認められおり、宗教裁判にかけたカトリック教会も1992年にローマ教皇庁によってガリレオの名誉を回復させています。


 ガリレオの少し前、ポーランドのコペルニクスが地動説が正しいのではないかと主張し、ガリレオが決定的な証拠を見つけ、地動説の正しさを説きます。つまり「言い出したのはコペルニクス、命がけで証明しようとしたのがガリレオ」という構図になります。ガリレオは天動説では説明のつかない現象を発見するのです。


1 金星の満ち欠け 大きさの変化 

  地球が中心なら形が変わることはあり得ない


2 木星に衛星がある  

  すべての天体が地球を中心にまわっていると信じられていました。木星の衛星は木星の周りを回っていたので4つの衛星が3つしか見えない時があるのはありえない


3 太陽の黒点の発見 

  「神がつくった天体は完璧で汚れがない球体である」と考えられていました。しかし太陽にシミがあり、太陽自身も廻っていることがわかった


 ガリレオは自作の望遠鏡を改良し、肉眼の30倍ぐらいの大きさで見られるようにしました。「自分の目で確かめる」ことの大切さを伝えた方です。たとえ周りに反対されても、証拠をもとに真実を突き止める彼のやり方は、アインシュタインやニュートンなど、その後の科学の発展にも繋がっていくのです。


  不思議に思ったことをとことん突き詰めて考える、気の遠くなるような取組ですが、これこそが本当の意味での勉強であり、発見なんじゃないかなと思います。

 

  みんなが近い将来、新たな1ページを開いてくれるんじゃないかと期待しています。