授業力向上1年美術科

 職員の「授業力向上WEEK」として、5月26日(木)の1時間目には、1年3組で教科担任が美術科の授業を行いました。
美術科では、表現や鑑賞の活動を通して、造形的な見方、考え方を働かせ、生活や社会の中の美術や美術文化と豊かに関わる資質・能力を育成することを目標としています。
 この授業では、「なりきって考える」という題材で、ロダンの考える人の彫刻作品を取り上げ、鑑賞の活動を行いました。学習課題である「楽しく作品の世界にふれられるように、『考える人』になりきって考える」ようにしました。教師がパワーポイントで示した作品を見て、生徒全員がポーズを真似ます。基本的には自由に発想してよいこととしますが、作品の趣旨から離れないように気をつけます。例えば、作品のどこに注目したかなど発想の根拠をもとに意見がもてるように教師が助言をしていきます。
 生徒たちは、「肘を足につけて、顎を乗せている様子から、深く考えている様子を表していると思う」「人生とはとか、これからの世界はどうなるのだろうなどと考えていると思う」などの意見が出されました。意見は、まず、班で発表し、次に全体で意見発表の場をもち、意見交流しました。学校に一人しかいない美術の授業者と、家庭科や音楽の教員がペアとなって、参観・記録し、授業内容の振り返りを行いました。参観した教師から「グループでの対話のあと、ある生徒が『僕、もう一度ポーズを取って考えてみます』と発言していて、グループでの対話から、自分の考えを見つめなおし、もう一度考えるとい過程は深い学びにつながると思う」などの感想が聞かれました。教師も学び合っています。

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