新着の学校日記

【自然教室】4日間の総括

公開日
2025/01/20
更新日
2025/01/20

校長室から

1年【挑戦】 2年【自立】 3年は何にする?

 4日間の自然教室で成長していく姿をたくさん見ることができました。

・学年レクでの係のリードとそれに応えて協力する姿
・食事係や美化係が、自分の仕事を全うする姿
・朝の班ミーティングで、班長が班員に今日のポイントを熱心に語る姿
・スキー研修で、ゲレンデのそこかしこから聞こえてきた仲間を励ます声
・時間を守ろうと高い意識をもって行動を早めている姿
・ホワイトボードを見て、自分たちで考えて動こうとする姿
・相手への思いをたっぷり込めて手紙を書く姿
・先生たちヘの感謝の気持ちを伝えようとする姿
・手作り感満載の心温まる立志式での姿
・一人一人が声を震わせながら誓った学級での立志
・感謝の気持ちを込めて、全身全霊で清掃をする姿
・・・

 退所式で、自然の家の方が「竜神中の生徒は日常生活を大切にしていることが、皆さんの行動から伝わってきました。」と話してくださいました。自然教室は、学校で大切にしていることを学校以外の場所で実践できるか挑戦する時間でした。生徒にとってこの上ない、おほめの言葉です。

 コロナのため小学校では六所少年自然の家での宿泊行事ができなかったり、2泊できなかったりと宿泊棟で過ごす経験がほとんどなかった子たちです。だから、妙高自然の家での4日間は厳しい自然と自然の家のルールのダブルパンチで、我慢したり思うようにならなかったりしたことを経験した4日間でもあったと思います。私のところに来て、「ドライヤーの性能が…」とか、「ポテトが無かった…」とか、「朝のつどいまでの時間がたいへん…」と素直な気持ちを述べる子もいました。その瞬間は甘えた子どもの顔をしているのですが、「そうだね。たいへんだよね。」と返答しているうちに、気づくと生徒は大人の顔に戻り次の活動に移っていました。妙高まで来て愚痴っても仕方ない、時間がもったいないと割り切ったのでしょう。気持ちに折り合いをつけて、目標を達成し続けた生徒たちを、改めて誇りに思います。

 帰りのバスの中からお迎えに来られた保護者の姿を見つけると、生徒たちは一瞬で子どもの顔に戻りました。本当にうれしかったのでしょう。4日間も離れて寂しかったのでしょう。きっと不便だったこと、不都合だったことについて親に話した子もたくさんいることでしょう。聞いてあげてください。それだけ4日間、目標達成のためにいろいろなことを我慢できたということです。

 「夢を叶えるためには、何かを我慢する。それが我慢と思えなくなったとき、夢は近づく」という言葉を聞いたことがあります。夢とまではいきませんが、自然教室はそんな経験もさせてくれた時間となりました。妙高の自然と所員の方々、そして何より4日間、お子様をあずけてくださった保護者の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

 生徒たちは、妙高での経験をきっと今後の人生に生かすことでしょう。

校長