３月３日（金）、第７５回卒業式を行いました。
　感染症防止のため、在校生は送辞や国歌・校歌のピアノ伴奏などの代表生徒のみといたしました。代わって、メッセージを校内に掲示したり、校舎窓から垂れ幕を飾ったりして、思いを伝えました。来賓も代表の方のみのご臨席とさせていただきました。
　卒業生入場の後、一人一人が凛とした表情で卒業証書を受け取りました。
　校長式辞では、３年生が日常生活中の友達との語らいや学級活動、授業など当たり前に思えるときを大切にし、学校生活を素晴らしいものにすることができたことを讃えました。
　在校生の「お別れの言葉」では、先輩の部活動や体育祭のソーラン節などの取組の姿から、団結力、企画力、行動力を学んだことへの感謝を述べました。そして、伝統を受け継ぎ、よい松平中にしていくことを力強く誓いました。
　卒業生の答辞では、３年間を振り返り、小規模な小学校との違いに感じた不安がクラスで過ごす日々を重ねてほぐれてきた１年生、部活動や「３年生を送る会」などの取組を通して成長した２年生、体育祭を仲間と知恵を出し合い本気でやりきった３年生の、それぞれの思い出を語りました。そして、友達や家族、先生への感謝の思いと、新しい未来へ歩んでいく決意を伝えました。
　教室での学級活動の様子は、密を避けるため、保護者のみなさまには、前半・後半に分けてご覧いただきました。体育館での待機中には、「３年生を送る会」の動画を視聴していただきました。
　卒業生は、みな、晴れやかな笑顔で、中学校を巣立ちました。
　子どもたちを温かく見守ってくださった地域・保護者のみなさまのおかげで、子どもたちが立派に成長し、門出の日を迎えることができました。心から感謝いたします。