卒業式の準備は整いました。
　明日、大好きな３年生とともに過ごす時間を後輩たちも、教職員も心待ちにしています。

　最高の姿で、最幸のときを！

　３年生にとって、中学校生活最後を過ごす校舎。先輩たちが歩く場所は、隅々までぴかぴかにするぞ！
　そんな意気込みが聞こえてきそうなほど、時間いっぱいまで清掃に取り組む１年生たち。その一生懸命な姿に、心があたたかくなりました。

　２年生、１年生それぞれに、自分たちの目標だった３年生に感謝の想いを刻む準備の様子でした。

　豊南中生、かっこいいぞ！

　３年生の教室も、３年生を迎える準備があったかく整いました。

　「先輩たち、喜んでくれるかな」
　先輩たちの笑顔を思い浮かべて、作業する手もはかどります。

　教室内もどんどんすてきに飾りつけられていきます。

　会場も２年生のおかげで、最高の舞台が整いました。

　午後、卒業式の会場となる体育館はもちろんのこと、３年生教室や廊下等、３年生が気持ちよく明日を過ごせるように、準備を進める１・２年生の姿が学校中にみちあふれていました。

　１・２年生の想いはひとつ。
　「先輩がもっとも輝く日にするために、自分たちにできることを精一杯やりきる」

　思えば、今日の最後の卒業式練習の場でも、一つ一つの所作に対して、１・２年生の心意気を強く感じました。拍手をする場面では、２年主任の「感じるんだよ」との投げかけに、その場に先輩たちがいるかのように、心をこめて拍手を続ける姿。この姿が、本当に愛おしく感じました。

　「先輩たちのために」
　３年生は、こんなにもすてきな後輩たちに慕われていることを誇りに思ってほしい、そう感じます。

　最後の給食も、みんないい笑顔を見せてくれました。

　「給食、おいし〜い！！」

　そして、Very＆Niceな生徒会長と学年主任との「豊南中で愛を叫ぶ！」スペシャルコラボのお昼の放送もありました。放送委員も、生徒会長が放送室に入ってくるとうれしそうです。その人柄で豊南中生を魅了した生徒会長、最後の放送もVery＆Niceでした！

　みんな、おいしく、楽しく最後の給食の時間を過ごしました。

　とうとう最後の給食の時間です。
　今日は、卒業お祝い献立。いつもどおり、おかわりじゃんけんで盛り上がる学級もありました。
　この仲間と一緒に食べるから、よりおいしく感じる給食です。

　「いただきます」「ごちそうさま」も９年間分の感謝の想いをこめて。

　１年間、自分たちの学級が自分たちらしくあるために、大切にしてきた級訓。学級のみんなの想いがいっぱいつまっています。

　３年間積み上げた時間、想いがあるからこそ、今、互いの想いを強くわかりあえる。
　３年生は、今日もそんな大切な一日を過ごしました。

　３年間にわたる学年通信の執筆もこれで終わりです。大好きな３年生を思い浮かべながら通算で１３８号、たいしたもんですね。でも、「書きたい！」「伝えたい！」と思わせてくれたのは３年生でした。今までご愛読、本当にありがとうございました。
　さぁ明日は卒業式です。きっと感動的な式になるでしょう。私もたくさん泣くと思います。前が見えなくて誰かとぶつかってしまったらごめんなさい。

【3月5日発行】3年生学年通信　第47号

　学年通信もラストスパート、金、月、火（明日）と３連発です。今日は全校予行練習と最後の学年集会がありました。金曜日に高めた心の温度をさらに高める一日になりました。明日は最後の給食を食べて、早く下校します。天気予報、ちょっと変わってきたのかな？？

【3月4日発行】3年生学年通信　第46号

　今日は、謝恩会、同窓会入会式、予行練習、午後には最後の学年集会が行われました。
　予行練習の冒頭、生徒会長が、後輩に、仲間に熱く語りかける場面がありました。

　「１・２年生のみんな、僕たちの姿をしっかり目に焼き付けてね」

　「３年生のみんな、返事の声。やってやろう！恥ずかしがるときじゃない。」

　生徒会長は、自分の呼名の返事の姿で、その後ろ姿、体育館中に響き渡る「はい」という言葉に魂をこめて、仲間に示しています。

　わずか二音に込められる、最も短く、心揺さぶられる卒業生一人一人からのメッセージ。３月６日そのとき、保護者に、教職員に、後輩に、そして仲間たちに、その想いが届きます。

　卒業式内での校旗入場で役割のある２年生が、朝から練習に励んでいます。今日の予行練習でも、練習の成果をしっかりと発揮していました。その姿、頼もしいです。

　１・２年生の昇降口に向かう廊下に、３年生からの後輩たちへ感謝の想いを綴るメッセージが掲示されています。巣立ちの会後、あふれ出る想いを３年生一人一人が自分の言葉で綴ったものです。

　１・２年生が先輩を想い、巣立ちの会に向けてさまざまな準備を進め、その集大成として全校で忘れらないときを共有した３月１日。１・２年生が先輩のために、一生懸命に心をこめて行うことは、大きな大きな想いとなって、３年生を包み込みました。３年生にとっては、自分たちも積み重ねてきた想い。その想いが、しっかりと後輩たちへと受け継がれ、自分たちにこうして巡り、届くことの幸せをかみしめたに違いありません。

　想いはめぐり、新たな想いを紡ぎ出す。

　３月６日、最幸の日はもうすぐそこに。
　豊南中生が、それぞれの想いを自分たちで高め合い、互いの想いに包まれる日・・・。

　会場を後にする３年生の表情は、どの顔も晴れ晴れとしていました。

　こんなにすてきな会をつくってくれる後輩たちの先輩でいられて幸せ。本当にありがとう。

　最後尾で深々と頭を下げる３年生の姿は、３年生全員のそんなあふれるほどの想いを代弁しているかのような、心に刻まれる姿でした。


　そして、２名の３年生が体育館に戻ってきます。
　後輩たちに伝える感謝の想い。自分の言葉で語るその姿。
　また、その姿を見つめる１・２年生のまなざし。

　心動かされる、記憶に刻まれる、３月１日となりました。

　巣立ちの会を盛り上げるため、会場装飾、校舎装飾、そして先輩への手作りマスコットのプレゼントと工夫をこらした１・２年生がいます。それぞれの担当リーダーが、自分たちの想いを３年生に伝えます。

　そして、最後は、１・２年生全員からの呼びかけの贈り物。

　頼もしくて、かっこよくて、憧れの存在だった３年生に

　感謝とこれからの豊南中を自分たちがつくっていく覚悟の想いをこめて届けたメッセージ。

　体育館中に、後輩たちの声が熱く、優しく、あったかく響き渡ります。

　そして、先輩の心へも・・・。

　７クラスがそれぞれに、そのときのことが、そのときに抱いた思いが心に浮かぶ、唯一無二の詩でした。