授業力向上1年理科

 教職員の「授業力向上WEEK」として、5月26日(木)の3時間目には、1年2組で教科担任が理科の授業を行いました。
学習指導要領では、理科は、自然の事物・現象に関わり、理科の見方・考え方を働かせ、見通しをもって観察や実験等を行うことを通して、科学的に探究するために必要な資質・能力を育てることを目標としています。そのために自然の事物・現象について理解を深め、科学的に探究するために必要な基本的な技能を身に付け、探究する力や態度を養うようにしています。
 この授業は、「生物の世界 動物のなかま」の単元で、「脊椎動物 体のつくりと食物」の内容です。「草食動物と肉食動物の体のつくりと食物の間には、どのような関連があるのだろうか」を考えます。まず、草食動物と肉食動物の体の目、歯、爪などの各部位の拡大写真を元に観察し、比較します。すると、「草食動物の目は顔の横に、肉食動物の目は前についている」などの気づきが生まれます。次に、「体のつくりと食べ物との関係」に着目して、理由を考えます。「草食動物は、肉食動物が近づいてきたか気付けるように周りがよく見える目の位置になっている」などの意見が出されます。意見は班ごとに少人数で発表し、他の意見を聞いて練り直して、ホワイトボードに記録していきます。さらに、各班の意見を発表し、学級で意見交流し、まとめていきます。最後に、教師と共に、鉛筆を手にもって広げる体験をして、肉食動物と同じように、顔の前についている人間の目では、鉛筆がどこまで見られるかを試した上で、「草食動物は、真後ろ以外ほぼ見ることができる」ことを資料で確かめ、驚きをもって違いを体感していました。

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6/8 眼科検診(1・2年)
6/10 耳鼻科検診(1年)
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