【第67回卒業生63】熱く・優しく・あったかく!!
今、薔薇園では、次々と薔薇の新芽が芽吹いています。新たに大輪の花を咲かせるために、1本1本、株の特徴を見極めながらの冬の大選定、生育を支える土壌づくり等、実に多くの手間と思いが込められているからこその今の芽吹きです。
そして、忘れてはいけないのは、卒業生が続けたきた朝のボランティア活動での草取りを、後輩たちがしっかりと受け継ぎ、毎朝手入れを続けています。 花開くまでの世話。開いてからも美しく咲き続けるまでの日々の手入れ。言葉では表現できないほどの努力が、凛として咲き誇る薔薇を生み出していきます。そして、それを支える多くの人たちの「手」と「心」が込められていることを尊く感じます。 人の成長も、薔薇の営みと同じではないでしょうか。その人の努力、努力の積み上げ、そしてその苦難に勝ったときに到達できるもの、獲得できるものが必ずある。卒業生もこの豊南中学校で過ごした3年間で、このことを自分自身でつかんできました。豊南中の象徴としてあり続ける薔薇が、そうした想いとともに、卒業生のみなさんの心にいつまでも色あせないものとして残り、咲き続けていくでしょう。 さあ、第67回卒業生のみなさん。あなた自身の薔薇(そうび)の心をこれからも大切に、あなたにしか歩めない、あなたらしい道を進んでいってください。 母校である豊南中学校から、そんなみなさんの輝く姿をこれからも応援しています。 |
|