特別な一週間が終わりました。今日の巣立ちの会は全校生徒がひとつになった本当に素敵な時間になりました。１・２年生のみんなや先生方に心の底から感謝したいと思います。ありがとうございました。
　卒業式練習では、この時期ならではの場面が見られます。「このまま終わってしまうのは嫌だ！」「みんなの気持ちをひとつにしよう！」「そんなので伝わるのか！！」…。生徒からも先生からも熱い言葉が飛び交います。木・金で３年生は自分たちの意志で大きく動く始めたように見えます。来週、また会えるのが楽しみです。

【3月1日発行】3年生学年通信　第45号

　今日の日をお世話になった先輩たちにとって特別の、忘れられない時間にしたいとこれまで準備を進めてきた１・２年生の後輩たち。
　体育館に集う誰しもが、巣立ちの会という時間を共に過ごすことができる幸せをかみしめながら、午後を一緒に過ごしました。

　その様子はまた改めて紹介します。
　今日は、ぜひ巣立ちの会の余韻を楽しんでください。

　すてきな時間を自分たちで紡ぐことができる豊南中生を誇らしく感じる３月のスタートでした。

　３年生の掲示板に、３年間をともに過ごした仲間への感謝のメッセージが綴られています。日に日に、掲示されるカードは増え続けています。

　その一言一言が、これまで３年生が歩んできた３年間を物語っているようです。

　体育館左手には、３年間を象徴する場面のモザイク画が飾られました。
　そして、体育館の壁面をぐるっと囲むように、未来へ向けて飛び立つ躍動感あふれる鳥が掲示されています。

　さあ、いよいよ今日の午後は、巣立ちの会。

　１・２年生の総力を結集して、大好きな先輩たちへ感謝の想いを届けるときです。

　体育館にも装飾で華やかさをそえています。

　まず、体育館右手には級訓のデザイン画です。

　こちらは、天井飾りに、今年度初めて登場した階段壁面飾り。各学級の級訓をイメージし、先頭は学年主任です！

　また、教室の３年生の机には、今日の巣立ちの会の招待状とともに、学級を表す手作りマスコットが贈られました。

　そして、３年生フロアや体育館に続く廊下には、３年生の思い出写真が飾られています。

　巣立ちの会、卒業式に向けて、１・２年生が心をこめて制作していきた装飾が、今、校舎中を美しく彩っています。すべては、「３年生のために」。

　こちらは、昇降口の飾り、階段装飾です。

　「あっ、これは豊南の門だ」

　３年生は、下からうれしそうに絵柄を眺めていました。

　すてきな笑顔です！

　今朝、登校してくる３年生を迎えたのは、１・２年生が先輩を想って準備した多くの「ありがとう」を表す飾りやプレゼントでした。

　階段を上がるとき、廊下を歩くとき、プレゼントを手にとるとき。
　
　３年生の表情は喜びに満ちあふれていました。

　とうとう３月を迎えてしまいました。
　今日は、友とどのような「とき」を刻むことができたでしょうか。
　

　今朝、体育館から３年生の歌声が聞こえてきました。卒業の歌をもっともっと自分たちの納得いくものにしたいと始まった自主練習。一人また一人と体育館に集まっていく３年生です。
　「誰かが歌う」ではなく、「自分が歌う」「この仲間と歌う」からこそ、自分たちらしい歌声になる。３年生は、そう感じながら、まだまだ自分たちの歌声、合唱に満足することはありません。
　卒業のそのとき、今葛藤しながらも練習に向かう３年生の満足いく歌声が、そこに集うすべての人を包み込むことを願っています。

　儀式的行事で学校の顔として、校旗を掲げ、校歌を伴奏する旗手とピアニストがいよいよ３年生から２年生へと引き継がれました。旗手やピアニストは４人ですが、学校を支え、守り、引っ張り、新たな風を吹かす学年としての気概は、３年生全員から２年生全員へと引き継がれる、そんな時間となりました。
　誇りは覚悟をもって受け継ぐもの。３年生から２年生へのバトンは、心と心がつなぐ熱い想いをなって、これから続いていきます。

（写真上）豊田市書き初め展　特選を受賞した３年生

（写真中）同　秀逸を受賞した３年生

（写真下）同　入選した３年生代表生徒

　次に、３年生の豊南賞の表彰です。学校生活の中で前向きな姿勢を持ち続け、活躍した生徒４名に授与されました。

　続いて、各種コンクールで優秀な成績を収めた３年生が表彰されました。

（写真上）豊南賞を受賞した３年生

（写真下）赤い羽根作品コーンクールで優秀な成績を収めた３年生

　まずはじめに、１年間地域の様々なボランティア活動に意欲的に参加し、地域の方と一緒に自分にできることを、自分のできるときに取り組み続けた２・３年生が、ボランティア表彰を受けました。豊南コミュニティ会議の会長から一人一人賞状が渡されました。３年生は、卒業後も、ぜひ自分のできることでこの豊南学区の一員として、地域を支えるかけがえのない一人として活躍を続けてほしいですね。

　続いて、３年間にわたり他の生徒の模範として、様々な分野で活躍した３年生に豊南ローズ賞が授与されました。

（写真上）３年生ボランティア表彰

（写真中）２年生ボランティア表彰

（写真下）豊南ローズ賞を受賞した３年生

　いよいよ３月を迎えます。
　今、この一瞬一瞬を全力で楽しみ、愛おしみ、心に刻んでいる３年生です。

　給食の時間に、栄養教諭が３年生の教室で「最後の授業」を行っています。
　義務教育期間中、当たり前のように食べていた給食。その給食をとおして、「食べることは生きること」をメッセージとして、様々なことを伝えてきた栄養教諭。卒業を迎える３年生に、これからも大切にしたい食と健康について優しく語りかけます。

　体育館に全校の歌声が響き合います。
　コロナを経て、今年度の卒業式は４年ぶりに卒業生を在校生全員で送り出します。全校で歌う「卒業の歌」も豊南中に戻ってきました。
　後輩と先輩が、それぞれの想いをのせて一緒に歌声を重ねます。その姿は、心奮える光景でした。まだ練習ではありますが、「今、このときを豊南中という学び舎で同じときを過ごす豊南中生として歌い合える」喜びは、練習であっても、貴重な響きあいです。

　そんな一生懸命な１年生は、学年行事で互いに誓いを立てたとおり、すてきな先輩になるために、学年としてさらに成長していくために、今の日常の当たり前を当たり前に意識して行動していくことにも力を入れています。

　１年生の卒業の歌練習の声が、毎朝校舎中に響きあっています。日を重ねるごとに、歌声に想いがのってきていることが伝わります。
　先輩たちは、こんなに一生懸命な後輩たちに慕われているのです。