授業力向上1年数学科
教職員の「授業力向上WEEK」として、5月25日(水)の2時間目には、1年3組で教科担任が数学科の授業を行いました。
学習指導要領において、数学科では、基礎的・基本的な知識・技能を確実に習得し、数学的な思考力、判断力、表現力等を育み、数学的に考える資質・能力を育成します。また、数学的な見方、考え方を働かせ、数学的活動を通して、数量や図形等に関する基礎的な概念や原理・法則について理解を深め、数学的な表現の仕方を習得し、事象を数理的に考察し表現する能力を高めることを目標としています。 授業の初めには、隣同士で、小学校の九九の暗唱のように簡単な問題を声に出して解く「音声計算」を行ったり、習った語句を説明し合ったりして、基礎的な学力力の定着を図るようにしています。 この授業は、正の数、負の数を利用の単元で、仮平均を使って平均を求める良さに気づき、その計算が正しくできることが課題です。 1週間の売り上げの仮平均を150個とし、実際の各曜日の売り上げ数を、+−いくつで表したものをもとに計算をしました。実際の数を全て加算するこれまでの計算方法と比べて、効率的に計算できる良さを、驚きをもって実感しました。 学習は、班で意見を交流させたり教え合ったりして、教師は巡回して助言していました。 学習指導要領に基づいて、数学においても、説明し、伝え合う機会を意図的に設け、お互いの考えをよりよいものに高めたり、一人では気づくことができなかった方法を見出したりすることを、一層大切にするようにしています。 授業力向上2年音楽科
教職員の「授業力向上WEEK」として、教科ごとに教員が授業を見合い、研修しています。
5月24日(火)の2時間目には、2年3組で教科担任が音楽科の授業を行いました。 音楽科は、学習指導要領では、表現及び鑑賞の幅広い活動を通して、音楽的な見方、考え方を働かせ、生活や社会の中の音楽文化と豊かに関わる資質・能力を育成することを目標にしています。この目標を実現するために、生徒が思いや意図をもって実現したり、味わって聴いたりするなど、一人一人が感性を豊かに働かせながら、主体的に活動に取り組む態度を大切にし、楽しい音楽活動を展開します。 この授業では、リコーダーの演奏や合唱で、互いの音、声を聴き合い、曲に合った表現を創ることを学習課題にしています。生徒たちは、初めに、教師のお手本を見て、楽譜の読み方や指づかい、発声の仕方など基本的な技法を確認しました。次に、個人やパートリーダーを中心とした練習し、音を聴き合い、曲想のつけ方についての意見を出し合いました。そして、各チームの演奏を聴き、よかった点を自分の音色に取り入れようと試みていました。最後には、1時間の成長が音色になって表れていました。 現在も、合唱やリコーダー演奏などについては、小グループでのパート練習や間隔をとっての演奏などを中心に、感染対策を講じて行っています。今後も、安全と学習の保障を両立できるように工夫していきます。 |
|