感謝のことば
桜のつぼみがふくらみ,まもなく開花を迎えようとしています。早いもので,私が伊保小学校に参りまして,まもなく1年となります。この1年間,伊保小学校でいろいろなものをいただきました。
明るく素直で,がんばりやの子どもたちからは,「あいさつ」を通して元気をもらいました。朝,元気のよい「おはようございます」の声を聞くとこちらも元気になります。 愛情一杯で良識ある保護者の皆様からは,「学校への協力」というすばらしいご支援をいただきました。学校では,法令に従いつつ,地域や児童の実情に応じた教育活動を進めるのですが,保護者のご理解とご協力なくしては学校の教育力を十分に発揮することはできません。子どもたちの自信を育て,社会に適応できる力を身につけさせてやることが学校の使命です。1年間の教育活動が円滑に実施できたのも,保護者の皆様のご支援のおかげであると深く感謝しております。 そして,心の温かい地域の皆様からは,「温かく学校を見守る」という安心をいただきました。また,「地域の教育力」としてさまざまな地域講師の方のご支援をえて,地域に根ざし,地域に生きる子どもを育てることができました。ほんとうにありがとうございます。 社会を取り巻く環境の急激な変化により,子どもたちのまわりには解決すべき課題もたくさんあります。この1年間,伊保小の子どもたちのよいところを十分に理解しながら,個々の子どもたちのかかえる課題を考えて,解決の努力をしてきました。 小学校は,初等教育の段階であり,個人として,また,社会人としての基礎を築く段階です。「三つ子の魂百まで」のことわざを借りれば,小学校時代に身についた生活習慣は,その子の生涯の人生に大きく影響を及ぼすものだと考えられます。 一人一人を見つめつつ,集団指導の中で得意なことは伸ばし,苦手なことは補強していく。これからも,そのようなあたりまえだけれど地道な取り組みが必要だと感じています。それも,保護者や地域の皆様のご理解と,ご支援やご協力により達成できるものと考えております。 今年1年の,学校へのご支援に感謝するとともに,伊保小の子どもたちの健やかな成長のために,今後ともご支援を賜りますようお願いいたします。 |