今、何かと話題の「チャットGPT」についてです!
先週の夜の報道番組でも、チャットGPTの特集をしていました。
国会議員の答弁書を作成するのに、チャットGPTを使うことはできないものかを論点に議論していました。
議員の質問に対して、過去の同様の答弁資料の中から 使える部分を検索するのには、随分効率がよくなるようです。
大学の講義では、チャットGPTを使ったうえで、自分の主張を意見文としてまとめ直し、交流をしているそうです。
大手の会社では、業務の効率化を図るために、早速利用しているところもあるそうです。
文部科学省は、今話題のAI(人工知能)を使った対話型ソフト、チヤットGPTについて、2023年度内に学校現場での取り扱いの指針を出すことを発表しました。
この対話型ソフト、チャットGPTは、ネット上の膨大なデータをもとにして、質問者の質問(テキスト、文言)を投げかけると それに応じた回答をしてくれるAlサービスのことです。
学校現場で言えば、例えば、国語の授業で読書感想文を書くとき、本の題名や作者などを入力すると、人間にとても近い自然な文章が 瞬時に完成し返ってきます。
ひと昔前では考えられないことです。
一方で、子どもたちの思考力や書く力が身に付かず、教師も作品を評価しづらくなるのではないかという懸念も指摘されています。
デジタル・シティズンシップ教育がスタートし、そのねらいや具現化との整合性も十分に図っていく必要がありそうです。
義務教育の学校には まだ関係ないと思われがちですが、ICT化は急速に進んでおり、学校現場へ介入してくるのもそんなに遠くないと思われます。
国や世論の 今後の動向に注目していきたいと思います。
↓ 昨年度の4年生 外国語活動の時間より ↓