修学旅行の振り返り(校長)
- 公開日
- 2024/09/20
- 更新日
- 2024/09/20
校長室から
※ お迎えありがとうございました。
修学旅行の振り返り(校長の学び)
今年度から修学旅行を9月に変えました。3年生の受検を考え、夏休み前までの学習時間を確保するためです。台風が心配な時期でしたが、天気にも恵まれ、大きなトラブルや大病もなく、参加者全員3日間を過ごすことができました。
コロナの影響がほとんどなくなったこともあり、今年度はグループでの企業訪問を取り入れました。また、SDGsという社会課題に視野を広げ、修学旅行を探究学習の一つに組み入れる工夫をしました。生徒たちは修学旅行のスローガンを「友と学ぶ」に設定し、学ぶ3日間を目指しました。
3日間で、私(校長)自身は次のことを学びました。
●一流は許す人
●二流は許される人
●三流は許されもしない人
駅の大きさ、乗り換えの難しさ、ビルの多さなど、東京は生徒の想像を遥かに超えるものだったのでしょう。30分前に企業到着の目標で計画していたにもかかわらず、数社で訪問時間に間に合いませんでした。これが企業同士のアポだったら許されることではありません。
遅刻した全ての企業に教員が出向き、直接謝罪をさせていただきました。すべての企業が許してくださるだけでなく、遅れた時間分を後ろにずらして、予定の研修をしてくださいました。一流は「許す人」「許せる人」なんだと学びました。
翌日、企業訪問をプロデュースしてくださった企業から「たいていは翌日企業から苦情が入りますが、竜神中の生徒の訪問では一つもありませんでした。生徒たちがしっかり学んでくれたからでしょう。」と報告を受けました。生徒たちは「許される人」「愛らしい人」に育っていると感じ、頑張りを称えるとともにうれしい気持ちでいっぱいになりました。
多くの愛情に包まれて「許される人」として育っている生徒たちが、いつか「許す一流の社会人」になれるよう、卒業までのあと半年、竜神中で教育ができる幸せと責任を実感しました。
もう一つ学んだことがあります。
●変わらないもの(人格)で勝負するのが一流
今回、国会議事堂で大変お世話になった国会議員の八木哲也先生は、市議会議員のころから接点があり、私のような者にも気さくに声をかけてくだる方でした。国会議員になられてもそのスタンスは全く変わりませんでした。竜神中の生徒のために、議員会館での会食を用意してくださり、生徒が興味をもつような話をしてくださり、一緒に学級写真まで写ってくださりました。市会議員から国会議員へ大きく立場が変わっても、いつもの気さくな八木先生でした。一流は変わらないもので勝負する。変わらないもの(人格)をつくっていく時間の一つが、この中学校生活なのだと再認識しました。
これが私(校長)の学びです。生徒には生徒一人ひとりの学びがあります。連休中、修学旅行を通して「自分の何が変わったか」、生徒も丁寧に振り返っていることでしょう。自分の成長を実感し、次への具体的な一歩を踏み出すことを期待しています。
令和6年9月20日(金)