授業力向上3年国語科

 教職員の「授業力向上WEEK」として、5月26日(木)の2時間目には、3年2組で教科担任が国語科の授業を行いました。
 3年生の国語科では、毎週3時間ある授業のはじめに帯学習として、「スキル学習」と呼ぶ「文法」、「話し合い」、「質問力」のスキルアップにローテーションで取り組んでいます。
 この授業では、山極寿一さんの「作られた『物語』を超えて」の「文章の構成を捉えよう」を学習課題にしています。論説文と言われる説明的な文章の全体の構成を把握して、論理や物語の展開の仕方を捉える力を高めることを目指しています。そのために、まず、論説文は「序論」「本論」「結論」で構成されていることを知り、各自が12の段落をどう区切って3つに分けるかを考えます。そして、その分け方について、「どこに注目して考えたのか」を合わせて班で意見を交流し、適切な区切り方について考えを深めていきます。
 構成についてまとめた後、「論説を読む意義」についても考えました。本文の「ゴリラのドラミング」が、凶暴なイメージと誤解され、乱獲の引き金になったことを指摘する内容を読み取り、「理」に基づいて書かれた「論説文」を読むことで、理解した内容を、これまので知識や経験と結び付けて、自分の考えを広げたり深めたりすることができるようなることにも触れました。
 国語科は、学習指導要領では、「伝え合う力を高め、自分の思いや考えを広げたり深めたりすることができるようにする」ことが目標の1つにあげられています。また、本校も「自らの考えや思いを分かりやすく伝えること」を教育目標のはじめにあげて、あらゆる活動を通して育てていきたいと考えています。

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