授業力向上3年英語科
「授業力向上WEEK」として、5月25日(水)の6時間目、27日(金)5時間目には、3年3組で教科担任が英語の授業を行いました。
英語では、継続して、基本文マスタープリントを使ったドリル学習を行い、語彙や文法などの基本的な内容の定着を図るようにしています。また、文法の内容の定着を図るために、まず自分で説明できるようにして、それを班内で話し、さらに学級の代表生徒の説明を聞く流れで、繰り返し文法法則に触れられるようにしています。 この授業では、現在完了形の継続用法を活用して「ずっと好きなことや、これまで取り組んできたこと」について、自分の意見を英語で伝えることに取り組みました。 まず、自分で考えをまとめる時間をとり、意見を書き出し、次に、自分が使える英単語を組み合わせて表現しました。表現の仕方などについての質問に対して、教師は、すぐに答えを教えるのではなく、ヒントを与え、生徒が考えて表現を創り出す力を育てるようにしていました。そして、ペアやグループでの発表を通して、生徒たちは、友達の嗜好や趣味に気づける意見交流の良さを感じることができました。 学習指導要領では、互いの考えや気持ちを伝え合う対話的な言語活動が一層重視されています。そこで、架空の誰かになりきって何かを表現するだけでなく、自分が本当に考えていることや気持ちを表現する場を努めて設定しています。そのために、まず、日本語で自分の考えをもち、他者に伝える活動を取り入れたり、教師自身が英語を使用して自分のことを表現したりしています。今後も、実際のコミュニケーションを目的として、英語を使える力を育てていきます。 |
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