授業力向上2年家庭科
教職員の「授業力向上WEEK」として、5月27日(金)の1時間目には、2年3組で教科担任が技術・家庭科(家庭分野)の授業を行いました。
技術・家庭科では、日常生活の中から課題を設定し、解決していく力を育てることを重視しています。 この授業では、「管理栄養士になって条件に合う献立を考えよう」という課題に取り組みます。まず、朝食の献立の例をもとに、「食品群別摂取量のめやす」を意識して一日の献立を作成する手順を知ります。次に、示した条件に合うよう主食や主菜、副菜などを決めて、献立を作成していきます。その際、学習用タブレットを活用します。「高齢者向け・ヘルシー和食」や、「記憶力を高める食事」などの対象の願いや希望に応じたキーワードで検索します。さらに、献立を見直し、「2群(牛乳・小魚・海藻)」や「3群(緑黄色野菜)」が不足しがちであることに気づき、それを補うためにどんな食品や料理を取り入れたらよいかを考えます。2群の不足していた献立にわかめの味噌汁を加えたり、牛乳を飲むようにしたりしていました。また、3群を補うために、「ほうれん草のお浸し」を加えることにして、その調理方法をタブレットで調べる生徒もいました。 最後に、自分が考えた献立を隣同士や班で話し合い、友達の作品の良さに感心したり、自分の改善すべき点について気付いたりしていました。 献立作りで学んだことを、今後の家庭生活の中での自分の食事や食品の選択に生かせるようにしていきます。 |
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