3/7 卒業式翌日
校舎の4階。誰もいない廊下や教室。毎朝、係の生徒が配付物を取りに来ていた職員室入り口の配布ボックスの中も、3年生の棚だけ空っぽです。
今朝、誰もいない3年生教室に足を踏み入れた時、かつて私自身が担任だった頃のことを思い出しました。当たり前のようにいつも過ごしていた自分の学級の生徒が卒業してしまった時、寂しいような、時が止まったような気持ちがしました。皆さんの担任の先生たちも、きっと、一人一人の机やロッカーを見ながら皆さんの顔を思い浮かべて、誰もいない教室で片付けをしたり掃除をしたりするのだと思いますよ。担任ってそんなものです。卒業していった生徒のことは忘れません。 明日は公立高校の合格発表ですから、落ち着かない気持ちで過ごしている人も多いでしょう。よい知らせを祈っています。今日から始まるいつもより長い春休み。良い時間を過ごしてくださいね。 |
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